━━━━━━━━<< 視覚障害者PCサポート >>━━━━━━━━   〜 一人でも多くの視覚障害者にPCの恵みを伝えるために 〜           2012年6月号 No.68                       2012年6月22日発行 このメールマガジンは、視覚障害者へのパソコンサポートをする方々の スキルアップと情報交換、また相互の連携を図るためのものです。 どうかみなさんの日々の活動に役立てていただければ幸いです。 ===== も く じ ===================== [1] 教えて!サポートの知恵袋 ● ベーシックコース   Excel基礎(9) ● プロフェッショナルコース   Windows7のコントロールパネル 第3回 ● 【コラム】 パソコンよもやま話   第21回視覚障害リハビリテーション協会・研究発表大会 [2] サポートお役立ちサイト  読み書き(代読・代筆)情報支援事業 [3] ここが知りたい!団体運営のヒント  NPO会計支援センター [4] ソフトウエア・ハードウエア情報  聞きやすさにこだわった新携帯端末、「簡単ケータイ K012」 [5] ひろば 読者のページや各団体の情報など  eye eye福祉機器展2012を仙台で開催 ほか [6] 編集後記 ================================= [1] 教えて!サポートの知恵袋 −−−−−−−−−−−−−−−− ● ベーシックコース  サポートの基本やスクリーンリーダーなどの基礎知識がテーマです。 ◎ Excel基礎(9) 前回のエクセル基礎では、オートフィル機能を利用して連続データの作成を 説明しました。 セルA1からA10まで連続した数値である1から10までが入力されました。 このように、「1、2、・・・」といった連続した数値を表示する場合に、 オートフィル機能を利用すると、2つのセル間の増加分をもとに選択した 範囲のセルに連続データが入力されます。 オートフィルにはもう1つ便利な機能があります。それはコピー機能です。 なお、エクセルのコピー機能を利用しても、操作手順は異なりますが同様の 結果が得られます。 では、簡単な売上表を例にあげて、それぞれの品物の金額をオートフィルの 機能を利用して求めます。 エクセルを開ける方は実際にセルに下記のように入力してみましょう。 1. セルA2に「みかん」、A3に「りんご」、A4に「バナナ」と入力します。 2. 同様にセルB1に「単価」、C1に「個数」、D1に「金額」と入力します。 3. 次にそれぞれの単価と個数を入力します。ここでは、みかんの単価を  入力するセルB2に「50」、リンゴの単価を入力するセルB3に「80」、  バナナの単価を入力するセルB4に「120」と入れ、  続けてセルC2に、みかんの個数「3」、セルC3にりんごの個数「2」、  セルC4にバナナの個数「4」と入力します。 4. セルD2に、みかんの金額を求める数式を入力します。金額は単価×個数で  求めることができるので、セルD2に「=B2*C2」と入力して[Enter]キーで  実行します。  ⇒セルD2にみかんの金額である「150」と表示されます。 5. ここで、みかんの金額を基に、オートフィルのコピー機能を利用して  りんごの金額とバナナの金額を求めます。  まずはコピー元のセルであるセルD2に移動します。 6. [Shift]キーを押しながら[下方向]キーを押して、セルD4まで範囲選択を  します。 7. その状態で[Alt]キーを押してリボンの中の「ホーム」タブに移動します。 8. [Shift] + [Tab]キーで「フィル」を選択し、[Enter]キーを押します。 9. フィルに関連するメニューのウインドウが表示されるので、  [下方向]キーを押して「下方向へコピー」を選択します。 10. [Enter]キーを押します。  ⇒セルD3にリンゴの金額「160」、セルD3にバナナの金額「480」がそれぞれ  表示されます。 なお、コピーが完了したら[方向]キーなどで範囲選択を解除しておきましょう。 ───────────────────────────────── ● プロフェッショナルコース  PCの設定やサポートのスキルアップ、またトラブル対応などが テーマです。 ◎ Windows7のコントロールパネル 第3回 まず、お詫びを申し上げます。 前回の記載に不適切な点があり、今回、復元ポイントの作成を再度掲載します。 