━━━━━━━━<< 視覚障害者PCサポート >>━━━━━━━━   〜 一人でも多くの視覚障害者にPCの恵みを伝えるために 〜           2010年6月号 No.44                       2010年6月25日発行 このメールマガジンは、視覚障害者へのパソコンサポートをする方々の スキルアップと情報交換、また相互の連携を図るためのものです。 どうかみなさんの日々の活動に役立てていただければ幸いです。 ===== も く じ ===================== [1] 教えて!サポートの知恵袋 ● ベーシックコース  音声読み上げとカーソル移動 ● プロフェッショナルコース  Office2002エキスパートユーザのOffice2007奮闘記(13) ● 【コラム】 パソコンよもやま話  視覚障害者用ツール 拡大読書機 その2 [2] サポートお役立ちサイト  視覚障害者情報総合ネットワーク「サピエ」 [3] ここが知りたい!団体運営のヒント  NPO法人助成金・融資情報ドットコム   〜NPO法人向けの助成金情報及びNPO法人向けの融資情報を掲載しています〜 [4] ソフトウエア・ハードウエア情報  スカイフィッシュ初の点字関連製品、「FocusTalk V3 for Braille」 [5] ひろば 読者のページや各団体の情報など  視覚障害者に対するパソコン指導者養成講座(函館)開催 ほか [6] 編集後記 ================================= [1] 教えて!サポートの知恵袋 −−−−−−−−−−−−−−−− ● ベーシックコース  サポートの基本やスクリーンリーダーなどの基礎知識がテーマです。 ◎音声読み上げとカーソル移動  前回は文字を入力する操作方法と漢字変換の音声の読み上げについて説明 しました。 前回の補足として、入力途中で文字を間違えてしまった場合や誤変換があった 場合、訂正の方法がいくつかあります。 受講者が間違えて文字を入力した場合に、まだ文字が確定されていなければ [Esc]を押して一度何も入力していない状態に戻します。 その後、再度正しい入力を行い、漢字に変換します。 また、漢字に変換された時点でも文字を確定していなければ、[Esc]を1回 押すと、漢字に変換する前のカナの状態に戻ります。 さらにもう一度[Esc]を押すと、上記に記したように入力されたカナが消去 されます。 なお、文字がすべて消えるときに「PC-Talkerでは、「クリア」と音声ガイド があります。 受講者は音声を聞くことで、文字が画面上から消えたことを理解します。  続いて、入力した文字や文章を音声で確認する操作を説明します。 入力された文字を音声で確認する場合は、上下左右の矢印キーを読みたい文字 の方向に動かして音声で1文字もしくは1行ずつ確認します。 画面がまったく見えない上体で音声だけを頼りに入力された文字を確認するの は思いのほかたいへんな作業です。画面に入力された文字を頭の中でイメージ しながら、カーソルを移動させて文字を確認すると良いでしょう。 もしもカーソルの位置がわからなくなってしまった場合は、[Home]を押します。 [Home]を押すと、カーソルのある行の行頭に移動します。 文章を読むように左から右へ、[→]でカーソルを移動させると、音声で一文字 ずつ入力された文字が確認できます。 音声読み上げとカーソル移動のポイントは以下のようになります。 [→]キーを1回押すと、カーソルも右にひとつ移動します。音声はカーソルの 右側の文字を読み上げます。[←]キーを押して、左に移動しても同様です。 ───────────────────────────────── ● プロフェッショナルコース  PCの設定やサポートのスキルアップ、またトラブル対応などが テーマです。 ◎Office2002エキスパートユーザのOffice2007奮闘記(13) 今回はホームの残りのスタイルと編集を説明します。 スタイルとは、「文字の大きさ」「フォント」「太さ」「斜体」「色」などの フォント情報や段落、見出しなどの設定情報をまとめたものです。本文、 題名、住所、備考、目次となる見出し行などを利用して文書作成の場合、 数種類のスタイルが必要です。もちろん自分で新しいスタイルを作成する こともできます。 [Alt][H]を押すとリボンのホームのタブが選ばれます。 [Tab]キーを何回か押してフォーカスを移動します。段落のグループの次は スタイルです。 [F4]または[Ctrl+下矢印]でサブメニューを開くことが出来ます。 [Alt][H][L]と入力すれば、いきなりこのサブメニューを開くことが出来ます。 このサブメニューは、代表的なスタイルが2次元的に配置されたサブメニュー を開くボタンとスタイルの変更のメニューボタンとスタイルウィンドウを開く ためのボタンの3種類から構成されています。 画面の左右の長さが短くなると、代表的なスタイルの数が減ります。 さて、リボン中の代表的なスタイルまで、フォーカスが移動したらF4で2次元 のサブメニューを開きます。 「標準」「行間詰め」「見出し1」などがあります。利用したいスタイルで [Enter]を押せばそのスタイルが採用されます。