━━━━━━━━<< 視覚障害者PCサポート >>━━━━━━━━   〜 一人でも多くの視覚障害者にPCやICTの恵みを伝えるために 〜           2020年9月号 No.167                       2020年9月25日発行 このメールマガジンは、視覚障害者へのパソコンサポートをする方々の スキルアップと情報交換、また相互の連携を図るためのものです。 どうかみなさんの日々の活動に役立てていただければ幸いです。 ===== も く じ ===================== [1] 教えて!サポートの知恵袋 ● ベーシックコース  暗いところでも「拡大鏡」 ● プロフェッショナルコース  最近の簡単操作から ● 【コラム】 ICT よもやま話  iOSアプリ「アメミル」 [2] サポートお役立ちサイト  補助犬普及と理解のためのガイドブック [3] ここが知りたい!団体運営のヒント  日本視覚障害者ICTネットワーク(JBICT) [4] ソフトウエア・ハードウエア情報  新型コロナ陽性者との接触を知らせてくれるアプリ、「COCOA」 [5] ひろば 読者のページや各団体の情報など  第233回仙台ロービジョン勉強会開催のご案内 [6] SPANからのご案内 [7] 編集後記 ================================= [1] 教えて!サポートの知恵袋 −−−−−−−−−−−−−−−− ● ベーシックコース  サポートの基本やスクリーンリーダーなどの基礎知識がテーマです。 ◎暗いところでも「拡大鏡」 私は拡大しても暗い時には、やはり見ることができません。 自分のかざした手で暗くなってしまうことも多いです。光の入れ方が 大きな問題です。 ですから私は必ずライト付きのルーペで拡大して見るようにしています。 私の持っているライト付きルーペは10倍です。これ以外の倍率で見ることは できません。 もちろん焦点距離も短く、読むものとルーペと目の位置は ほとんどくっついている状態です。 大変姿勢も悪くなりますね。 こんな方は、iPhone、iPadの「拡大鏡」をぜひ使ってみてください。 暗いところでも明るく表示しますが、もう少し光が必要な場合は、 「フラッシュライト」をオンにすればライトが付きます。 よく使うことを前提にしているようで、ホームボタンのトリプルクリックで 起動できます。 後は、倍率の変更は上下に一本指で払うことでできます。 最高倍率は、15.0倍です。 オートフォーカスでそのまま使えます。 ───────────────────────────────── ● プロフェッショナルコース  PCの設定やサポートのスキルアップ、またトラブル対応などが テーマです。 ◎最近の簡単操作から この文章のPDFのURLは以下です。 http://smuramura.web.fc2.com/SPAN/2020/09/display.pdf 1.はじめに Windows10の視覚障碍者対応機能(簡単操作の一部)は どんどん進化しています。便利な機能のいくつかを紹介します。 今回は最新版の一つ前の広く普及している1909で「ディスプレイ」について 私流を紹介します。 2.簡単操作の起動 [Windowsロゴ]キー+[U]キーで起動します。 UはユニバーサルデザインのUと覚えます。 3.ディスプレイ 起動したら、ディスプレイを選びます。見やすさの調整ができます。 この中でアニメーションをOFFにするとパソコンの負担が減り 高速化できるので、特に推奨します。 (ア)文字を大きくする スライダーで表示される文字の大きさを調整できます。文字を大きくすると リボンが大きくなり邪魔なことがあります。その場合は[Ctrl]キー+[F1]キーで リボンの表示と非表示を切り替えると便利です。 [Ctrl]キーを押し下げている間に、マウスのホイールを回すと アイコンの大きさが変わりますが、その下の文字の大きさは変わりません。 WordやExcelなら本文の表示の倍率だけが変わります。 (イ)全体の大きさ 最近のノートパソコンの画面は1920×1080の分解能を持っていることが あります。文字が小さくなり、不便を感じるときにここで調整すると 便利です。パソコンに複数のモニタがある場合、モニタごとに調整することも できます。 (ウ)Windowsにアニメーションを表示する アニメーションとは、ダイアログボックスを表示するときに だんだんと大きくすることや、Excelで文字を入力するときに文字を動かすなど 見栄えを良くする機能です。スクリーンリーダを使用しているときに キー入力に音声が追い付かない場合などは、OFFにすることで 改善できる場合があります。 私は晴眼者ですがOFFにして快適に使用しています。 (エ)Windowsの表示に透明性を適用する OFFにすれば、パソコンの負担が減ると思うのでOFFにしています。 (オ)デスクトップの背景画像を表示する。 OFFにしていますが、それ以前に背景画像を単色にしています。 4.追伸 カーソルとポインター 入力時にカーソルを見やすくするは、文字カーソルを太くする機能です。 最新版でないWordなどでは、ここで太くしても太くならないことがあります。 現在私が使用しているMicrosoft365(旧Office365)では太くなります。 5.