今回の内容として、作成した復元ポイントによる復元を追加しました。 WindowsXPで「アクセサリ」にある「復元ポイントの作成」ですが、 Windows7ではそこにはありません。初めてWindows7を操作した時に困惑した 人もいるかと思います。 これはコントロールパネルから起動できます。今回はその操作を説明します。 実施する前に、動作してるプログラムをできるだけ終了させます。 まず「コントロールパネル」を起動します。 「システムのプロパティ」のダイアログを開きます。 ・カテゴリ表示の場合 1. [Tab]キーを何回か押して「システムとセキュリティ」まで移動して  [Enter]キーを押します。 2. [Tab]キーを何回か押して「システム」まで移動します。 3. [Enter]キーを押して実行します。 4. [Tab]キーを何回か押して「システムの保護」まで移動します。 5. [Enter]キーを押して「システムのプロパティ」のダイアログボックスを  開きます。 ・「大きいアイコン」または「小さいアイコン」で表示している場合 1. [Tab]キーを何回か押して「システム」まで移動します。 2. [Enter]キーを押して実行します。 3. [Tab]キーを何回か押して「システムの保護」まで移動します。 4. [Enter]キーを押して「システムのプロパティ」のダイアログボックスを  開きます。 「システムのプロパティ」のダイアログボックスを開いた後の操作は 共通です。必要なタブ「システムの保護」がすでに表示されています。 1. [Tab]キーを何回か押して「システムの保護が有効になっているドライブの  復元ポイントを今すぐ作成します」と説明されているボタン「作成」まで  移動します。 2. すると、新たなダイアログボックス「システムの保護」が起動します。 3. 「復元ポイントを識別するのに役立つ説明を入力してください。現在の  日時が自動的に追加されます。」と説明されているエディットに説明を  入力します。  今回は「練習のための復元ポイント」と入力して確定します。 4. [Tab]キーを押して、「作成」まで移動します。 5. [Enter]キーを押して実行します。 6. 作業中か「システムの保護」のメッセージボックスが開きます。 7. 終了すると、クライアント領域に「復元ポイントは正常に作成されました」  となっている「閉じる」のボタンだけの「メッセージボックス」が表示  されると同時に通知音が鳴ります。 8. 「閉じる」のボタンがフォーカスを持っているので[Enter]キーを押して  メッセージボックスを閉じます。 9. [Tab]キーを押して「OK」ボタンまで移動します。 10. [Enter]キーを押すと、「システムのプロパティ」のダイアログが  閉じます。 11. コントロールパネルはまだ開いています。このウィンドウには「OK」  ボタンはありません。 12. [Alt]+[Space]でシステムメニューを開きます。 13. [上方向]キーを押して「閉じる」に移動します。 14. [Enter]キーを押すとコントロールパネルが閉じます。 【ワンポイント】 「システムのプロパティ」ダイアログボックスを開くショートカットは [Windowsロゴ]+[Pause]です。これはWindowsXP・7とも共通です。 [Ctrl]+[Tab]でタブを「システムの保護」に切り替えてください。 「システムの復元」 システムの復元ですが、作成と同じ「システムのプロパティ」ダイアログ ボックスを使用します。 タブも「システムの保護」と同様です。 もちろん、この作業の前に、終了可能なプログラムはできるだけ終了してください。 上の説明を参考にして、「システムのプロパティ」ダイアログボックスを 開きます。 タブが「システムの保護」でない場合、[Ctrl]+[Tab]で切り替えます。 手順は以下のとおりです。 1. [Tab]キーでボタン「システムの復元」に移動します。 2. [Enter]キーを押すと、ウィザート「システムの復元」のダイアログ  ボックスが表示されます。  画面には、「次へ」と「キャンセル」のボタンに加えて、説明文の中に  「この処理をもとに戻せるかどうかの確認」のリンクがあります。  このリンクを実行すると、「Windowsヘルプとサポート」が開き一般的な  説明が表示されます。 3. [Tab]キーを押して「次へ」のボタンに移動します。 