このリストを活用するには、 それぞれのスタイルの意味を理解する必要があります。 このサブメニューの下には、「選択範囲を新しいクイックスタイルとして 保存」(ショートカットはQuick のQ)と「書式のクリア」(ショートカット はClear のC)があります。 このリストの最後には、「スタイルの適用」(ショートカットはApply styles のA)があります。 「スタイルの適用」を選ぶと通常文書領域の左上に「スタイルの適用」の サブウインドウが開いたままになります。このサブウインドウにフォーカスが 移動したときには、「スタイル名のリスト」にフォーカスがあります。 上下矢印でスタイルを選択し、新たなスタイルが適用され文書作成領域に 戻ります。このウインドウはマウスでXボタン(バツボタン、またはExitの Xボタン)のクリックまたは、リボンでもう一度「スタイルの変更」を選ぶ まで表示され続けます。表示されている「スタイルの適用」サブウインドウを 利用するには、ウィンドウ間の移動である「F6」を何回か押してください。 このウィンドウには「再定義」「変更」「スタイルのサブウインドウ」を 開くボタンとスタイル名のオートコンプリートの初期状態でチェックがある チェックボックスがあります。 「変更」選ぶとリストで選ばれているスタイルを変更するダイアログが表示 されます。 「変更」がフォーカスを持っているときに、[Tab]キーを押すと「スタイルの サブウインドウ」を開くボタンにフォーカスが移動します。ここで[Enter]を 押すと 「スタイルの適用サブウインドウ」から、何もせずに文書作成エリアに戻る には、ボタンにフォーカス移動してから[Esc]キーが便利です。 注意:スタイルの適用では不思議な動作があるので注意が必要です。 スタイル名で「標準」の時にF6を押すと他のウインドウにフォーカスが移らず 漢字の「標準」が再変換されひらがなの「ひょうじゅん」になってしまい ます。スタイル名がフォーカスを持っている場合に、F6で別のウインドウに 移動することは推奨しません。 == 以下7月号 ****************************************************************** ● 【コラム】 パソコンよもやま話 ◎視覚障害者用ツール 拡大読書機 その2 前号に引き続き、拡大読書機について説明します。 ・拡大読書器の種類 形状で分けた場合、  据え置き型(卓上型)  ポータブル型  携帯型 に分けることができます。 据え置き型(卓上型)は机の上などに置き、テレビモニターの下に読みたい ものなどを置くと、テレビモニターに画像が映し出されるタイプです。 数年前まではテレビモニターはCRT(ブラウン管)でしたが、最近では多くの 機種が液晶を採用しています。 液晶になったことで、軽くなり、モニターをアームに取り付けることが可能 となり、上下など見やすい位置に移動ができる様になりました。 ポータブル型と、携帯型の区別は微妙ですが、ポータブル型はノートパソコン 程度のサイズで、持ち運びは容易ですが、使用する時には机上などに置かない と使えないでしょう。 一方、携帯型はここ2,3年の間に多くの機種の発売が始まっています。 ポータブル型の場合、遠方の対象物を拡大して見ることができるものもあり、 学生など授業時に黒板・ホワイトボードなどに書かれた文字と、教科書の文字 を交互に見ることも可能な機種もあります。 携帯型はデジタルカメラか、もう少し大きい程度で、片手で持って、対象物を 見ることができます。 液晶サイズは3.5〜4.5インチ程度です。 例えば、本屋さんで立ち読みをする場合などにも便利でしょう。 ただ、携帯型の場合、拡大倍率が段階的に上がっていく物が多く、最低倍率が どの程度であるかなど、個々人の見え方からも、購入時には機種検討の必要性 があります。 拡大読書機は本など、文字を読むことだけに使われているように感じられて いるかと思いますが、実際には、文字を決められた枠内に書く場合や、例えば 編み物や、爪を切る場合など、細かな作業時にも使えます。 更に、機種によっては、鏡のように自分の顔を大きく映し出して、お化粧など に使っている方もおられます。 ロービジョンの方が、最初に拡大読書機を見た時には感動される場合が多い です。 新聞、書籍、資料など通常の文字は自らは読むことを諦めていたのに、再度 読むことができる喜びです。 ただ、注意しなければならないことがあります。 それは正しい使い方を知らなければならないことです。 そうでないと、多くの方が、船酔い状態になったりして、疲れてしまう場合が あるからです。 そのために、再び、読むことを諦めてしまう方が結構おられるのも事実です。 拡大読書機で見ることは容易ですが、読む場合にはある程度のテクニックも 必要であることを知っておくことも大切な事です。                           文責:園 順一 ───────────────────────────────── [2] サポートお役立ちサイト −−−−−−−−−−−−−−−−−  見て役立つお勧めサイトをご紹介。 ◎視覚障害者情報総合ネットワーク「サピエ」 厚生労働省補助事業「視覚障害者情報提供ネットワークシステム整備事業」 事業受託:日本点字図書館 「サピエ」は、視覚障害者を始め、目で文字を読むことが困難な方々に対して さまざまな情報を点字、音声データで提供するネットワークです。 「サピエは日本点字図書館(外部サイト)がシステムを管理し、全国視覚 障害者情報提供施設協会(外部サイト)が「運営」を行っています」と紹介 してきましたが、実はこのサピエというネットワークは、以前このコラムでも 紹介した「naiivnet」と「びぶりおネットを統合して新しく設置された システムです。 naiivnetは、主に全国の展示図書館にある展示図書、音声図書などを一括して 管理していたシステムです。インターネットからは点字データの図書が、蔵書数も多くダウンロードも可能で、さらにWinbes99などのフリーソフトなどで簡単に音声でも聴く事ができる、使い勝手の良いシステムでした。 一方、ビブリオネットはDaisyの音声図書を入手するのに、実在のCDの形では 入手するまでにかなりの待ち時間などが必要なため、インターネットから ストリーミング的に聴くことができるようにしたシステムです。この場合、Daisyの音声図書を聴くためには、ネットプレクストークなどの専用の再生ソフトが必要でした。 これらの2つのシステムを統合したサピエは、上に書いた点字データとDaisy 図書というインターネットから使いやすい形の図書の配信を中心において いますが、その他、視覚障害者のための総合情報サイトをも目指している ようです。 サピエは今年の10月までに、、点字データの図書もDaisy図書もこのサイト からダウンロードしていつでも読めるようにすることを目指しています。、 現在のところ、Daisy図書については、従来のビブリオネットのサイトから ストリーミング的に聴く方法を併用していて、大多数のDaisy図書はまだこの 方法でしか聴く事ができません。 しかし、サピエが本来目指している、ダウンロードしてパソコンに取り込み、 LP Playerなどのフリーソフトでも聴く事ができるDaisy図書の数も徐々に 増えているようです。 いずれにしても、このサピエ図書館は、視覚障害者なら無料で利用でき、 インターネットからも簡単に図書を借り出して聴くこともできる日本最大の 視覚障害者向け図書館です。 このサピエ図書館も、図書の閲覧やダウンロードはログインした視覚障害者 しかできません。 しかし、ログインなしのゲストの晴眼の人も、具体的にダウンロードはできま せんが、自由にどのような図書が利用可能なのかをサピエ図書館の中で調べる ことは可能です。 サポートしている視覚障害者の人が「読書をしたい」と希望しておられまし たら、是非一度このサイトをご覧になり、視覚障害者の人たちにこのサイトを 紹介してあげて下さい。 ▼詳しくは下記をご覧ください。 https://www.sapie.or.jp/ ───────────────────────────────── [3] ここが知りたい!団体運営のヒント −−−−−−−−−−−−  課題はありませんか?資金、活動場所や教材、そして会の活性化。 ◎NPO法人助成金・融資情報ドットコム  〜NPO法人向けの助成金情報及びNPO法人向けの融資情報を掲載しています〜 本Webサイトは「NPO法人の作り方」を運営する行政書士法人甲子園法務総合 事務所が運営しており、Webサイトに掲載している情報は、すべてインター ネット上で無料にて公開されているものをまとめたものです。 主な項目 *本月のNPO法人向け助成金情報  その月のNPO法人向け助成金情報。 *随時募集しているNPO法人向け助成金  締切日を設けず、随時募集している助成金一覧です。  ・一般企業向けの助成金 NPO法人でも利用可能な一般企業向けの助成金情報です  ・NPO法人設立時に該当する助成金 *介護事業に関する助成金  厚生労働省が実施している助成金です。  ・介護基盤人材確保助成金  ・介護雇用管理助成金  ・介護未経験者確保等助成金 *NPO法人向けの金融機関融資情報  ・ろうきんNPO事業サポートローン  ・その他の金融機関のNPOローン *地方自治体のNPO法人向け融資制度  自治体のNPO法人向け融資制度一覧。 *NPOバンク情報  社会起業家の強い味方「NPOバンク」についての解説です。 NPO団体の資金繰りや、これからNPOを立ち上げようとしている皆様には、 助成金や融資情報など迅速に見つけ出せるのでは? ▼詳しくは下記をご覧ください。 http://www.npo-joseikin.com/ ───────────────────────────────── [4] ソフトウエア・ハードウエア情報 −−−−−−−−−−−−−  チェックしておきたい最新のソフト、ハード。 ◎スカイフィッシュ初の点字関連製品、「FocusTalk V3 for Braille」  今回は、(株)スカイフィッシュから4月23日に発売された点字ピン ディスプレイ対応版スクリーンリーダー「FocusTalk V3 for Braille」を ご紹介します。  