━━━━━━━━<< 視覚障害者PCサポート >>━━━━━━━━   〜 一人でも多くの視覚障害者にPCの恵みを伝えるために 〜           2008年2月号 No.16                        2008年2月22日発行 このメールマガジンは、視覚障害者へのパソコンサポートをする方々の スキルアップと情報交換、また相互の連携を図るためのものです。 どうかみなさんの日々の活動に役立てていただければ幸いです。 ===== も く じ ===================== [1] 教えて!サポートの知恵袋 ● ベーシックコース  どう教える?キーボード(7)   まず「よく使うキー」から ● プロフェッショナルコース  ショートカットキーの紹介(4)   【パソコンよもやま話】   ワープロとエディタの違いについて   *前号の「一口メモ」の補足 [2] サポートお役立ちサイト  中古パソコン アンカーネットワークサービス [3] ここが知りたい!団体運営のヒント  『事業型NPO法人イー・エルダー』 [4] ソフトウエア・ハードウエア情報  ないーぶネットがより便利に、「naiiv_rename ver.1.02」 [5] ひろば 読者のページや各団体の情報など  「障がいがある方のためのパソコン相談会」を開催 ほか [6] 編集後記 ================================= [1] 教えて!サポートの知恵袋 −−−−−−−−−−−−−−−− ● ベーシックコース  サポートの基本やスクリーンリーダーなどの基礎知識がテーマです。 ◎どう教える?キーボード(7)  まず「よく使うキー」から  今回から、実際のキーの位置を説明する方法についての話になります。 前にもお話しましたが、キーボードのキーを端から順番に説明したのでは マスターするのは至難の業です。では、どうすればいいかですが、まずは 「よく使うキー」から説明するのが一番です。 尚、前回もお話しましたが、説明は「日本語109キーボード」を基準に しています。また、これも前に述べましたが、ここに書いた方法だけが 全てではありません。もっとよい方法があればそれを使っていただいて 構いませんが、もし「どう教えたらいいか分からない」という方は、 とりあえずこのやり方を試してみてください。 1.「よく使うキー」とは?.  では、どのキーが「よく使うキー」なのでしょうか。パソコンが起動 してから最初に使うキーが「よく使うキー」だといえるでしょう。 視覚障害者がパソコンを操作するには「スタートメニュー」を使うので、 スタートメニューを操作するキーをまず最初に説明します。 2.スタートメニューを操作するキー.  スタートメニューを操作するキーは以下の6つです。 Windowsキー、↓・↑・←・→キー、そしてEnterキーです。 (1)Windowsキー.  このキーは、キーボードをいくつかのグループに分けた中で、一番 大きなグループである、文字キーなどを含んだ部分の一番手前の左から 2つ目と、同じグループの右から3つ目のキーです。  説明するときは、キーボードの一番手前に指をもっていってもらい、 まず、左から2つ目のWindowsキーを確認してから、そのままの状態で指を 右にズラして、グループの右端まで行き、そこから左へ2つ動かして 右側のWindowsキーを確認します。  その際「よく使うキーは2個ある」ということを付け加えると理解を 助けます。  ただ、どの指で確認するかについては、この段階ではあまり厳密に しなくていいと思います。 (2)↓・↑・←・→キー.  次は矢印キーです。これらのキーは、Windowsキーのすぐ右隣の グループにあります。下に3個、上に1個のキーがあり、ちょうど三角形 のような形になっているので、そうした特徴を使いながら説明すると よいでしょう。  ただ、このキーを説明する際には最初から指を置く位置を決めておいた ほうがいいと思います。つまり、人差し指を←キーに、中指を↓キーに、 薬指を→キーに乗せる形を教えます。そして、↑キーは、中指を奥側に 動かして押すことも説明します。 (3)Enterキー.  このキーの特徴はキーボードの中で一番大きなキーだということ、 そして、縦長のキーだということです。これを利用して理解を助ける ようにしましょう。一番大きなグループの右端に指をもっていき、 そこから奥側に2つ上がったところがEnterキーになります。 一つの例えとして「長靴をひっくり返したような形」などというのも おもしろいかもしれません。  次回は、Ctrlキー、Altキー、Escキーなどについてお話しします。 ───────────────────────────────── ● プロフェッショナルコース  PCの設定やサポートのスキルアップ、またトラブル対応などが テーマです。 ◎ショートカットキーの紹介(4) 18.F3 ファイルまたはフォルダを検索する。 追加説明:ファイルまたは、フォルダを検索するウィンドウが起動します。 この概念はメモ帳、ワードやエクセルでも採用されています。 