Excel 2013 データの入力

  1. データの入力
  2. データの連続入力
  3. データの訂正

Excelのデータは、すべてワークシートにある「セル」と呼ばれる行と列が交わった部分に入力します。
1つのワークシートにはAからXFDまでの16384列、1から1048576までの行が交わったセルが縦横に並んでいます。
ですから、1画面に表示できるセルの数はほんの一部で、それ以上は画面をスクロールさせながら表示していきます。

ワークシートに配置されたセル

サンプルデータdata_es.xlsx「データの入力(演習).xlsx」を開きます。

データの入力

Excelで扱うデータには、数値、文字、日付/時刻などさまざまなものがあります。
セル内のデータは標準で、数値は右詰め、文字列は左詰めで表示されます。
データの入力は次の手順で行います。

(1) 文字列の入力

(注) 入力した文字列はセル内に左詰めで表示されます。

【ワンポイント】 入力した文字列を確定後Enter キーを押すと、1つ下のセルに、Tab キーを押すと、1つ右のセルに移動します。

(2) 数値の入力

(注) 入力した数値はセル内に右詰めで表示されます。

入力された文字列と数値

データの連続入力

あらかじめセル範囲を選択してデータを入力すると、選択した範囲の中でセルが移動し、効率よくデータが入力できます。
ここでは、仙台支店から京都支店までの第1週から第4週までのデータを、セルを範囲選択して入力します。
まずは、仙台支店から京都支店までの第1週のデータを入力します。

【ワンポイント1】 前のワークシートへの移動はCtrl + PageUp キー、次のワークシートへの移動はCtrl + PageDown キーを押します。

(注) Shift キーを押したままで方向 キーを押すとセルの範囲選択を行うことができます。

【ワンポイント2】 範囲選択した状態でデータを入力後、Enter キーを押すと次のセルに移動し、最後のセルを入力してEnter キーを押すと範囲選択した最初のセルに戻ります。

次に、仙台支店の第2週から第4週までのデータを入力します。

【ワンポイント3】 範囲選択された状態で方向 キーを押すと範囲選択が解除されます。

さらに、前橋支店から京都支店までの第2週から第4週までのデータを入力します。

【ワンポイント4】 範囲選択したセルのEnter キーでの移動は、まず下方向に移動し、一番下に移動すると次に右方向に移動します。最後のセルでEnter キーを押すと範囲選択した最初のセルに戻ります。

セルを範囲選択して連続入力されたデータ

データの訂正

セルの中に入力されたデータを訂正する場合は、入力状況や訂正内容に応じて訂正の方法を選択します。

Ctrl + PageDown キーを 1 回押してシート「データの訂正」に移動します。

【ワンポイント】 前のワークシートへの移動はCtrl + PageUp キー、次のワークシートへの移動はCtrl + PageDown キーを押します。

(1) 上書き訂正

「上書き訂正」は、入力済みのデータの上から新しいデータを入力しなおす方法です。
ここではセルB5の「東京本店」を「本社」に上書き訂正します。

(2) 入力中の訂正

入力中のデータの訂正には次の2つの方法があります。

 A: Esc キーを押して、入力中のすべてのデータを消去して、再入力する。
 B: 間違えた部分まで消去して再入力する。
ここではAの方法を利用して、セルB6の「名古屋支店」を「名古屋支社」に訂正します。

(3) データの一部訂正

入力済みのデータの一部を訂正する際は、セルを編集状態にして行います。
ここではセルB7の「大阪支店」を「大阪支社」に訂正します。

セルを編集状態にしたデータの訂正

操作の結果はサンプルデータdata_kk.xlsx「データの入力(結果).xlsx」をご覧ください。