昨年秋に発売された「FocusTalkV3」に点字入出力機能を追加し、 盲聾者にもサポートする方にも分かりやすい製品仕様にしました。 なお、当製品を利用するには、ニュー・ブレイル・システム社製 ピンディスプレイ点字出力エンジン「ピンブレイル Ver 1」が別途必要です。 http://www.nbs.co.jp/pinbrl.htm  キーボードからの6点入力機能(ただし、できない機種もあり)は当然として、 そのほか以下のような特徴があります。  「いまどこ表示機能」はピンディスプレイに情報を表示する際、「ワード」 「メモ帳」「スタートメニュー」などの文字列を付加して表示する機能です。 表示内容がどこに表示されているものなのかを容易に確認できます。  「FocusTalk履歴機能と連携し、過去100メッセージを遡って表示」、 ピンディスプレイ上に、「はい・いいえ」しか表示されていない場合などに効果的です。  「FocusTalkの読みと点字ピンディスプレイ上の分かち書き文字の連動」、 これはFocusTalkの読み上げる音声とピンディスプレイに表示される点字の 内容を一致させる機能です。これにより、音声と点字の内容が異なるといった 混乱を防ぐことができます。  ちなみに、上記点字入出力機能以外は、従来のFocusTalkV3と同じ仕様です。 ●対応ピンディスプレイ KGS社製品を中心に順次対応予定です。 スカイフィッシュにて動作確認済の機種:BM24、BM32、BM46、 ブレイルノート46C/D、ブレイルノート46X、ブレイルテンダー46、BMポケット ●対象OS:Windows7, Vista *Windows XPユーザーは、体験版にて動作を確認してからご利用ください。 ●販売価格  新規:52,000円(税込) V3からのバージョンアップ:15,000円(税込) Ver2.0からのバージョンアップ:33,000円(税込) Ver1.0からのバージョンアップ:48,000円(税込) ▼詳しくは下記をご覧ください。 http://www.skyfish.co.jp/focustalk/news/100416.html ───────────────────────────────── [5] ひろば 読者のページや各団体の情報など −−−−−−−−−  みんなで作ろう!サポートの輪 ◎視覚障害者に対するパソコン指導者養成講座(函館)開催 視覚障害者へのパソコン指導者を目指す方、また、さらにスキルアップを図り たい方のための講座が函館市で開催されます。 カリキュラムは、視覚障害者にパソコンを指導するための基本的な内容です。 *開催日: 2010年8月28日(土)・29日(日) (2日間コース) *時間:28日=10:00〜17:00 29日=10:00〜16:00 *会場:函館視力障害センター 5階 会議室 *定員:10名 定員になり次第締め切らせていただきます。 *受講料:無料 ▼詳しくは下記をご覧ください。 http://www.span.jp/tepia/info_100828-29hakodate.html ◎マイクロソフト、Office2010の発売開始。 Office2007の後継アプリケーション、Office2010の日本での発売が6月17日に 開始されました。機能や操作性は基本的にOFFICE2007を引き継いでいますが、 「Officeボタン」がなくなり、新たに「ファイルタブ」が導入された点など、 多少変更されている点もあります。 いずれにしても、音声対応などについてはしばらくの間、検証する必要があるでしょう。 ▼詳しくは下記をご覧ください。 http://office.microsoft.com/ja-jp/default.aspx ★このコーナーは読者のみなさんからの投稿を中心に作っていきたいと  考えていますので、サポートや団体運営で疑問を感じていること、また  技術的な質問や「自分のところはこうしている」というようなご意見  など何でも構いませんので、メルマガ末尾に記載のアドレスまでお気軽に  お寄せください。 ───────────────────────────────── [6] 編集後記 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− Office2010が発売され、視覚障害者のアプリケーション環境がまた変化しま した。スクリーンリーダーも順次対応していくと思いますが、視覚障害者、 そして指導者にとってはまた新たな技術習得が必要になりました。 私たちもさらに研鑽をつまなくてはと気持ちを引き締めています。  今回の「視覚障害者PCサポート」、いかがでしたか? みなさんと情報を共有することで一人でも多くの視覚障害者がパソコンの 楽しさと有用さを知り、サポートの輪が広がればと願っています。 次号は7月23日配信の予定です。 ───────────────────────────────── ▼配信停止や配信先の変更、またご意見や感想はこちらまでお願いします。 office@span.jp ★尚、迷惑メール対策の一環として、「@」を全角で表示しています。  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