4. [Enter]キーを押します。すると、復元できるポイントの一覧表がある  ダイアログボックスが表示されます。  この表は、上が最も新しい復元ポイントで、そこがフォーカスを持って  います。  [上下方向]キーで選択が可能です。  今回は練習なので、先ほど作成した最も新しい復元ポイントを選びます。  ここにフォーカスが移動したときには、最新の復元ポイントが選ばれて  いるのでこれを利用します。 5. [Tab]キーを押して、「次へ」のボタンまで移動します。 6. [Enter]キーを押して、実行します。すると、復元ポイントを確認する  内容が表示されます。 7. [Tab]キーを押して「完了」のボタンまで移動します。 8. [Enter]キーを押します。復元の続行を確認するメッセージボックスが  表示されます。 9. [Tab]キーを押して、ボタン「はい」に移動します。 10. [Enter]キーを押して、復元を続行します。復元が開始されます。  復元の状況を表示するウィンドウが表示されます。  数分経つと、ダイアログボックスの表示が消えて、「Windowsのファイルと  設定を復元しています。しばらくお待ちください。初期化しています...」  などと表示された画面が表示されます。場合によっては、自動的に再起動が  発生します。  再起動後、メッセージボックスが表示されます。「システムの復元は正常に  完了しました。システムは、YYYY/MM/DD HH:MM:SSに復元されました。  ユーザーのドキュメントへの影響はありません。」などと表示されます。  (YYYYで始まる文字列は日付と時刻です。)  メッセージボックスには、「閉じる」のボタンがあります。  [Enter]キーを押して、メッセージボックスを閉じます。 これで、復元が終了しました。                         文責 村山 慎二郎 ****************************************************************** ● 【コラム】 パソコンよもやま話 ◎第21回視覚障害リハビリテーション協会・研究発表大会 今回は趣向を変え、6月16,17日と所沢にある、国立障害者リハビリテーション ・センター内で開催された模様をお知らせします。 その前にこの協会についての概略説明をします。 http://jarvi.org/general/intro.html 設立は1992年2月15日です。 協会の目的は、視覚障害者(児)に対する、福祉・教育・職業等の分野における リハビリテーションに関心をもつ者の相互の交流・理解を深めるとともに、 指導技術の研修を行い、専門性の向上を図り、視覚障害者(児)のリハビリ テーションの発展に寄与し、社会を啓発することを目的としています。 現在の会員数はおおよそ400名。歩行訓練士、視能訓練士、教育関係者、 眼科医、看護士、視覚障害当事者も参加しています。 ちなみに私は1997年から参加し、2001年から理事、2003〜2008年副会長、 現在は理事です。 最近は各地域が運営する方法で、研究大会を開催しており、2008年:仙台、 2009年:高知、2010年:東海、2011年:島原、2012年:所沢、そして、 来年2013年:新潟、2014年:京都での開催が予定されています。 今回のテーマは「高齢化社会と視覚リハビリテーション」でした。 基調講演として、「高齢者のリハビリテーション」、教育基本セミナーでは 「視覚リハビリテーションと新しいコミュニケーションエイド」、 「光学の基本」「O&Mのいろは」などの講演がありました。 シンポジウムでは「視覚リハビリテーションの空白地帯」と云うテーマで 高齢期の空白、地域の空白、乳幼児期の支援に関する現状と課題、視覚 リハビリテーションにおける受障直後の空白についてシンポジストからの 発表がありました。 教育講演では「障害者福祉施策の動向」として、これからの法律として検討 されていること、などについての講演でした。 また、研究発表としてはポスター発表と、口頭発表の合わせて約70件の発表が ありました。 iPadについても5,6件の発表がありました。 詳しくはつぎのURLをご覧ください。 https://sites.google.com/site/jarvi2012no21/ 会員や参加者には事前に抄録集の配布があり、どのような内容であるかが分かります。 