19.Alt + Enter 選択した項目のプロパティを表示する。 追加説明:選択した項目のプロパティダイアログが表示されます。 マイコンピュータで利用した場合、フォルダやファイルの種類により異なる 情報が表示されます。Alt + Enterで表示されるダイアログボックスは対象 により異なります。 たとえば、Windowsキーを押してから、Escキーを押して、スタートボタンに フォーカスを持たせます。ここでAlt + Enterを押すと、タスクバーと スタートメニューのプロパティのダイアログが表示されます。 20.Alt + F4 アクティブな項目を閉じる、または、アクティブなプログラム を終了する。 追加説明:SPANでは、この方法を推奨していません。ゆっくり押すと、 複数のプログラムが終了してしまうからです。項番28で説明している、 Alt + Spaceで開くことができるシステムメニュー中の「閉じる」の使用 または、多くの場合左端にあるファイルメニューの最後にある「閉じる」 または「終了」を使用することを推奨しています。 21.Alt + Space アクティブなウィンドウのショートカット メニューを 開く。 追加説明:これはマイクロソフトのミスです。 「ショートカットメニュー」ではなく「システムメニュー」がより適切 です。 なぜか、Alt + Spaceはもう一度「システムメニュー」として説明されて います。 説明は項番28のAlt + Spaceを参照してください。 22.Ctrl + F4 同時に複数のドキュメントを開けるプログラムで、 アクティブなドキュメントを閉じる。 追加説明:ワードの様に1つのプログラムで複数の文書を取り扱う アプリケーションで有効です。メモ帳は文書1個ごとに、別のプログラムが 起動するのでこの機能はありません。 23.Alt + Tab 開いているアイテムを切り替える。 追加説明:アクティブなウィンドウを切り替えると説明します。 24.Alt + Esc 開いた順番に、項目を循環する。 追加説明:開いた順番にワードやメモ帳、マイコンピュータなどの ウィンドウをアクティブにします。 25.F6 ウィンドウまたはデスクトップの画面要素を循環する。 追加説明:ちょっとわかりにくい操作です。Tabキーと同様の動作をする 場合もありますが、場合によっては異なる動きをします。実際に操作し 確かめて、説明することが特に大切です。子ウィンドウ間の移動と説明 される場合があります。たとえば、ワードやエクセルでウィンドウ分割して いるときに使用すると便利です。またメモ帳などのヘルプは、左側に ツリー構造になっている目次の子ウィンドウがあり、右側にその説明の 子ウィンドウがあります。その場合、F6で両者を行き来することが できます。 26.F4 マイ コンピュータまたはエクスプローラで、アドレス バーの一覧 を表示する。 追加説明:ファイルを開くなどのコンボボックスの場合は、現在フォーカス を持っているコンボボックスのリストを表示してくれます。 27.Shift + F10 選択した項目のショートカット メニューを表示する。 追加説明:アプリケーションキーの代替キーで、マウスの右クリックで表示 されるメニューを表示する機能です。 別の資料では、コンテキストメニューと呼ぶ場合もあります。「右クリック メニューを表示する」と説明すると、わかりやすい場合があります。 28.Alt + Space アクティブ ウィンドウのシステム メニューを表示する。 追加説明:タイトルバーの右端にあるアイコンをクリックすると表示される メニューが開きます。タイトルバーなら、右端のアイコン以外をクリック しても同様です。通常「元のサイズに戻す(R)」「移動(M)」 「サイズ変更(S)」「最大化(X)」「閉じる(U)Alt + F4」の項目が ありますが、ほかの項目が追加されている場合もあります。これを使用 すれば、大きさを変えたり、移動したりすることがキーボードだけで 可能です。また、プログラムを終了する一般的な手法として、 「Alt + Space」を押して、上下方向キーを何回か押して、「閉じる」を 音声で確認してEnterで実行することは、確実で安全な方法です。 29.Ctrl + Esc [スタート] メニューを表示する。 追加説明:Windowsキーの代替です。[スタート] メニューの表示と非表示を 切り替える機能なので、すでに開いている場合は、閉じます。 30.Alt + メニュー名の下線付き文字 対応するメニューを表示する。 追加説明:メニューバーに「ファイル(F)」「編集(E)」とある場合、 Alt + Fでファイルメニューが開きます。Alt + Eで編集メニューが 開きます。もちろん、アクティブになっているアプリケーションにおいて 有効な機能です。 31.F10 アクティブ プログラムのメニュー バーをアクティブにする。 追加説明:Altキーの代替です。メモ帳の場合、メニューバーの左端にある 「ファイル(F)」がフォーカスを持ちます。 注意:日本語IMEが起動している場合は、別の動作をすることがあります。 