サンプルデータsearch-replace-jump_es.xlsx「検索・置換・ジャンプ(演習)」を開きます。
検索
検索はアクティブセルから下に向かって実行され、データの最後まで検索が終了すると再びシートの先頭から検索を開始します。
ここでは「業務支援報告書」の内容欄から「PC設定補助」の文字列を全て検索します。
シート「検索」を選択します。
- 1. Ctrl + Home キーでセルA1にカーソルを移動します。
- 2. Alt キーを押してリボンに移動します。
- 3. 左右方向 キーを押して「ホーム」タブに移動します。
- 4. Tab キーを押して「検索と選択」に移動してEnter キーを押します。
- 5. 上下方向 キーを押して「検索」に移動してEnter キーを押します。
- 6. 「検索と置換」のダイアログ ボックスが開き、検索する文字列を入力するためのエディット ボックスが選択されています。
* アクセスキー: Alt H FD F
【便利なショートカットキー】
「検索と置換」のダイアログ ボックスを開く: Ctrl + F キー - 7. 「検索する文字列」のエディット ボックスに『PC設定補助』と入力します。
- 8. Tab キーを押して「次を検索」に移動してEnter キーを押します。
データの中で「PC設定補助」の文字列を含んだ一番最初のセルC13が検索され、カーソルが移動します。
(注) 検索した文字列がデータ上に存在しない場合は、「検索条件に一致するデータはありません。」のメッセージが表示されるので、Tab キーを押して「OK」ボタンに移動してEnter キーを押します。 - 9. 編集画面に戻って検索結果を確認するには「検索と置換」のダイアログ ボックスが表示された状態で、Tab キーを押して「閉じる」に移動してEnter キーを押します。
- 10. 続けて同じ文字列を検索する場合は「検索と置換」のダイアログ ボックスを閉じずに「次を検索」で再度Enter キーを押します。
データの中で2番目に「PC設定補助」の文字列を含んだセルC36が検索され、カーソルが移動します。このとき、移動したセル番地とセルの内容が音声で読み上げられます。
【ワンポイント】 上記の操作は、1つ目の「PC設定」を含んだセルがアクティブになった状態で上記1.〜8.の操作でも行えます - 11. Tab キーを押して次の検索結果を表示させると、セルC36より後には「PC設定補助」を含んだセルは見つからないため、再びデータの一番上から検索を行って、セルC13の「PC設定補助」の文字列を含んだセルにカーソルが移動します。
置換
置換の機能を利用すると1つ1つ置換する項目を検索して再入力するよりも効率よく作業ができます。
ここでは置換機能を使って「業務支援報告書」の11月分の内容欄の「資料作成補助」という文字列を「書類作成補助」に全て置き換えます。
シート「置換」を選択します。
- 1. Ctrl + Home キーでセルA1にカーソルを移動します。
- 2. Alt キーを押してリボンに移動します。
- 3. 左右方向 キーを押して、「ホーム」タブに移動します。
- 4. Tab キーを押して「検索と選択」に移動してEnter キーを押します。
- 5. 上下方向 キーを押して「置換」に移動してEnter キーを押します。
- 6. 「検索と置換」のダイアログ ボックスが開き、検索する文字列を入力するためのエディット ボックスが選択されています。
- 7. 「検索する文字列」のエディット ボックスに置き換える前の文字列『資料作成』と入力します。
- 8. Tab キーを押して「置換後の文字列」のエディット ボックスに移動し、置き換え後の文字列『書類作成』と入力します。
- 9. Tab キーを押して「次を検索」に移動してEnter キーを押します。データの中で一番上にある「資料作成」が選択されます。
- 10. Tab キーを押して「置換」に移動してEnter キーを押します。データの中で一番上にある「資料作成」が「書類作成」に置き換わり、置き換わった文字列を含んだセルにカーソルが移動します。
- 11. Tab キーを押して「置換」に移動してEnter キーを押します。データの中で2番目の検索文字列「資料作成」が「書類作成」に置き換わり、置き換わった文字列を含んだセルにカーソルが移動します。
- 12. 上記の操作を「一致するデータが見つかりません」というメッセージが表示されるまで繰り返し行うと、カーソルのある位置からデータ上にあるすべての「資料作成」が「書類作成」に置き換えられます。
- 13. Enter キーを押すと「検索と置換」のダイアログ ボックスが閉じてワークシートに戻ります。
* アクセスキー: Alt H FD R
【便利なショートカットキー】
「置換」のダイアログ ボックスを開く: Ctrl + H キー
【ワンポイント】 置換する文字列が多い場合は一括置換を利用するとさらに効率よく作業を進めることができます。
以下に一括置換の操作手順を記しますが、上記「置換」の項目の1.〜5.の操作に続けて行ってください。
- 1. 「検索と置換」のダイアログ ボックスを開いて、置換する前の文字列と置換後の文字列をそれぞれ入力します。
- 2. Tab キーを押して「すべて置換」に移動してEnter キーを押します。「検索と○○件の置換を完了しました」のメッセージが表示され、カーソル以降のデータ上のすべての「資料作成」が「書類作成」に一括置換されます。
ジャンプ
指定したセルへのジャンプは以下の手順で行います。
ここでは「業務支援報告書」の内容欄のうち「合計」が入力されているセルにジャンプさせます。
シート「ジャンプ」を選択します。
- 1. Alt キーを押してリボンに移動します。
- 2. 左右方向 キーを押して「ホーム」タブに移動します。
- 3. Tab キーを押して「検索と選択」に移動してEnter キーを押します。
- 4. 下方向 キーを押して「ジャンプ」に移動してEnter キーを押します。「ジャンプ」のダイアログ ボックスが開きます。
- 5. 「参照先」のエディット ボックスが開くので、移動先のセル『a38』と入力してEnter キーを押します。「合計」の文字列が入力された結合セルA38にジャンプします。
* アクセスキー: Alt H FD G
【便利なショートカットキー】
「ジャンプ」のダイアログ ボックスを開く: Ctrl + G キー
「ジャンプ」のダイアログ ボックスを開く: F5 キー
条件を選択してジャンプ
「条件を選択してジャンプ」機能を利用すると、特定の種類のセルにジャンプすることができます。
ここでは、月の所要時間の合計の数値が計算されているセルD38にジャンプします。
- 1. Alt キーを押してリボンに移動します。
- 2. 左右方向 キーを押して、「ホーム」タブを選択します。
- 3. Tab キーを押して「検索と選択」に移動してEnter キーを押します。
- 4. 下方向 キーを押して「条件を選択してジャンプ」に移動してEnter キーを押します。「条件を選択してジャンプ」のダイアログ ボックスが開き、条件の種類を選択するラジオ ボタンが選択されています。
- 5. 下方向 キーを押して「数式」に移動してEnter キーを押します。セルD38にジャンプします。
(注) 「条件の種類」で「数式」を選択したため、所要時間の合計が計算されているセルD38にジャンプしたわけです。
* アクセスキー: Alt H FD S F
操作の結果はサンプルデータsearch-replace-jump_kk.xlsx「検索・置換・ジャンプ(結果)」をご覧ください。