Word 2013 縦書きの中に横書きを挿入する縦中横

  1. 「縦中横」とは
  2. 行の幅に合わせて縦書きの中に横書きを挿入する
  3. 文字の大きさを変えずに縦書きの中に横書きを挿入する

「縦中横」とは

「縦中横」は、縦書きの一部を横書きにする機能です。
縦書きの場合、全角の数字はそのままでは縦に1文字づつ表示されます。
また、半角の数字は右に90度回転して表示されます。英字は半角全角を問わず、右に90度回転して表示されます。
例えば、全角の「12月31日」を通常の縦書きにすると、1と2、3と1は横に並ばずに、すべて縦一列になります。
また、半角の「2丁目31番地」は数字がすべて90度右に回転します。
縦中横を使用することで「12」「31」、「2」「31」などを部分的に横書きにすることができます。
この機能は数字だけでなく、どんな文字にも使用できます。
部分的に横書きになった文字の大きさは、初期設定では行の幅に合わせて小さくなりますが、「縦中横」のダイアログ ボックスにある「行の幅に合わせる」のチェックを外すと本来の文字の大きさで表示できます。

サンプルデータlengthwise_es.docx「縦書きの中に横書きを挿入する縦中横(演習).docx」を開きます。


行の幅に合わせて縦書きの中に横書きを挿入する

ここではサンプルデータの「12月13日」の「12」と「13」を横書きにします。

* アクセスキー: Alt H A A

* アクセスキー: Alt H A A T

(注) 横書きになった「12」と「13」は行間隔に合わせるため、小さい文字になります。

 「拡張書式」のドロップ リスト

 「縦中横」のダイアログ ボックス

文字の大きさを変えずに縦書きの中に横書きを挿入する

ここではサンプルデータの「12月31日」の「12」と「31」を文字の大きさを変えずに横書きにします。

* アクセスキー: Alt H A A

* アクセスキー: Alt H A A T

(注) 文字の大きさは元のままなので、左右の列との間隔が広がっています。

【ワンポイント】 設定された縦中横を解除するには、縦中横が設定された文字を選択して「縦中横」のダイアログ ボックスを開き「解除」または「すべて解除」のボタンを押すことで行えます。

  縦中横が設定される前の文字列      縦中横が設定された後の文字列

操作の結果はサンプルデータlengthwise_kk.docx「縦書きの中に横書きを挿入する縦中横(結果).docx」をご覧ください。