Excel 2013 データの分割・結合

  1. 1つのセルの内容を複数のセルに分割する
  2. 数値を日付形式に変換する
  3. 複数のセルの内容を1つのセルに結合する

Excelでは、1つのセルのデータを複数のセルに分割したり、数値列に区切り記号を付けて日付形式に変換したりすることができます。
また、複数のセルに入力されているデータを1つのセルにまとめることもできます。

サンプルデータdivide-unite_es.xlsx「データの分割・結合(演習).xlsx」を開きます。

1つのセルの内容を複数のセルに分割する

例えば、名前の「姓」と「名」が1つのセルに入力されている場合、以下の手順で姓と名を別々のセルに分割することができます。
ただ、条件としては、姓と名の間にスペースなどの区切り文字があることが必要です。
ここではサンプルデータのシート「データの分割」のセルA6からA11までのデータを「姓」と「名」に分割して、セルD6からE11までに表示します。
シート「データの分割」を選択します。

* アクセスキー: Alt A E

【ワンポイント】 もし「すでにデータがありますが置き換えますか?」のメッセージが表示された場合はEnter キーを押します。

   「区切り位置指定ウィザード」の1つ目のダイアログ ボックス

   「区切り位置指定ウィザード」の2つ目のダイアログ ボックス

   「区切り位置指定ウィザード」の3つ目のダイアログ ボックス

数値を日付形式に変換する

例えば、「年月日」が「20090319」などの数値で入力されていた場合、このままでは日付として扱われません。そんなとき、区切り位置を使って「/」(スラッシュ)を挿入して日付形式に変換することができます。
ここではサンプルデータのシート「データの分割」のセルB6からB11までのデータを日付形式に変換してセルF6からF11に入力します。
シート「データの分割」を選択します。

* アクセスキー: Alt A E

   「日付」のコンボ ボックス

   データ分割前のセル       データ分割後のセル

複数のセルの内容を1つのセルに結合する

例えば「2015」「10」「6」がそれぞれ別のセルに入力されている場合、以下の手順で1つのセルにまとめることができます。
また、それぞれの値の後に「年」「月」「日」の文字を加えることもできます。
使用するのは数値や文字列、また数式などを結合する記号「&」(アンド)です。
ここではサンプルデータのシート「データの結合」のセルA4からC8までのデータを結合してセルE4からE8までに表示します。
その際、それぞれの数字の後に「年」「月」「日」の文字を加えます。
シート「データの結合」を選択します。

【ワンポイント】 「&」は半角で入力し、前後に半角のスペースを入力します。

* アクセスキー: Alt H V F

【ワンポイント】 数式の貼り付けはアプリケーション キーを押して開かれるコンテキスト メニューの「形式を選択して貼り付け」の中の「数式」でEnter キーを押しても行えます。

(注) 結合されたセルE4からE8までのセルの表示形式は「標準」となります。

   データ結合前のセル        データ結合後のセルと入力された結合の数式

操作の結果はサンプルデータdivide-unite_kk.xlsx「データの分割・結合(結果).xlsx」をご覧ください。