━━━━━━━━<< 視覚障害者PCサポート >>━━━━━━━━   〜 一人でも多くの視覚障害者にPCやICTの恵みを伝えるために 〜           2022年12月号 No.194                       2022年12月23日発行 このメールマガジンは、視覚障害者へのパソコンサポートをする方々の スキルアップと情報交換、また相互の連携を図るためのものです。 どうかみなさんの日々の活動に役立てていただければ幸いです。 ■ ご寄付へのお礼 SPANでは、2022年に引き続き、2023年も公的な就労支援が 受けられない方を対象とした無償での遠隔就労PCサポートを実施する計画で、 そのためのご寄付の募集を行ってきました。 その結果、目標額を大幅に上回るご寄付をいただきました。  目標額:30万円 達成額:398,520円(12月20日現在) ★ おかげさまで目標を達成しました。  多くの皆様のご協力に心から感謝します。 ▼詳しくは下記をご覧ください。 https://span.jp/support/FreeRemoteSupport2023.html ===== も く じ ===================== [1] 教えて!サポートの知恵袋 ● ベーシックコース  今さら聞けないExcel使い方あれこれ(17)   オートSUMを活用した計算(1) ● プロフェッショナルコース  HTMLで見やすい文書を作る ● 【コラム】 ICT よもやま話  スマートフォンの充電でやってはいけないこと [2] サポートお役立ちサイト  しみじみと味わえる内容 [3] ここが知りたい!団体運営のヒント  独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構 [4] ソフトウエア・ハードウエア情報  一人でも多くの方が一歩を踏み出せる社会へ、「ミズノケーン ST」 [5] ひろば 読者のページや各団体の情報など  第260回 仙台ロービジョン勉強会のご案内 ほか [6] SPANからのご案内 [7] 編集後記 ================================= [1] 教えて!サポートの知恵袋 −−−−−−−−−−−−−−−− ● ベーシックコース  サポートの基本やスクリーンリーダーなどの基礎知識がテーマです。 ◎今さら聞けないExcel使い方あれこれ(17)  オートSUMを活用した計算(1) 例えば、以下の数値が入力されていたとします。 セルB4:20、C4:30、D4:40、E4:50 この合計をセルF4で求める場合、以下の関数式を入力すればいいですよね。 =SUM(B4:E4) でも、オートSUMを利用すれば、関数式を入力することなく合計を求めることが できます。 手順は以下の通りです。 ただ、オートSUMは[ホーム]タブと[数式]タブの両方にあります。 ここでは[数式]タブを利用した方法で説明します。 1.セルF4に移動します。 (注1) セルB4からE4の範囲選択は不要です。Excelは隣接するセルが数値の場合  自動的に計算範囲を選択します。 2.[Alt]キーを押してリボンに移動します。 3.[左右方向]キーを押して[数式]タブに移動します。 4.[Tab]キーを押して[オートSUM]に移動して[Enter]キーを2回押します。  セルF4に、B4からE4の合計「140」が表示されます。  また「=SUM(B4:E4)」の関数式が入力されています。 (注2) なぜ[Enter]キーを2回押すかですが、1回押した段階では  まだ範囲の変更が可能で、それを確定するためにさらに1回[Enter]キーを  押すわけです。 【ワンポイント】 セルF4で以下のショートカットキーを利用することで、  合計を求めることができます。   [Shift]キー+[Alt]キー+[=](イコール)キー ───────────────────────────────── ● プロフェッショナルコース  PCの設定やサポートのスキルアップ、またトラブル対応などが テーマです。 ◎HTMLで見やすい文書を作る https://smuramura.web.fc2.com/SPAN/2022/12x/bunsho.pdf はじめに 組織に、複数の弱視者がいる場合、個々人ごとに、文字の大きさや、 フォント、配色を変更することが必要な場合があります。 Wordで文章を作成した場合、配布するたびに調整作業が発生します。 今回から数回で、htmlとcssを使用する例を紹介します。 Htmlはホームページ用形式で、文章の内容が入っています。 cssファイルは、htmlで作成した文章の、文字の大きさ、フォント、 配色などを定義するファイルです。 つまり、文書作成者はhtmlのテキストを作る。閲覧する人は、 個々の見えに対応したcssファイルを用意しておけば、文書作成者は、 個々の見えに対する調整作業を軽減することができます。 