特に初心者の場合混同するので、教える場合は必要性を確認することを 推奨します。 32.→ 右隣のメニューを開く、または、サブメニューを開く。 追加説明:矢印は、これ以外にも多くの機能を持っていることを覚えておいて 下さい。どの様な場合に、どの様な機能を持っているかは、各プログラムや ダイアログの説明で説明します。 33.← 左隣のメニューを開く、または、サブメニューを閉じる。 34.F5 アクティブ ウィンドウを最新の情報に更新する。 マイコンピュータやホームページを利用している場合は、最新の情報で 再表示します。 35.BackSpace マイ コンピュータまたはエクスプローラで、1 レベル上の フォルダを表示する。 追加説明:例:C: ドライブの上は「マイコンピュータ」でその上は 「デスクトップ」が表示されます。 36.Esc 現在のタスクを取り消す。 追加説明:タスクとは、プログラムを分割した細かい処理単位のことで、 情報処理用語です。わかりにくいので、「プログラム」とか「ウィンドウ」 などと言い換えることが必要です。しかし、Escキーはその状況で異なる 動きをするのでこの説明にとらわれず、確認しながら覚えて下さい。 例1:開いているダイアログの処理を取りやめて、ダイアログを閉じる。 例2:ホームページの読み込み中の場合、読み込み中止。 例3:サブメニューが開いているときは、サブメニューを閉じる。 例4:メニューが開いているときは、メニューバーの項目にフォーカスが 戻る。 例5:ワードなどでメニューバーの項目(例 ファイル)がフォーカスを 持っている場合、フォーカスを文書作成に戻す。 例6:スタートメニューが開いているときは、スタートメニューを閉じて、 スタートボタンにフォーカスを移動する。 例7:日本語入力で変換前の文字列を取り消す。 例8:リストボックスを閉じる。 などいろいろな機能があります。 37.Shift キーを押しながら CD を CD-ROM ドライブに挿入する  CD の自動再生などを防ぎます。 関連事項1:マイコンピュータでCDを選びEnterを押すと、自動再生や 自動インストールが開始されることがあります。Alt + Fでファイル メニューを開き、その中の「開く」を実行すると、自動再生や、自動 インストールが実行されないで、CDの内容がマイコンピュータに表示 されます。 関連事項2:Windows起動時に左Shiftを押し下げたままにしておくと、 スタートアップで登録されているプログラムの起動を抑制することが できます。 ******************************************************************   【パソコンよもやま話】 今号から一口メモに代わり、パソコンを使うに当たって、知っておくと役に 立ちそうな事、話のネタになりそうな事、言葉の意味や、パソコンの歴史 などについて書いていきます。 目的の一つとしては、指導時の休憩時間などに「さらっ」と話して、 ラポール(*1)を築くお役に立てればとの思いもあります。 ★ワープロとエディタの違いについて ワープロ(ワードプロセッサーの略)の代表的なものとして、ワードや一太郎 などがあります。 エディタとしては、メモ帳、My Edit、WZeditorなどがありますね。 この説明を読まれてこれからは目的に適切なソフトを使用されることを お勧めします。 誤解を恐れずに、一言で言ってしまうと、ワープロは紙に体裁良く印刷する ために文書を書くソフトであり、 エディタはコンピュータ内で利用するための文書を書くソフトです。 プログラムソースの作成や、ホームページのHTML作成などにも使われて います。 ワープロの場合は中央寄せ(センタリング)や、右寄せ、左寄せ、下線、 文字飾り、文字サイズ変更などの機能がありますが、エディタには 無いのが普通です。 メモ帳ではフォントサイズの変更は可能ですが、 一文字単位での変更はできないですね。 保存したデータにも、文字属性は保存されません。 これは、紙に体裁よく印刷することを前提に考えられたワープロでは 当然のことであり、紙という決められた縦・横のサイズ・文字数が 決まっているから可能です。また、見栄えをよくするためにも必要な機能 ですね。 エディタはいわば自由空間で文字を書いているので、センタリングと 言っても、1行の文字数も決まっていないので、出来ないのは当然です。 ワープロで文書を作成する場合は意識的に改行をしなくても自動的に 決められた桁数で改行されます。改行コードが入っているわけでは ありません。 ページサイズなどを変更すると、1行の文字数が自動的に変わりますね。 エディタの場合は、改行したい位置でエンターキーを押し改行コードを 入れることにより、改行が出来るわけです。 (つづきは次号で・・・) *1:rapport 人と人との間がなごやかな心の通い合った状態であること。親密な信頼関係にあること。 ****************************************************************** ◎前号の「一口メモ」の補足  1月号の「一口メモ」で「点字が読める視覚障害者は全体の1割程度 ですが、点字は視覚障害者にとって大切なもの」だという記事を掲載 したところ、読者の方から「点字は盲聾者にとっては不可欠なツール」 とのご意見をいただきました。確かに、視覚と聴覚の両方に障害を持つ方 (盲聾者)にとって点字は欠くことのできないコミュニケーション手段 となっています。ですから、点字の必要性はこれからも変わることはない でしょう。  以上の内容を前号の記事に追記させていただきます。  ご意見をいただきありがとうございました。 ───────────────────────────────── [2] サポートお役立ちサイト −−−−−−−−−−−−−−−−−  見て役立つお勧めサイトをご紹介。 ◎中古パソコン アンカーネットワークサービス 新品でなくても、の方にはお薦めのサイトです。 2万円台、3万円台で、結構使えそうな機種が揃っているようです。 安く買いたい、買ってあげたいとお思いの方は一度覗いてみて下さい。 ▼詳しくは下記をご覧ください。 http://www.rakuten.ne.jp/gold/hinh/ ───────────────────────────────── [3] ここが知りたい!団体運営のヒント −−−−−−−−−−−−  課題はありませんか?資金、活動場所や教材、そして会の活性化。 ◎『事業型NPO法人イー・エルダー』 団体を運営していく悩みの中で大きいのがソフトやパソコン・周辺機器 などの購入の資金問題ですね。 今回は助成金やPCの寄贈、講座等の事業活動をしている 「NPO法人イー・エルダー」についてです。 NPO法人イー・エルダー」は、 (1)NPOのホームページのアクセシビリティ化のための資金助成 (2)在宅就労障害者支援事業 (3)リユースPC寄贈 (4)研修事業にパソコンの公開講座・出張講座・DVDによる自宅学習 (5)シニアのための携帯電話の講習会 等を行っています。 「リユースPC寄贈」は、対象団体と使用目的、寄贈条件に PC仕様、寄贈価格、PC配送費、申請手続、寄贈手続、故障対応等 いろいろと条件があります。 又、助成金については、これまでに、100万円1団体、50万円2団体、 30万円が11団体に贈られました。  教室用PCの確保で苦心されている団体も多いと思います。 こうした制度を利用してはいかがでしょうか。 *お問い合わせ・連絡先 NPO法人 イー・エルダー 事務局 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-15-3       プリメーラ道玄坂309   電話 03-5728-3571   FAX 03-5728-3572   事務局:メール office@e-elder.jp ▼詳しくは下記をご覧ください。  http://www.e-elder.jp/public1/doc/pj/project_index.html#headertop  ───────────────────────────────── [4] ソフトウエア・ハードウエア情報 −−−−−−−−−−−−−  チェックしておきたい最新のソフト、ハード。 ◎ないーぶネットがより便利に、「naiiv_rename ver.1.02」  前号の「サポートお役立ちサイト」で取り上げた「ないーぶネット」は、日々 新しい書籍が追加されており、視覚障害者には本当にありがたいサイトです。  ないーぶネットから点字データをダウンロードすると、"N0123456.EXE" のようなファイルが保存され、それを実行(解凍)すると、N0123456という フォルダとその下に"N0123456-001.BES"などの点字ファイルができます。  しかし、このような英数字の羅列では、それが何の本なのかわかりません。 そこで、こうした名前を本のタイトルに変更するフリーソフトができました。 作ったのはSPANの会員でもある吉泉さんです。今回は、ないーぶネットの データの名前を変更するプログラム、「naiiv_rename」をご紹介します。  このソフトを実行すると、フォルダと点字ファイルの名前を本のタイトルに 変更します。例えば、「N0196878」というフォルダ名を「カガクガ アカス コダイ ブンメイノ ナゾ」に、「N0196878-001.BET」というファイル名を 「カガクガ アカス コダイ 01 .BET」に変更します。  ファイル名の方は、あまり長くなるのもなんなので、本のタイトルの先頭 から12〜20文字程度を用いるようにしました。なので、タイトルの途中で 切れてしまうケースも出てきます。  ともあれ、このように変更しておけば、マイコンピュータを起動して フォルダや点字ファイルを確認する時に、すぐに何の本か分かります。  使い方は、マイコンピュータでN0123456などのフォルダに焦点を当て、オルト メニューの「送る」の中から「N ないーぶネットなまえ変更」を選んでエンター キーを押します。  すると、「ないーぶネットなまえ変更のメッセージ 1個のフォルダ, 4個のファイルの名前を変更しました」などの出力があり、OKボタンが表示 されます。