PowerPoint 2013 段落の設定

  1. 段落の配置設定
  2. 行頭文字の設定
  3. 段落番号の設定
  4. 階層の設定

プレゼンテーション用のスライド内の文字は、箇条書きが基本になっています。コンテンツのプレース ホルダー内で文字を入力してEnter キーを押すと、自動的に箇条書きになります。また、設定しているテーマによって、箇条書きの行頭文字(記号)が決まっています。

これらの設定は、Wordの段落機能のように後から変更することができます。ここでは、箇条書きテキストの文字の配置や行頭文字(記号)、段落番号の設定、階層設定について説明します。

これらの設定は、スライド単位、プレース ホルダー単位、段落単位で設定することができます。また、プレゼンテーション全体の段落の設定を一括で行う場合は、「スライドマスター」を利用するのが便利です。

ここでは、サンプルデータを使用して、1つのプレース ホルダーを選択する方法で各設定の手順を説明します。

段落の配置設定

【便利なショートカットキー】

左揃え: Ctrl + L キー

中央揃え: Ctrl + E キー

右揃え: Ctrl + R キー

左揃え

行頭文字の設定

行頭文字の選択

段落番号の設定

行頭番号の選択

階層の設定

箇条書きの項目は、見出しとその内容のように階層構造にすることができます。PowerPointでは、この階層のことを「レベル」として、第1レベルから第5レベルまで設定することができます。

レベルの設定の方法は2種類あります。いずれも、設定したい段落を選択してから行います。ここでは、サンプルデータを使って、箇条書きテキストのレベルを下げる手順を2通り説明します。

(1)「インデントを増やす」ボタンでレベルを下げる

インデントを増やす

(2)Tab キーでレベルを下げる

(注)レベルを設定すると、階層関係がわかりやすくなりますが、あまり階層を増やしすぎるとかえってわかりづらくなるので注意が必要です。とくに、パソコンを使って説明する場合は、2段階くらいまでにとどめておいた方がいいでしょう。