PowerPoint 2013 スライドの基本操作

  1. テーマの設定
  2. タイトルスライドの作成
  3. 追加スライドの作成
  4. スライドのコピー
  5. スライドの削除
  6. スライドの順番変更

テーマの設定

PowerPointでは、「スライド」と呼ばれるページ単位にタイトルや内容を入力します。スライドを作成する際には、テーマを設定することができます。
テーマは、Officeに共通する機能で、文書の統一感を保ちつつ、簡単にデザインを整えることができます。好みのテーマを選択すると、フォト、配色、効果の3要素が一気に変更され、本格的なデザインのプレゼンテーションを簡単に作成することができます。
尚、自分でテーマを設定していなくても、新しいプレゼンテーションには、あらかじめ「Office」テーマが設定されています。テーマは、 PowerPointだけでなくExcel、Word、Outlook でも使用できるので、それぞれで作った文書に同じテーマを適用すれば、手軽に統一感を持たせた文書を作成することができます。
テーマは途中で変更することもできます。

テーマの設定方法は以下の通りです。ここでは、空白のプレゼンテーションが表示されている状態からの手順を説明します。

例:「インテグラル」

タイトルスライドの作成

 一番初めに作成するスライドがタイトルスライドです。プレゼンテーションのタイトルとサブタイトルを簡潔に入力します。

PowerPoint 2013が起動すると初期状態では「オフィス スタート画面」が表示されます。
オフィス スタート画面で「空白のプレゼンテーション」を表示させるためにはEnter キー、またはEsc キーを押す必要があります。
起動時に「空白のプレゼンテーション」を表示させたい場合は、起動時にオフィス スタート画面を表示させない設定にします。
設定の詳細は、起動時に「空白のプレゼンテーション」を表示させるを参考にしてください。

ここでは、空白のプレゼンテーションが表示されている状態からの手順を説明します。
空白のプレゼンテーションには、白紙のスライドが1枚だけ用意されています。これは、プレゼンテーションや企画書の表紙になるスライドです。表紙のスライドには、上下に2つのプレース ホルダーが用意されています。一般的に、上部のタイトル用のプレース ホルダーにはタイトルを、下部のサブタイトル用のプレース ホルダーには、会社名や部署名、名前などを入力することが多いです。

作成方法は以下の通りです。

ワンポイント 「プレース ホルダー」を選択した後、アプリケーション キーを押してコンテキスト メニューを表示させて「テキストの編集」を選択して編集モードに切り替えることができます。また、「テキスト編集の終了」を選択することもできます。

表紙のスライドの例

追加スライドの作成

タイトルスライドを作成した後、プレゼンテーション本体の作成に入ります。

スライドの作成には以下の方法があります。

作成手順は以下の通りです。

(1) 既定のレイアウトからスライドを作成する方法

* 便利なショートカットキー: スライドの追加 Ctrl + M キー

タイトルとコンテンツ

(2) アウトライン表示からスライドを追加する方法

スライドの作成例

*PowerPoint 2013では、画面下にある「ステータス バー」上にも、「標準」と「アウトライン表示」を切り替えることができるボタンがあります。ステータス バーの方が便利だと感じたら、こちらからアウトライン表示に切り替えてもいいでしょう。ステータス バーへは、F6 キーで行くことができます。

ステータス バー

(3) あらかじめアウトラインが設定された文章(リッチテキストファイル等)から作成する方法

(注) アウトラインが設定された文章とはリッチテキスト形式等のファイルを指します。リッチテキスト形式等のファイルを読み込むと自動的にタイトルの設定や箇条書き設定が行われ、スライドが作成されます。

アウトラインからスライド

スライドのコピー

作成したスライドをコピーすることができます。「標準」の表示方法を使用した場合、スライドのコピー方法は以下の通りです。


スライドの削除

作成したスライドを削除することができます。「標準」の表示方法を使用した場合、手順は以下の通りです。


スライドの順番変更

作成したスライドの順番を変更することができます。「標準」の表示方法を使用した場合、順番の変更は以下の通りです。

【ワンポイント】 上下方向 キーを押すとスライドの順番が変更されたことを確認できます。