そもそもhtmlで作成した文書は、[Ctrl]キー+[プラス]キーと [Ctrl]キー+[マイナス]キーで文字の大きさをその場で買えることができます。 また、画面から文字がはみ出すことは、通常の場合ありません。 視野が狭い人は、ウインドウの幅を狭くしてみることができます。 図1 rei1.html と type01.css の実行結果 例1 https://smuramura.web.fc2.com/SPAN/2022/12x/rei1.html 図2 rei2.html と type02.css の実行結果 例2 https://smuramura.web.fc2.com/SPAN/2022/12x/rei2.html 上の二つの例は、htmlファイルの中で、接続するCSSファイル名を 変えただけです。 背景色と文字の大きさが変わっていることがわかります。 htmlファイルを選び[Enter]キーを押すか、またはクリックすると、Web形式で 表示されます。 文書を作成する場合は、htmlファイルを選び、[Shift]キー+[F10]キーの メニュー中の「プログラムから開く」で「メモ帳」を選び、 文章を作成します。 htmlはプログラムです。ひな形の「はじめ」から「おわり」の内容を 変えることで、好きな文章になります。行の終わりに改行の
を 入れてください。 図3 htmlファイルをメモ帳で開く様子 https://smuramura.web.fc2.com/SPAN/2022/12x/img030.png 次回より、使用したファイルの説明をします。 サンプルと説明は、下記を実行してみてください。 https://smuramura.web.fc2.com/SPAN/2022/12x/index.html                          文責 村山 慎二郎 ****************************************************************** ● 【コラム】 ICt よもやま話 ◎スマートフォンの充電でやってはいけないこと スマートフォン(スマホ)の利用方法としては、メールチェックや、電話、 情報収集や、検索して調べる、音楽を聞くなど多くの活用方法があります。 そして、最近特に増えてきた利用方法として、道案内などがあります。 これらは、常にGPSでの位置確認や、カメラでの情報収集などと、 バッテリーの消耗が大きいアプリです。 そのためにも、バッテリーを長く使えるように、充電する場合には やってはいけないことを把握しておくことは大切です。 使ううちに劣化も進むので、どうすれば劣化を極力減らせるのか、 やってはいけない充電方法を知っておくことは重要です。 ●バッテリーの残量が●0%になってから充電しないように まずはバッテリーの寿命を延ばすためにはどれくらいの頻度とタイミングで 充電するのが望ましいのでしょうか。 バッテリーを使い切ってからの充電はバッテリーを劣化させる要因になるので 0%になるまで使い切るのではなく、20%くらいになれば充電をして、 80%くらいで充電をやめるのが好ましいです。 フル充電になったのに、充電を続けることは避けた方がよいですね。 但し、iPhoneでは「設定」項目のバッテリーの中に、 「バッテリー充電の最適化」があるので、Onにしておけばよいでしょう。 iPhoneではバッテリー残量が20%以下になると、「低電力モード」への設定を 促すアラートや、自動で省電力モードへ切り替えてくれる機能を 搭載しています。  また、先月号で紹介したショートカットも有効ですね。 ●充電例 やってはいけない スマホ充電について。 ・ながら充電はしないように注意しましょう。 ながら充電も劣化を早める一因になります。 フル充電できているのにも関わらず、そのまま充電ケーブルをつないだまま zoomミーティングや、ゲームをしたり、WebサイトやSNSを 閲覧したりする行為も避けなければなりません。 ・湿気のある場所や布団などで充電することは危険です。 やってはいけない充電方法として、よくいわれているのが風呂場などの 湿気がある場所や、布団やマットレスの上などでの充電です。 特に湿気のある場所、水周りでの充電は発火事故につながる恐れがあり、 電源のショートにもなりかねません。 布団やマットレスで夜充電しようとする人、実は多いように思っています。 熱が逃げづらくなり、バッテリー膨張や発熱につながる恐れがあります。  これらは非常に危険な行為なので、絶対に避けなければなりません。 ●バッテリーの最大容量チェックも忘れずにしておきましょう。 単に残量という意味ではなく、最大容量が確認した時点でどれくらいなのか、 つまり現在のバッテリーの消耗具合を示す目安を確認できます。  Appleのサポートページによると、iPhoneの場合はフル充電サイクルを 500回繰り返しても、本来の蓄電容量の最大80%を維持するよう 設計されているということです。  iPhoneで現在のバッテリーの消耗具合をたまには確認しておくと よいですね。 