iPod touchや、iPhone、iPad(以下、まとめてiOSデバイスという)では、メールアカウントを設定することによって、どこでも、設定したメールアドレスで、メールの送受信ができます。メールの送受信を行うためには、使用するiOSに最初だけアカウントの設定をします。その後は、パソコンのメール操作と同様に、メールの送受信をする時にはメールを起動して、受信したメールを読む、作成したメールの送信を行うなどの任意の操作で使うことができます。
1. アカウントの設定
- 手順1.ホーム画面から、「設定」をスプリットタップまたはダブルタップします。「設定」アプリケーションが開きます。
- 手順2.「メール/連絡先/カレンダー」をスプリットタップまたはダブルタップします。「メール/連絡先/カレンダー」が開きます。
- 手順3.「アカウントの追加」を探し、スプリットタップまたはダブルタップします。対応するアカウント(ヤフーメールを受信したいなら「ヤフーアカウント」)をスプリットタップまたはダブルタップします。対応するアカウントの設定画面が開きます。
- 手順4.画面に従い、名前、メール、パスワードなどの必要事項を入力します(各アカウントにより必要事項が違います)。アカウントの追加を完了させます。
- 手順5.アカウントの追加を完了させた後は、署名や、メール受信の設定など、細かい設定をすることもできます。
2. メールを起動する
メールは、ホーム画面のどのページでも、画面下の方に表示されています。
- 手順1.「メール」に指を合わせ、スプリットタップまたはダブルタップします。
- 手順2.「メール」アプリケーションが開きます。
- 手順3.メールの一覧の中から見たいメールを人差し指で探し、スプリットタップまたはダブルタップします。見たいメールが開きます。
- 手順4.なお、送信メールを見たい場合は、「メールボックス 戻る」をスプリットタップまたはダブルタップします。一度前画面に戻ってから、一覧の中から送信済みボックスを探します。ゴミ箱や、迷惑メールフォルダの中を見たい時も、同じ操作をすることで読むことができます。
3. 受信メールの操作
メールを起動した後、受信メールの一覧が表示されているとします。その時に、「未開封」と読み上げるものは、未読のメールを表しています。メールは、差出人、件名、メールを受信した簡単な日付、本文の一部の順番で読み上げられます。
その他、メールの詳細画面でできる機能について、次の手順で行います。
- 手順1. 一覧画面にて、対応のメールをスプリットタップまたはダブルタップして、メールの詳細画面を開きます。
- 手順2.メールの詳細画面では、差出人や日付、件名や本文が縦に並び、本文の下に、左から、「メッセージをマーク」、「移動」、「削除」、「返信」、「新規作成」の順番で、メールの操作を行うためのボタンが並んでいます。各ボタンの操作を行うには、各ボタンをスプリットタップまたはダブルタップをして実行します。
以下は、各ボタンの説明です。
- メッセージをマーク
- 「メッセージをマーク」ボタンを実行すると、警告が表示されます。そのメールにたいして、フラグをつけるか、未開封のままにしておくのか、選択をすることができます。
- 移動
- 「移動」ボタンを実行すると、選択メールを受信ボックス以外のボックスに移動することができます。また、移動先によって、その後、同一の宛先から受信したメールに対するiOSの対応が変化します。
- 削除
- 「削除」ボタンを実行すると、詳細画面のメールはゴミ箱に移動します(設定によっては、確認メッセージが表示されます)。
- また、受信メールの一覧画面にて、ローターを「アクション」に設定していた場合、メールに一度触れてから上下にスワイプすることによって、一覧画面からメールを直接ゴミ箱に送ることができます。
- 返信
- 「返信」ボタンを実行すると、警告が表示されます。メールに返信するのか、メールを転送するのか、印刷するのかを選択することができます。
- 返信と転送について、各ボタンを実行した後は、返信または転送するメール本文が表示されます。メール本文の最先頭にカーソルが表示されているので、画面下の方に表示されているキーボードで、そのまま本文を入力します。
- 新規作成
- 新規作成は、「4.メールの送信」を参照してください。
4. メールの送信
メールの送信画面は、「新規作成」や、「返信」・「転送」などの操作で出すことができます。メールの送信は、宛先と件名と本文を入力することによって、「送信」ボタンが押せるようになります。iPodtouch4の場合、そのいずれかが未記入の場合、「送信」ボタンは無効の状態となるようです。
また、宛先はアドレス帳から入力することも可能です。宛先を複数指定したり、ccやbccを追加したりすることもできます。メールの本文の下の方には、初期設定されている署名または、あらかじめ設定しておいた署名がつねに書かれています。そして、返信や転送の場合は、それに加えて、元のメールの引用が入っています。
新規作成の操作は、次の9ステップの手順です。
- 手順1.「新規作成」に指を合わせ、スプリットタップまたはダブルタップします。
- 手順2.新規メッセージの画面が表示されます。
- 手順3.メールの送信先を指定します。人差し指で右や左にフリックして、「宛先テキストフィールド」または「連絡先を追加」を探します。このどちらの操作でもメールの送信先を指定できます。
- 手順4.「宛先テキストフィールド」では、送信先のメールアドレスを画面下の方に表示されているキーボードで入力します。「連絡先を追加」を実行する場合は、メールの送信先をアドレス帳からスプリットタップまたはダブルタップで選択して指定することができます。
- 手順5.人差し指で右や左にフリックして「件名テキストフィールド」を探します。そこでスプリットタップまたはダブルタップ後に、件名をキーボード入力します。
- 手順6.件名の入力後、画面下の方に表示されているキーボードの「改行」ボタンをスプリットタップまたはダブルタップします。
- 手順7.「メッセージ本文」に文字を入力するためのカーソルが移動します。画面下の方に表示されているキーボードでメッセージ本文を入力します。
- 手順8.人差し指で右や左にフリックして「送信」ボタンを探します。そこでスプリットタップまたはダブルタップします。
- 手順9.送信完了後に、メールボックス画面に自動的に戻ります。