研究発表大会には会員でなくても参加費を払えば参加できます。 非会員の参加費は大会毎に異なりますが、6,000〜8,000円程度です。 視覚障害者の日常生活の指導方法や、勉学、就労などについて日々研究されて いる内容などが分かります。 来年はあなたも参加しませんか。                           文責:園 順一 ───────────────────────────────── [2] サポートお役立ちサイト −−−−−−−−−−−−−−−−−  見て役立つお勧めサイトをご紹介。 ◎読み書き(代読・代筆)情報支援事業 「大活字文化普及協会」事務局長・市橋正光さんは、ボランティアによる 代読・代筆サービスを今年の4月から始ました。 視覚障害者だけでなく、高齢者にもサービスが提供されています。 読み書きが困難な方に向けて、守秘義務と代読・代筆の技術を習得した 支援員による情報支援事業を開始しました。 以下のようなものが読み書きの対象となっていますが、特に、日常生活に 関するものについて、このような活動が広がるとよいですね。 1.勉学上必要なもの 2.職業上必要なもの 3.日常生活上必要なもの *代読:地域の回覧物、広告やパンフレットや家電等の説明書、手紙や  貯金通帳等 *代筆:各種申込書等の署名/押印、手紙や宛名書き、趣味や生活上に必要な  書類等 ▼詳しくは下記をご覧ください。 http://www.google.co.jp/gwt/x?gl=jp&guid=on&output=xhtml1_0&wsc=tb&wsi=feebe8d947ad5802&source=m&u=http%3A%2F%2Fwww.daikatsuji.co.jp/2012_6_4.html&ei=OpHTT9upMcvikAWwjYCqBg ───────────────────────────────── [3] ここが知りたい!団体運営のヒント −−−−−−−−−−−−  課題はありませんか?資金、活動場所や教材、そして会の活性化。 ◎NPO会計支援センター  〜全国の悩みを持つ法人に呼びかけて「課題を共有し、解決への道を探る」   ための運動を起こす〜 ●使命 NPO法人の会計は、一般企業の会計となにが違うのか? 経理実務の最低限必要なことは、NPO法人でも一般企業でも変わりは ありません。 会計に対する法人としての「考え方」であり「姿勢」が違うのです。 NPO法で定められている 「正規の簿記の原則に従う」「継続性の原則」「明瞭性の原則」 の3つは最低限守らなければいけません。 しかしそれだけではなく、NPO法には「情報公開」が義務付けられています。 このことは会計処理に大きな影響を与えるのです。 NPO法人の会計の目的は、内部管理と運営のために行う。 外部に対しては「NPO法人を広く支援し支えてくれる人たちの信頼に応えるため、 一般に公正妥当だと証明できる手続きによって作成された会計報告を広く 地域住民や関係している人たちに示すため」に会計を行うのです。 単に税金の計算を目的とするための会計ではないし、 また、税務署から調査をうけるかもしれないからという理由で会計処理を するのではないということです。 もちろん「報告書」は所轄庁に提出しますし、見やすくきれいであることは 大切です。 そしてその報告が、どんなに見た目りっぱな会計報告書であっても、そこに 表示される決算の金額が 「正しい手順によって、正確に記録・測定されたものである」 ということを証明できる手続きが行われていなければ意味がありません。 しかし、現実には、資金提供元の制限や一方的な論理があったり、活動分野の 法に縛られたり、いままでの慣習から逃れられなくて理不尽な思いのまま 会計処理をせざるをえなかったり、 今まで想定されなかった新しい発想の活動であるために、会計処理においても 新しい概念を作り上げる必要があったりと「NPO会計の現場」には、多くの 課題と矛盾があります。 そういった現場での矛盾や悩みを、現場実務の人たちとともに悩み、 解決できるものは解決していく。 個人個人では解決できないことも、ともに同じことで悩んでいる仲間を 得ることで勇気づけられ、また解決の道を探ることができたり、 あるいは問題提起をすることができたりすることも多くあります。 このように現場の会計実務を支援し、抱える課題をともに解決していくことが 当センターの最も重要なミッションであり、 また、その活動こそが今のNPO法人の「会計」と「組織」のレベルアップに つながるものだと信じています。 *NPO法人における「会計の透明性と重要さ」を啓蒙・啓発すること。 *現場で実務に悩む孤独な会計担当者とともに悩み、一歩ずつ前に進み、  法人として外部からの信頼を得られるように支援すること。 *NPO会計のあり方について考え、議論し、今後の更なるNPO活動の発展に  つなげていくこと。 *会計処理の現場において、法律や慣習や、相手の会計への無理解などに  よってどうしようもない壁にぶち当たりながら苦しんでいるNPO法人と、  課題を共有し、「声」として全国に呼びかけていくこと。 ●事業 1.NPO会計の抱える諸問題の解決に向けての活動と各方面への啓発。 2.NPOにおける「会計」と「組織づくり」の重要性に対する啓蒙・啓発。 3.NPOに係る会計処理実務支援及び相談事業。 4.NPO会計の普及啓発。 5.会計専門家に対するNPOに関する知識の普及。 6.その他、本法人の目的を達成するために必要な事業。 会計処理で悩みを持つ多くのNPO関係者のみなさんにとって、一つの指針を 与えてくれる組織ではないかと思います。 ▼詳しくは下記をご覧ください。 http://www.npokaikei.com/index.html ───────────────────────────────── [4] ソフトウエア・ハードウエア情報 −−−−−−−−−−−−−  チェックしておきたい最新のソフト、ハード。 ◎聞きやすさにこだわった新携帯端末、「簡単ケータイ K012」  今回は、KDDI株式会社から5月31日に発売された、使いやすさに加えて 聞きやすさの要素も追加した「簡単ケータイ K012」をご紹介します。  簡単ケータイ K012は約3インチのディスプレイを搭載し、雑踏の中でも 聞きやすい機能や操作のしやすさにこだわった折りたたみ型の携帯端末です。 従来モデルで好評だった防水・防塵性能、音や文字などを大きくする「でか 機能」などを踏襲。オートフォーカス対応カメラ、音声読み上げ、音声認識 機能、歩数計なども利用できます。  受話口を廃止し、ディスプレイを振動させることによって雑踏の中でも相手の 声を聞きやすくする「スマートソニックレシーバー」、音の間に環境音を入れる ことで聞き取りやすくなる「なめらか通話」、聞き取りにくい音域を調整する 「はっきり通話」、相手の音声の速度を遅くする「ゆっくり通話」などの機能 で、さらに聞こえやすくすることができます。また、端末のマイクで周囲の音を 集音し、スマートソニックレシーバーやイヤフォンから聞くことのできる 「聞こえアシスト」機能も新たに開発。簡易的な補聴器のように利用できます。  側面には、ユーザーからの要望が多かった音量調節ボタンが新たに追加。 ワンタッチキーはもちろん、従来同様のスライド式電源スイッチを端末下部に 配置し、その他の十字キーやテンキーなどのサイズも大きめにデザインするなど 操作のしやすさにこだわった設計となっています。 赤外線通信、Eメール、Cメール(SMS)、エリアメール、緊急地震速報に対応。 ただし、ワンセグやおサイフケータイ、Wi-Fi、国際ローミングには非対応。 ●仕様 サイズ:幅約50×高さ約109×厚さ約17.2mm(最厚部21mm) 重さ:約126g 連続通話時間:約240分 連続待受時間:約470時間 カメラ:AF付き有効約515万画素CMOS 外部メモリ:microSDHC(別売、最大32GB) メインディスプレイ:約3インチワイドQVGA IPS液晶 サブディスプレイ:約1.4インチ モノクロ液晶 ボディカラー:ゴールド、ホワイト、ピンク、ネイビー ▼詳しくは下記をご覧ください。 http://www.au.kddi.com/seihin/ichiran/mobilephone/k012/index.html ───────────────────────────────── [5] ひろば 読者のページや各団体の情報など −−−−−−−−−  みんなで作ろう!サポートの輪 ◎eye eye福祉機器展2012を仙台で開催 特定非営利活動法人アイサポート仙台は「eye eye福祉機器展2012」 ―視覚障害者のための生活用具展示会―を開催します。 これは、見えない方・見えにくい方の生活に役立ついろいろなグッズを 集めた展示会で、拡大読書器、パソコンの活用を助けるソフト、調理や 掃除など日常の家事に役立つグッズ、便利機能付きテレビ、歩行の補助具 などを展示します。 *日時:2012年7月1日(日) 10:00〜16:00 *会場:仙台市福祉プラザ *入場料:無料 ▼詳しくは下記をご覧ください。 http://www15.plala.or.jp/isupport/eyeeyekikiten.html ◎2012全国ロービジョン(低視覚)セミナーを開催  〜黄斑変性症等中心暗点のある眼疾患の現状と就労〜 社会福祉法人日本盲人職能開発センターは、下記の内容で全国ロービジョン (低視覚)セミナーを開催します。 *日時:2012年7月21日(土) 9:45〜16:00 *会場:戸山サンライズ(全国身体障害者総合福祉センター) *申込み期限:2012年7月11日(水) *申込み先:日本盲人職能開発センター  E-Mail lv2012@moushoku.sakura.ne.jp  ※件名に「セミナー申込書」と明記の上、原則としてメールでお申込み下さい。 *参加費:無料(但し、昼食代1,000円は当日受付時にお支払いください) *内容  基調講演 「加齢(かれい)黄斑(おうはん)変性(へんせい) −片目をかくして見てみましょう−」         「中心暗点のある眼疾患のロービジョンケア」  パネルディスカッション   「ロービジョンとともに働く―機器の活用と仕事の工夫―」 ※ロービジョン機器等展示会 10:00〜16:00 ▼詳しくは下記をご覧ください。 http://www.os.rim.or.jp/~moushoku/lowvision/lowvision2012.html ◎視覚障害者に対するパソコン指導者入門講座(東京)を開催 NPO法人SPANは、下記の通りパソコン指導者入門講座を開催します。 この講座は、視覚障害者にパソコンを指導する方を対象に、その基本を学んで いただくものです。 *開催日:2012年9月8日(土)・9日(日) (2日間コース) *時間:8日=10:00〜17:00 9日=10:00〜16:00 *会場:一般財団法人 高度技術社会推進協会 TEPIA ITセミナリオ *受講料:無料 *内容:視覚障害者の基礎知識、キーと音声によるパソコンの操作、  関連ソフトウェアの紹介、パソコンの設定、Skypeを利用した遠隔教育 など ▼詳しくは下記をご覧ください。 http://www.span.jp/tepia/info_120908-09tokyo.html ★このコーナーは読者のみなさんからの投稿を中心に作っていきたいと  考えていますので、サポートや団体運営で疑問を感じていること、また  技術的な質問や「自分のところはこうしている」というようなご意見など  何でも構いませんので、メルマガ末尾に記載のアドレスまでお気軽にお寄せ  ください。 ───────────────────────────────── [6] 編集後記 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 今回の記事にもあった視覚障害リハビリテーション研究発表大会では、 細心のタブレット端末から点字まで、さまざまなコミュニケーションの方法が テーマとなっていましたが、それだけこの分野が幅広く、また奥が深いもの だということを再認識しました。 恐らく、ずっと勉強が続くのだと思います。  今回の「視覚障害者PCサポート」、いかがでしたか? みなさんと情報を共有することで一人でも多くの視覚障害者がパソコンの 楽しさと有用さを知り、サポートの輪が広がればと願っています。 次号は7月27日(金)配信の予定です。 ───────────────────────────────── ▼配信停止や配信先の変更、またご意見や感想はこちらまでお願いします。 office@span.jp ★尚、迷惑メール対策の一環として、「@」を全角で表示しています。  メールアドレスとしてお使いになるときは、半角に訂正してくださるよう  お願い致します。   編集・発行:NPO法人 視覚障害者パソコンアシストネットワーク                        SPAN(スパン)                       メールマガジン編集部   発行責任者:北神アキラ http://www.span.jp ★本メルマガの内容を許可なく複写、転送、改変することを禁じます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━