関連する画像 上記の説明の関連画像は、下記のURLからご覧ください http://smuramura.web.fc2.com/SPAN/2020/09/index.html                            村山 慎二郎 ****************************************************************** ● 【コラム】 ICt よもやま話 ◎iOSアプリ「アメミル」 「○心と、秋の空」と言われているように、秋の天気はよく変わるようです。 そこで、今回は天気予報のアプリを紹介します。 「アメミル」をApp Storeで ※下記URLが長いため、途中で改行しています。 https://apps.apple.com/jp/app/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%9F%E3%83%AB/ id640441905 より、一部引用します。 なお、目の不自由な方は、全ての機能は利用できませんが、 VoiceOverにも対応しており、課金されなくても、十分に役立つのではと 思います。 私は最近課金しないで利用を始めました。 部屋の中にいると、大雨でないと雨音が聞こえないので気がつかないのですが 音声で通知してくれるので助かっています。 アメミル  4+ これからの雨を高精度に予想! 「天気」内14位 4.3 ? 7,819件の評価 無料(App内課金が有ります) 説明 アメミルは、リアルタイム降雨情報をAR(拡張現実)とAI(人工知能)で表現する アプリケーションです。 強い雨雲の接近をAIが伝え、カメラを通してリアルな映像として 確認できます。 ■主な機能と特徴 ・アメミルには、マップ表示の「2D」、AR表示の「3D」、 上空から天気を俯瞰する「サテライトアイ」の3つのモードがあります。 ・降雨情報は、気象庁レーダーを合成したデータで、250mメッシュの 解像度があり、5分毎に更新されます。 ・雨通知は、登録地点または現在地に1時間以内に雨が予想されると、音声 (大西沙織、小澤亜李)とレーダー動画によりプッシュで通知します。 登録地点への雨通知は無料です。 ・2Dモードでは、現在地マーカーや地図と重ね合わて、13階調の降雨情報と 落雷の情報を表示します。全国から街区レベルまでスムーズに 拡大縮小できます。 ・ユーザー周辺の気温や雨の状況と今後の予想を、気象予報士による解説を 学習したAIがお伝えします。 ・3Dモードでは、周囲10kmの降雨の情報を、雨雲と雨、水たまりにできる 波紋のアニメーションとしてカメラの映像に合成します。 目標方向を指示すると、雨量を読み取ることができます。 また、雨の強さにあわせた雨音を再生することができます。 ・雨雪判別機能により雪が降っている地域ではAIが雪を解説し、 雪のアニメーションがARで表示されます。 ・日本全国の降雨状況を見ることができる「サテライトアイ」機能は、 iPhoneを動かすことによって、まるで衛星から見るようなリアルな映像が 体験できます。 ・過去に発生した災害につながる大雨を再現する、デモモードがあります。 ・月額120円の会員に登録すると、この先15時間の雨量予測とGPS追従モードが ご利用いただけます。 ・ARで見ている画面を動画と画像でSNSに投稿することができ、 投稿すると3時間の間、有料の雨量予測とGPS追従モードを無料で使うことが できます。 ・ウィジェット機能により登録地点周辺のレーダーを見ることができます。 ・雨通知の登録地点の降水確率を見ることができます。 ■Siriショートカットに対応 - Siriに「これからの雨は?」と問いかけるとアメミルのAIが 周辺の天気の状況を返答します。 ■Apple Watchに対応 - 雨の接近をアニメーションで通知します。 - マップ上に雨レーダーを表示し、手首の傾きでズームします。 - 時計文字盤に降水確率・ひまわり画像・降水量予想を追加することが できます。 【月額会員について】 ・月額会員の価格と期間 120円/1ヶ月間(申込日から起算)/月額自動更新 iTunesアカウントに課金されます。 ・自動更新の詳細 月額会員期間の終了日の24時間以上前に自動更新を解除しない限り、 月額会員期間が自動更新されます。 自動更新される際の課金については、月額会員期間の終了前の24時間以内に 行われます。                           文責:園 順一 ───────────────────────────────── [2] サポートお役立ちサイト −−−−−−−−−−−−−−−−−  見て役立つお勧めサイトをご紹介。 ◎補助犬普及と理解のためのガイドブック 身体障害者補助犬使用者の、効果的な普及・啓発活動のあり方ガイドブック。 〜補助犬使用者の受入拒否をなくし、障害者の自立を促す補助犬の使用を 拡大するために自治体が果たすべき役割〜  地方自治体の障害者支援の担当部局の皆さまが、身体障害者補助犬 (以下、補助犬という)を使用する障害当事者(補助犬使用者)が いきいきと暮らせる社会づくりを実現していくために、効果的に普及・啓発を 実施していただけるよう、留意点をまとめたものです。 もちろん関係部署だけでなく、以下のような事も指摘されています。 補助犬の担当部署だけでなく障害当事者の社会生活に関わるすべての部署で 情報共有が必要です。 