Excel 2013 セル範囲に名前をつける

  1. 名前の定義
  2. 名前の利用
  3. 名前の削除

サンプルデータname_es.xlsx「セル範囲に名前をつける(演習).xlsx」を開きます。

名前の定義

セル範囲に名前を付けて数式の中で使用することができます。
ここでは、サンプルデータの「受講表」の空欄の項目に別表の「コース表」をVLOOKUP関数で参照して、表示させます。
その際、VLOOKUP関数の参照範囲に名前をつけておきます。

【ワンポイント】 上記のような、リスト形式のデータを一度に選択する場合、まずShift + Ctrl + 右方向 キーで4列をまとめて選択し、次にShift + Ctrl + 下方向 キーで10行をまとめて選択すると便利です。

* アクセスキー: Alt M M D

「名前の定義」のダイアログ ボックス

名前の利用

上記で設定した名前「コース表」を利用して受講表の「受講コース」、「受講回数」、「受講料」のそれぞれの項目をVLOOKUP関数を使用して表示させます。

(1) 「受講コース」の表示

まず「受講コース」から表示させます。

* アクセスキー: Alt M F

* ショートカットキー 「関数の挿入」ダイアログ ボックスを開く: Shift + F3 キー

(注1) C列は「コード」なので、この値で検索するという意味です。

(注2) 列を絶対参照にするのは、この数式をほかのセルで利用するためです。

【ワンポイント】 絶対参照の指定をする際、F4 キーを 1 回押すと「$C$6」となり、行と列が固定されます。2 回押すと「C$6」となり行が固定されます。3 回押すと「$C6」となり列が固定されます。4 回押すと「C6」となり絶対参照は解除されます。

「VLOOKUP関数」入力のウィンドウ

(2) 「受講回数」「受講料」の入力

次に「受講回数」、「受講料」も表示させます。
その際、上記で入力した数式を利用します。

VLOOKUP関数により値が入力された結果

名前の削除

セル範囲につけた名前を削除する手順は以下の通りです。
ここではセルA4からG4の範囲につけられた「見出し」という名前を削除します。

* アクセスキー: Alt M N

「名前の管理」のダイアログ ボックス

操作の結果はサンプルデータname_kk.xlsx「セル範囲に名前をつける(結果).xlsx」をご覧ください。