Excel 2013 異なる形式のファイルとのデータ交換

  1. 異なる形式のファイルからデータを取り込むインポート
  2. 異なる形式のファイルにデータを書き出すエクスポート

ExcelとMicrosoft Accessなどのファイル、またテキスト ファイルやWebページなどと の間でデータの交換をすることができます。 Excelにデータを取り込むことを「インポート」、ほかのファイル形式に書きだすことを「エクスポート」といいます。

サンプルデータexchange_es.xlsx「異なる形式のファイルとのデータ交換(演習).xlsx」を開きます。

異なる形式のファイルからデータを取り込むインポート

異なる形式のファイルからデータを取り込むことを「インポート」といいます。
ここでは、Microsoft Accessとテキスト ファイルからのデータをインポートします。

(1) Microsoft Accessからのインポート

ここでは、ドキュメントフォルダにあるAccessデータベースファイル「sample-db.mdb」のテーブル「T得意先マスター」をサンプルデータにインポートします。
操作を行う前にインポート元となるデータ「sample-db.mdb」をドキュメントフォルダにダウンロードしておきます。
シート「Accessからのインポート」を選択します。

【ワンポイント】 それぞれのセル幅は、インポートされたデータに合わせて変更されます。

   「テーブルとクエリ」のリスト

   Excelのシートに貼り付けられたAccessのテーブル「T得意先マスター」

(2) テキストファイルからのインポート

ここではドキュメントフォルダにあるタブ区切りのテキスト ファイル「shouhin-list .txt」をサンプルデータにインポートします。
操作を行う前にインポート元となるデータ「shouhin-list.txt」をドキュメントフォルダにダウンロードしておきます。
シート「テキスト ファイルからのインポート」を選択します。

【ワンポイント1】 それぞれのセル幅は、インポートされたデータに合わせて変更されます。

【ワンポイント2】 インポートするテキスト ファイルの形式はタブ区切りのほか、カンマ区切り(CSV)やスペース区切りなどでも可能です。また、区切りを持たないテキストファイルもインポートできますが、その場合は一つの列にまとめてインポートされます。

【ワンポイント3】 「ファイル」メニューの「開く」からもデータをインポートすることができます。この場合、インポートしたデータにより新しいブックが作成されます。

   「テキスト ファイル ウィザード」の1つめのダイアログ ボックス

   「テキスト ファイル ウィザード」の2つめのダイアログ ボックス

   「テキスト ファイル ウィザード」の3つめのダイアログ ボックス

   Excelのシートに貼り付けられたタブ区切りのテキスト ファイル「shouhin-list.txt」

操作の結果はサンプルデータexchange_kk.xlsx「異なる形式のファイルとのデータ交換(結果).xlsx」をご覧ください。


異なる形式のファイルにデータを書き出すエクスポート

異なる形式のファイルにデータを書き出すことを「エクスポート」といいます。
Excelのデータはテキスト ファイルをはじめ、さまざまな形式にエクスポートすることができます。
エクスポートは基本的に「ファイル」メニューの「名前を付けて保存」から行います。
ここではサンプルデータのシート「データのエクスポート」にある商品リストのデータを「ドキュメント」フォルダのタブ区切りのテキスト ファイル「商品一覧表.txt」にエクスポートします。

* アクセスキー: Alt F A

* ショートカットキー 「名前を付けて保存」のダイアログ ボックスで「保存」ボタンを押す: Alt + S キー

   「名前を付けて保存」のダイアログ ボックス

   Excelからエクスポートされたタブ区切りのテキスト ファイル「商品一覧表.txt」

操作の結果はサンプルデータexchange.txt「商品一覧表.txt」をご覧ください。