PowerPoint 2013 スライドマスターの設定

  1. スライドマスターの構造と編集
  2. スライドマスターで画像を挿入する

スライドマスターは、プレゼンテーション全体にかかわるデザインやレイアウトをまとめて管理している特別なスライドです。スライドマスターを編集すると、すべてのスライドのデザインを一括して変更することができます。

すべてのスライドに同じ編集作業を行いたいときは、個々のスライドを編集するのではなく、スライドマスターを利用することで、統一感のあるプレゼンテーションを素早く作成することができます。プレゼンテーション全体のフォントの設定段落の設定を一括で変更したいときや、全てのスライドに会社名やロゴを挿入するときなどにスライドマスターを使用します。

スライドマスターで設定できるのは、タイトルや箇条書きなどの文字の書式、プレース ホルダーの位置とサイズ、背景のデザインなどです。

スライドマスターを編集するには、「スライドマスター」を表示させます。スライドマスターは、普通のスライドと同じ手順で編集します。ここでは、サンプルデータ「スライドマスター」を使用して、スライドマスターの編集手順を説明します。

スライドマスター種類の設定

ここでは、サンプルデータ「スライドマスター」を使用して、スライドマスターの構造とフォントの設定の手順を説明します。ここでのフォントの設定は、プレゼンテーション内のすべての「タイトルとコンテンツ」のスライドの「タイトル」のプレース ホルダーに、フォント種類と色の設定を一括して行います。

編集するスライドマスターが選択されてからの手順は、普通のスライドと同じです。その他の設定については、フォントの設定段落の設定を参照してください。

スライドマスターでフォント設定

スライドマスターで画像を挿入する

すべてのスライドの同じ位置に同じ画像を挿入したいときは、スライドマスターを利用します。例えば、プロジェクト名などがすべてのスライドに挿入されていれば、編集作業でもわかりやすくなります。また、会社名や製品のロゴなどプレゼンテーションの目的に合わせて挿入することで、オリジナル感や統一感のあるプレゼンテーションに仕上げることができます。

ここでは、サンプルデータ「スライドマスター2」に、サンプルのロゴマークを挿入する手順を説明します。

スライドマスターで画像の挿入