そこでエンターキーを押すと、再びマイコンピュータの画面に戻り ますので、ちゃんと名前が変更されているか確認して下さい。  同じフォルダ内にN0123456のようなフォルダが複数ある場合は、「すべて 選択」を使えば該当フォルダすべての名前を変更します。その際、関係ない ものには手を加えず素通りします。なので、わざわざ該当するフォルダを 探さなくても「すべて選択」と一括でやって差し支えありません。 ●動作環境:Windows-XPで動作確認。,VISTAでも動作するとの連絡あり。 ▼詳しくは下記をご覧ください。 http://cup.sakura.ne.jp/nvr.htm ───────────────────────────────── [5] ひろば 読者のページや各団体の情報など −−−−−−−−−  みんなで作ろう!サポートの輪 ◎「障がいがある方のためのパソコン相談会」を開催  あいちオペナビ倶楽部では「障がいがある方のためのパソコン相談会 in めいとう福祉祭り」を開催します。この相談会では、視覚障害者用の ソフトや機器を展示し、体験ができます。また、機器の選定や使い方の アドバイスを行うほか、ボランティアを希望する方の相談も応じます。 *日時:2008年2月24日(日) 10:00〜14:00 *会場:名古屋障害者スポーツセンター ボランティアルーム ▼詳しくは下記をご覧ください。 http://www.geocities.jp/aoc2002hp/ ◎川崎市盲人図書館が視覚障害者機器展を開催  川崎市盲人図書館と川崎市視覚障害者ボランティア連絡会は、視覚障害者 機器展を開催します。内容は、音声・拡大読書機、点字ディスプレイ、 パソコン・ソフト、日常生活用具・などの紹介やイベントなどです。 *日時:2008年3月1日(土) 10:00〜15:30 *会場:川崎市盲人図書館 ▼詳しくは下記をご覧ください。 http://www12.ocn.ne.jp/~mouto/kikiten2008.htm ◎インターネット・エクスプローラ7への対応について  先日(2月13日)のWindowsアップデートで、インターネット・ エクスプローラ(IE)が「7」に自動アップデートされました。もし、アップ デートを「自動」に設定している方はIEが「7」に更新されています。  これに関してIBMでは、IE7とホームページリーダー(HPR)との互換性に ついては「サポート対象外」ということになったようです。 IBM Windows VistaおよびInternet Explorer 7への対応について - Japan http://www-06.ibm.com/jp/accessibility/supports/hpr304faq1041.html  ただ、確認した限りでは、IE7はHPR3.02、3.04ともに普通に動作している ようです。しかし、もし対応しない場合には、以下のサイトから自動 アップデートを無効にするツールがダウンロードできます。 ダウンロードの詳細 自動配布の無効化ツールキット http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=4C12D92F- 808D-4C21-96CA-DC191A0A8E41&displaylang=ja *上記URLは2行にわたっていますので、ページを開く際にはご注意ください。 ★このコーナーは読者のみなさんからの投稿を中心に作っていきたいと  考えていますので、サポートや団体運営で疑問を感じていること、また  技術的な質問や「自分のところはこうしている」というようなご意見  など何でも構いませんので、メルマガ末尾に記載のアドレスまでお気軽に お寄せください。 ───────────────────────────────── [6] 編集後記 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  今回から始まった「パソコンよもやま話」、いかがでしたか。これまでと 一味違った切り口でのコラムを目指しています。 また、イベントの情報も増えていますので、今後もどんどん取り上げて いきたいと考えています。みなさんもぜひ情報をお寄せください。  今回の「視覚障害者PCサポート」、いかがでしたか? みなさんと情報を共有することで一人でも多くの視覚障害者がパソコンの 楽しさと有用さを知り、サポートの輪が広がればと願っています。  次号は3月28日配信の予定です。 ───────────────────────────────── ▼配信停止や配信先の変更、またご意見や感想はこちらまでお願いします。 office@span.jp ★尚、迷惑メール対策の一環として、「@」を全角で表示しています。  メールアドレスとしてお使いになるときは、半角に訂正してくださるよう  お願い致します。   編集・発行:NPO法人 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