「設定」で、「バッテリーの状態」に表示される「最大容量」を 調べておきましょう。 そして最後に、モバイルバッテリーを持っておくと、いざというときに 安心できますよね。                           文責:園 順一 ───────────────────────────────── [2] サポートお役立ちサイト −−−−−−−−−−−−−−−−−  見て役立つお勧めサイトをご紹介。 ◎しみじみと味わえる内容 第五回ロービジョン・ブラインド川柳コンクールの作品募集応募期間 2023年1月31日(火)までで行われていますが、今までの作品を読むとき、 感じるものがたくさんあります。 PDFで https://www.paris-miki.co.jp/lv-senryu/file/lv-senryu-result.pdf テキストで https://www.paris-miki.co.jp/lv-senryu/file/lv-senryu-result.txt 3つの部門がありますが、少し見てみましょう。 解説の文もあります。 1 見えにくさを感じている方部門 君(盲導犬)が来て 引きこもりから 鉄砲玉 2  メディカル・トレーナー部門 手帳の名 変わればいいのに 「障害者」 患者さんに障害者手帳のメリットをお話ししても、でも障害者には なりたくないと言われてしまうことがあります。 障害者手帳という名称ではなく前向きになれる名前になればと感じる時が あります。 3 サポーター部門 コロナでも 思いやりなら 密にして ───────────────────────────────── [3] ここが知りたい!団体運営のヒント −−−−−−−−−−−−  課題はありませんか?資金、活動場所や教材、そして会の活性化。 ◎独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構 今回は障害者雇用の促進を担う国の機関のご紹介です。 名称から分かる通り、この機関は障害者のほか、高齢者や一般の求職者への 就労支援をしています。 ここでは、視覚障害者に関わる事業をご紹介します。 ・地域障害者職業センター 障害者や事業主に対する就労支援、また関係機関への支援や助言などを 行っています。 ここで、職場適応援助者(ジョブコーチ)や雇用管理サポーターといった 支援に関する相談にも応じています。 ・広域障害者職業センター 国立職業リハビリテーションセンター(埼玉県所沢市)や 国立吉備高原職業リハビリテーションセンター(岡山県加賀郡吉備中央町)を 運営しています。 ・中央障害者雇用情報センター 障害者の雇用管理に関する相談に応じるほか、障害者の就労を支援する機器の 紹介や貸出しに関する相談にも応じています。 ・障害者職業総合センター 障害者の就労に関する調査・研究、また情報提供などを行っています。 ・全国障害者技能競技大会(アビリンピック) 毎年、障害者の技能向上を目指して実施しています。 視覚障害者の就労支援をしている方にとっては不可欠の存在です。 ▼詳しくは下記をご覧ください。 https://www.jeed.go.jp/ ───────────────────────────────── [4] ソフトウエア・ハードウエア情報 −−−−−−−−−−−−−  チェックしておきたい最新のソフト、ハード。 ◎一人でも多くの方が一歩を踏み出せる社会へ、「ミズノケーン ST」 今回は、3月29日にミズノ株式会社から発売されたカーボン製白杖 「ミズノケーン ST」をご紹介します。 ミズノケーン STは、スポーツ用品開発で培ったカーボン設計や加工技術を 活用し、軽量性と操作性を追求した直杖タイプの白杖です。 ミズノと一般社団法人PLAYERSが共に多様な当事者との対話を通じて 「持って出掛けたくなる白杖」というコンセプトを掲げ、 白杖の使用シーンにおいて、扱いやすい機能性とスポーティーなデザイン性を 追求しました。 ゴルフクラブ開発などで培ったノウハウを生かして、素材には軽くて丈夫な カーボンを使用。スマートフォンとほぼ同程度の軽さを実現しながら、さらに 見た目のテーパー形状(先端に行くに従って徐々に細くなる形状)、持ち手側を 堅くすることで地面の凹凸を感じやすい設計、先端部にはティアドロップ型の 石突を採用することで路面のひっかかりを抑制するなど、 持ち軽さ、振り軽さを追求しています。 角度によって見え隠れする大小の三角形を地模様として本体にデザイン。 先端にはブルーのアクセントを配し、これまでの白杖とは少し違った軽やかで 爽快な印象を与えています。また、シャフト部分のデザインには、 加飾フィルム(専用のフィルムを使用し、シャフトに直接装飾する手法)を 使用しています。 この装飾手法は、塗装・印刷による加工に比べて環境負荷が少なく、 CO2排出抑制への貢献にもつながります。歩行補助のツールとしてだけでなく、 周りの方との新たなコミュニケーションのきっかけとなれば…、 そんな思いを込めています。 