補助犬の使用の普及・啓発の実施にあたっては、補助犬の担当部署だけでなく 障害福祉サービス等の担当部署、障害者差別解消の担当部署、飲食店・ 医療機関・公共交通機関等、法律上受入義務がある業の所管部署等、 障害当事者の社会生活に関わる幅広い分野で、この情報を共有することが 必要です。 ▼詳しくは下記をご覧ください。 https://www.jsdrc.jp/doc-manual/2019-hojoken-fukyu-guidebook.pdf ───────────────────────────────── [3] ここが知りたい!団体運営のヒント −−−−−−−−−−−−  課題はありませんか?資金、活動場所や教材、そして会の活性化。 ◎日本視覚障害者ICTネットワーク(JBICT) この団体は、視覚障害当事者により結成され、視覚障害者のICT環境の 向上を目的とした活動を行っています。 具体的な活動については、団体のwebサイトで以下のように 紹介されています。 現在は、Webサイト上での活動です。 ・視覚障害者のICT利用に関係があるニュースの紹介 ・日本国内の、視覚障害があるICTユーザーに有用な情報の提供 ・ICT利用に関連するティップスの紹介 ・視覚障害者のICT利用の促進やスキルの習得に役立つ活動を行っている  組織などの紹介 また、将来は以下のような活動を計画しています。 ・視覚障害があるICTユーザーや、ユーザーの支援を行っている人々の  間での情報交換を目的とした、オンライン・フォーラムの運用 ・既存製品の改善を目指した要望のとりまとめと提案 ・製品開発者によるユーザビリティー・テストへの協力など、製品開発に  協力することができる人材の育成 ・視覚障害者のICT利用に関する教育のためのガイドライン等の策定 視覚障害者の支援を行う方にとって、この団体の活動は 参考になるのではないでしょうか。 ▼詳しくは下記をご覧ください。 https://jbict.net/ ───────────────────────────────── [4] ソフトウエア・ハードウエア情報 −−−−−−−−−−−−−  チェックしておきたい最新のソフト、ハード。 ◎新型コロナ陽性者との接触を知らせてくれるアプリ、「COCOA」  今回は、厚生労働省が開発し、6月19日にリリースした 新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」をご紹介します。  COCOAは、新型コロナウイルス感染症の感染者と接触した可能性について、 通知を受け取ることができるスマートフォン用アプリです。  Bluetoothを利用して、本アプリを端末に設定した人同士の1メートル以内、 15分以上の接触を記録します。この情報は暗号化され、自身の端末の中にのみ 記録され、14日後に自動的に削除されます。行政機関や第三者が暗号化された 情報を利用して接触歴を把握することはありません。 この記録は端末から外部に出ることはなく、利用者はアプリを削除することで いつでも任意に記録を削除できます。  氏名・電話番号・メールアドレスなどの個人情報やGPSなど 端末の位置情報を使うことはなく、それらが記録されることもありません。 また、不正登録を防止するために陽性登録をする際には 保健所を通して発行される「処理番号」をアプリに入力する必要があります。  新型コロナウイルスに陽性と判定されたら、本アプリに匿名で 登録することができます。最近接触した人の中に陽性登録した人がいたら プッシュ通知が届きます。通知を受けた後は、画面に表示される手順に沿って 自身の症状などを選択すると、帰国者・接触者外来等の連絡先が表示され、 検査の受診などが案内されます。  COCOAは面倒な初期設定もなく、アプリ画面もシンプルで、Voice Overでも 問題なく操作できます。利用者が増えることで、少しでも感染拡大防止に つながることが期待されます。  動作可能なOSは、iOS 13.5以上、Android 6.0以上。なお、iPad OS、 watch OSには対応していません。 ▼詳しくは下記をご覧ください。 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/cocoa_00138.html ───────────────────────────────── [5] ひろば 読者のページや各団体の情報など −−−−−−−−−  みんなで作ろう!サポートの輪 ◎第233回仙台ロービジョン勉強会開催のご案内 アイサポート仙台(仙台市中途視覚障害者支援センター)では、 第233回仙台ロービジョン勉強会を開催します。 *日時:2020年10月14日(水) 19:00〜20:30 *会場:仙台市福祉プラザ 1階 プラザホール *内容:「ロービジョンケアとの出会いから」 *参加費:500円 *定員:60名 *事前申込期限:10月7日(金)  (オンライン参加も可能) *お申し込み・お問い合わせ先:アイサポート仙台 仙台市中途視覚障害者  支援センター  Tel:022−212−1131  E-Mail:sisien@sky.plala.or.jp 詳しくは上記お電話かメールにてお問い合わせください。 ★このコーナーは読者のみなさんからの投稿を中心に作っていきたいと  考えていますので、サポートや団体運営で疑問を感じていること、また  技術的な質問や「自分のところはこうしている」というようなご意見など  何でも構いませんので、メルマガ末尾に記載のアドレスまでお気軽に  お寄せください。 ───────────────────────────────── [6] SPANからのご案内 SPANが開催する講座などのご案内やご寄付のお願いです。 多くの方に私たちの活動を知っていただければ幸いです。 *講座の開催 SPANでは以下のような講座を開催しています。 ★現在、新型コロナウイルスの影響により、教室での訓練や講座、  またジョブコーチに寄る訪問支援を休止しています。  ・ 個人対象講座   マンツーマンで学んでいただく講座で、内容や日程はご相談の上   決めていきます。初歩から職業スキル向上まで多様なニーズに   対応できます。  ・ グループ講座   グループ(2〜4名)で同じ内容を学んでいただく講座で、内容や日程は   ご相談の上決めていきます。受講料は個人対象講座より割安です。  ・ 遠隔講座   ネット通話アプリZoomミーティングやSkypeなどを利用して   行う講座で、教室に来なくても学べます。   内容や日程はご相談の上決めていきます。  ・ 在職者訓練   東京都内に在勤、または在住の就労中の視覚障害者を対象とした   職業訓練で費用負担はありません。   → 現在、令和2年 下期の訓練の受付を行っています。  ・ジョブコーチ支援   訪問型職場適応援助者(ジョブコーチ)による支援です。視覚障害者が   勤務する職場環境の整備や職業スキルの向上を図ります。   詳しくは、東京障害者職業センター、またはSPANに  お問い合わせください。  東京障害者職業センター   https://www.jeed.or.jp/location/chiiki/tokyo/index.html  ・ 企業研修   視覚障害者が在籍する企業からの委託により実施する職業研修です。   内容や日程はご相談の上決めていきます。 上記の各講座や訓練は常にお申し込みを受け付けています。  ・ 土曜講座、夜間講座、ワンポイント講座   土曜日やウイークデーの夜間にテーマを決めて実施する講座です。   また、ワンポイント講座はテーマを絞って半日で学ぶ講座です。   内容や日程はその都度Webサイトでお知らせします。   → 現在、10月3日からの遠隔土曜講座の申込受付を行っています。  ・ インストラクター養成講座   視覚障害者に対するパソコンサポートをしていただく方のための講座で、   原則として奇数月の第2日曜日に開催します。   → 現在、募集している講座はありません。 ▼詳しくは下記をご覧ください。 https://span.jp/offering/index.html *資格取得コース  視覚障害者が受験できる資格試験受験のための対策講座を行います。  現在、以下の資格取得コースの募集を行っています。  ・ 日商PC検定3級(文書作成) 2020年10月期  ・ 日商PC検定3級(データ活用)  2020年10月期 ▼詳しくは下記をご覧ください。 https://span.jp/certification/ *ご寄付のお願い SPANは外部からの補助を受けずに自主運営している団体です。そのため、 みなさんからのご寄付が大切な活動資金になっています。 どうぞみなさんのお力でSPANを支えていただければうれしいです。 ▼詳しくは下記をご覧ください。 https://span.jp/support/ ───────────────────────────────── [7] 編集後記 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 2020年も4分の3が過ぎようとしています。 今年は新型コロナウイルスに振り回されてしまいましたが、オンラインの 普及でさまざまな変化もありました。 この変化をどう生かすか、それは私たち自身に かかっているのではないでしょうか。 また、この変化から取り残される人が出ないようにすることが、 支援をする私たちの大切な役割だということも忘れてはならないと思います。  今回の「視覚障害者PCサポート」、いかがでしたか? みなさんと情報を共有することで一人でも多くの視覚障害者がパソコンを 含むICTの楽しさと有用さを知り、サポートの輪が広がればと願っています。 次号は10月23日配信の予定です。 ───────────────────────────────── ▼メールマガジンのバックナンバーはこちら https://span.jp/useful/magazine/index.html ▼配信停止や配信先の変更、また、ご意見や感想はこちらまでお願いします。 Office(@)span.jp ★尚、迷惑メール対策の一環として、「@」を全角で表示したうえでカッコを  付けています。  メールアドレスとしてお使いになるときは、カッコを削除したうえで、@を  半角に訂正していただきますようお願い致します。   編集・発行:NPO法人 視覚障害者パソコンアシストネットワーク           SPAN(スパン)メールマガジン編集部     発行責任者:北神 あきら https://span.jp ★本メルマガの内容を許可なく複写、転送、改変することを禁じます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━