職業訓練における音声ユーザーへの指導のポイント 視覚障害者パソコンアシストネットワーク 北神 あきら 1. 画面読み上げソフト(スクリーンリーダー)選定のポイント ① ソフトウェアごとの特徴を知る。 ② 選定の基準は、ユーザーが使用するアプリケーションの種類(社内システムを含む)。 ③ 「万能な画面読み上げソフト」はないことを知る。 ④ 職場では、PC-Talker 、JAWS に加え、NVDA の利用も進んでいる。 2. キーボードと画面読み上げソフトでの操作指導のポイント ① 指導者は複数の画面読み上げソフトの操作に精通していることが望まれる。 ② 画面読み上げソフトの特徴を伝える。 ③ 画面読み上げソフトの「可能性」と「限界」を伝える。 ④ 弱視者に画面読み上げソフトの利用を勧めるタイミングについて、考慮が必要。 ⑤ 大切な画面のレイアウト把握。 ⑥ 画面表示と、それをどう読み上げるかを伝える。 ⑦ 避けたい、ショートカットキーやアクセスキーのみでの指導。 3. 演習 (1) 画面読み上げソフトの違いを知る(PC-Talker とNVDA を例に) ① Office のリボンの読み上げ ② PC-Talker の「KSD オフィスメニュー」 ③ ダイアログボックス、作業ウィンドウの読み上げ (2) Word での画像操作 ① 画像の選択 ② サイズと位置の調整 ▼ 画像の操作に関する詳しい手順は以下をご覧ください。 http://span.jp/office2013_manual/word2013/graphic/gazunosounyu.html (3) Excel でのグラフ操作 ① グラフの選択 ② グラフの読み上げ ▼ グラフの操作に関する詳しい手順は以下をご覧ください。 http://span.jp/office2013_manual/excel2013/graph/make -graph.html http://span.jp/office2013_manual/excel2013/graph/process -delete -graph.html その他の手順の詳細については、以下のSPAN のOffice 201 3キー操作マニュアルをご覧ください。 http://span.jp/office201 3_manual/top.html --1/1--