さらに、万一の事故などで白杖が折れた場合も、目的地までタクシーで お送りするサービスを付帯。新しい白杖を後日お送りします。 これまで、お出かけをためらわせていた、外出中の「もしも」を 心配する必要はもうありません。 【仕様】 サイズ・重さ:115cm〜135cm(製品全長)  143g(135cm全長の場合) カラー:ホワイト×ブルー 素材:本体(カーボン)、グリップ(合成ゴム)、アダプター・石突(ナイロン) 原産国:日本 価格:18,000円(非課税)、日常生活用具給付等事業制度候補品 保証期間:2年 ▼詳しくは下記をご覧ください。 https://jpn.mizuno.com/poweredlife/mizunoadapt/whitecane ───────────────────────────────── [5] ひろば 読者のページや各団体の情報など −−−−−−−−−  みんなで作ろう!サポートの輪 ◎第260回 仙台ロービジョン勉強会のご案内 仙台ロービジョン勉強会は、視覚障害児・者の支援について さまざまなテーマについて学ぶ定例の勉強会です。 *テーマ:地方都市でもできる「就労支援、生活訓練、そして居場所づくり *講師:古橋 友則さん NPO法人六星(ろくせい)ウイズ蜆塚(しじみづか) *日時:2023年1月11日(水) 19:00〜20:30 *会場:仙台市福祉プラザ 11階 第1研修室 *参加費:500円 *定員:30名 *参加申し込み期限:2023年1月6日(金) *お申し込み・お問い合わせ先  仙台市視覚障害者支援センター アイサポート仙台  担当:善積  電話 022-341-1728  メール sisien@sky.plala.or.jp ◎2022年度視覚障害リハビリテーション体験会のご案内 日本盲導犬協会神奈川訓練センターでは、見えない・見えにくい方が、 日々の生活をより快適に過ごすための工夫など視覚障害リハビリテーション 訓練を紹介する体験会を開催します。 *実施日時(ご都合の良い日にお申込みください)  第1回:2023年1月24日(火) 10:00〜15:00  (申込み締切:2022年12月23日)  第2回:2023年2月14日(火) 10:00〜15:00  (申込み締切:2023年1月20日)  第3回:2023年3月3日(金) 10:00〜15:00  (申込み締切:2023年2月10日) *場所:公益財団法人日本盲導犬協会 神奈川訓練センター(横浜市港北区) *募集人数:各回とも5名    応募者多数の場合、抽選とさせていただきます。なお、先着順ではありません。 *参加費:無料(昼食はご持参ください) *お申込み・お問合せ先   公益財団法人日本盲導犬協会 神奈川訓練センター 視覚障害サポート部  〒223-0056 神奈川県横浜市港北区新吉田町6001-9  TEL:045-590-1595    メール:info@moudouken.net ▼詳しくは下記をご覧ください。 https://www.moudouken.net/center/kanagawa/news/article/page_695.php ◎第五回ロービジョン・ブラインド川柳コンクール作品募集のお知らせ このコンクールは、視覚障害に因んだ川柳を当事者だけでなく、 すべての方から募り、それぞれの立場から詠まれた川柳を通じ、互いの理解と 視覚障害についての社会啓発を目的としています。 視覚障害に因んだテーマを、それぞれの視点で川柳にしてご応募ください。 *応募期間:2023年1月31日(火)まで 一度に5句までですが、何度でもご応募いただけます。 以下の該当すル部門より応募できますので、周囲の人にもお勧めください。 1.見えにくさを感じている方部門・・・視覚・色覚に障害のある方。 2.メディカル・トレーナー部門・・・医師・看護師・視能訓練士・ 歩行 訓練士・その他訓練施設等の先生方。 3.サポーター部門・・・家族、友人、職場の方、誘導ガイド、ヘルパー、  その他一般の方。  ご応募は「第五回ロービジョン・ブラインド川柳コンクール」ホームページ よりお願いします。 https://www.paris-miki.co.jp/lv-senryu/ 「ブラインド川柳」で検索しても上位にヒットします。  過去の受賞作品、入選作品をはじめ、SPANを含む協力団体の ホームページ一覧を掲載しています。  各協力団体のホームページはQOLの向上にお役立てください。  今年は「日本眼科医会賞が新設されました。最優秀賞と各部門賞、 NEXTVISION賞、および入選作品は2023年3月下旬、ホームページで 発表します。 奮ってご応募ください。 *お問合せ先 ロービジョン・ブラインド川柳コンクール事務局  メール lv-senryu@paris-miki.jp ★このコーナーは読者のみなさんからの投稿を中心に作っていきたいと  考えていますので、サポートや団体運営で疑問を感じていること、また  技術的な質問や「自分のところはこうしている」というようなご意見など  何でも構いませんので、メルマガ末尾に記載のアドレスまでお気軽に  お寄せください。 ───────────────────────────────── [6] SPANからのご案内 SPANが開催する講座などのご案内やご寄付のお願いです。 多くの方に私たちの活動を知っていただければ幸いです。 *講座の開催 SPANでは以下のような講座を開催しています。 ★教室での訓練や講座、またジョブコーチによる支援を再開しています。  ただし、一部はオンラインによる実施となっています。  詳しくはお問合せください。  ・ 個人対象講座   マンツーマンで学んでいただく講座で、内容や日程はご相談の上   決めていきます。初歩から職業スキル向上まで多様なニーズに   対応できます。  ・ グループ講座   グループ(2〜4名)で同じ内容を学んでいただく講座で、内容や日程は   ご相談の上決めていきます。受講料は個人対象講座より割安です。  ・ 遠隔講座   ネット通話アプリZoomミーティングなどを利用して  行う講座で、   教室に来なくても学べます。   内容や日程はご相談の上決めていきます。  ・ 在職者訓練   東京都内に在勤、または在住の就労中の視覚障害者を対象とした   職業訓練で費用負担はありません。   → 現在、令和4年度下期の訓練の受付を行っています。  ・ジョブコーチ支援   訪問型職場適応援助者(ジョブコーチ)による支援です。視覚障害者が   勤務する職場環境の整備や職業スキルの向上を図ります。   詳しくは、東京障害者職業センター、またはSPANに  お問い合わせください。  東京障害者職業センター   https://www.jeed.go.jp/location/chiiki/tokyo/  ・ 企業研修   視覚障害者が在籍する企業からの委託により実施する職業研修です。   内容や日程はご相談の上決めていきます。 上記の各講座や訓練は常にお申し込みを受け付けています。  ・ 土曜講座、ワンポイント講座   原則として土曜日にテーマを決めて実施する講座です。   また、ワンポイント講座はテーマを絞って1〜4時間で学ぶ講座です。   いずれも遠隔で実施する場合があります。   内容や日程はその都度Webサイトでお知らせします。   → 現在、募集している講座はありません。  ・ インストラクター養成講座   視覚障害者に対するパソコンサポートをしていただく方のための講座で、   原則として奇数月の第2日曜日に開催します。   → 現在、1月8日の講座の募集を行っています。 ▼詳しくは下記をご覧ください。 https://span.jp/activity/#future20221211 *資格取得コース  視覚障害者が受験できる資格試験受験のための対策講座を行います。  現在、以下の資格取得コースの募集を行っています。  ・ 日商PC検定2級データ活用  2023年1月期  ・ 日商PC検定3級文書作成 2023年1月期  ・ 日商PC検定3級データ活用  2023年1月期 ▼詳しくは下記をご覧ください。 https://span.jp/certification/ *ご寄付のお願い SPANは外部からの補助を受けずに自主運営している団体です。そのため、 みなさんからのご寄付が、活動を続けるために不可欠なものとなっています。 どうぞみなさんのお力でSPANを支えていただければうれしいです。 ▼詳しくは下記をご覧ください。 https://span.jp/support/ ───────────────────────────────── [7] 編集後記 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 激動の2022年が終わろうとしています。 視覚障害者のICT関係では「デジタル」がキーワードになりました。 国は「誰一人取り残さない」をキャッチフレーズに、デジタル化を 推進していますが、果たしてどれだけ実現できているでしょうか? 何か、制度だけが先行してしまい、末端の利用者は取り残されているような 気がしてなりません。 支援する立場の私たちの役割が大きくなっていますが、その道は険しいと 感じています。 新しい年は、誰もが希望を持てるデジタル社会になることを 願ってやみません。 どうぞ、よいお年をお迎えください。  今回の「視覚障害者PCサポート」、いかがでしたか? みなさんと情報を共有することで一人でも多くの視覚障害者がパソコンの 楽しさと有用さを知り、サポートの輪が広がればと願っています。 次号は1月27日配信の予定です。 ───────────────────────────────── ▼メールマガジンのバックナンバーはこちら https://span.jp/useful/magazine/index.html 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