Excel 2010 ハイパーリンク

  1. ハイパーリンクの設定
  2. ハイパーリンクの削除

「リンク」というと、ホームページのリンクをたどってのネットサーフィンや、メールに書かれたURLを使ってホームページを開くときなどで使われていますが、Excelでもこうした機能を持っています。さらにExcelでは、ホームページなどのほか、指定したシートのセルにジャンプさせることもできます。この機能を「ハイパーリンク」と呼びます。

サンプルデータhyperlink_es.xlsx「ハイパーリンク(演習)」を開きます。

ハイパーリンクの設定

シート「ハイパーリンク(1)」を選択します。

(1) 自動的に設定されるハイパーリンク

Excelのセルにホームページのアドレス(URL)やメールアドレスを入力すると自動的にハイパーリンクが設定されます。

ここでは、入力されているURLに設定されたハイパーリンクを確認します。

また、メールアドレスについても同様の動作をします。

(注) ハイパーリンクが設定されているセルの文字は青色になり、下線が引かれます。

自動的に設定されたハイパーリンク

(2) 手動でのURLなどのハイパーリンクの設定

URLやメールアドレス以外の文字列でもホームページを開いたりメールを送信したりすることができます。その場合は手動によりハイパーリンクを設定します。

ここでは、まずセルA5の文字列からホームページを開く設定を行います。

次に、セルA6の文字列からメールソフトを開く設定を行います。

手動で設定されたURLやメールアドレスへのハイパーリンク

(3) ブック内のセルへのハイパーリンク

ブック内のワークシートのセルへのハイパーリンクを設定することができます。

例えばシート「ハイパーリンク(1)」のセルA8にハイパーリンクを設定することにより、シート「ハイパーリンク(2)」のセルA4にジャンプさせることができます。

(注) 「リンク先」の部分はスクリーンリーダーでは「MSO Generic Control Container」と読み上げます。

PC-Talker: 「ファイル、Web ページの確認」


同様に、シート「ハイパーリンク(1)」のセルA10とA12についても、シート「ハイパーリンク(2)」のセルA12とA28へのハイパーリンクを設定します。

セルへのハイパーリンク

ハイパーリンクの削除

設定したハイパーリンクは以下の手順で削除することができます。ここではセルB5のURLとB6のメールアドレスに設定されているハイパーリンクを削除します。

解除されたハイパーリンク

【便利なショートカットキー】

操作の結果はサンプルデータhyperlink_kk.xlsx「ハイパーリンク(結果)」をご覧ください。