サンプルデータdata_es.xlsx「データの入力(演習)」を開きます。
データの入力
Excelで扱うデータには、「数値」と「文字列」があります。数値は、計算できるデータで、計算式も含まれます。文字列は、計算対象とならないデータです。
セルに入力された数値は右詰め、文字列は左詰めで表示されます。
なお、データに数値以外の文字が含まれている場合は「文字列」とみなします。
データの入力は次の手順で行います。
シート「データの入力」を選択します。
(1) 文字列の入力
- 1. データを入力するセルを選択します。ここでは、セルB5を選択します。
- 2. 半角/全角 キーを押して日本語入力をオンにします。
- 3. セルB5に『東京本店』と入力します。
- 4. Enter キーを押します。文字列が入力されます。入力した文字列は左詰めで表示されます。
- 5. 同様に、セルB6を選択して、『大阪支店』と入力します。
- 6. 続いて、セルC4に上下左右方向 キーで移動して『2009年度』と入力して確定します。
- 7. 続いて右方向 キーもしくはTab キーで、セルD4を選択して『2010年度』と入力してEnter キーを押します。
【ワンポイント】 入力した文字列を確定後、再びEnter キーを押すと、入力した下方のセルに選択が移動します。また、同様に文字を確定後Tab キーを押すと、入力した右隣のセルに選択が移動します。
(2) 数値の入力
- 1. シート「データの入力」を開いた状態で、上下左右方向 キーを押して、セルC5に移動します。
- 2. 半角/全角 キーを押して、日本語入力をオフにします。
- 3. 『110』と入力します。
- 4. Enter キーを押します。数値が入力されます。入力した数値は右詰めで表示されます。
- 5. 同様にC6に『80』、D5に『300』、D6に『250』とそれぞれ入力します。入力した数値は右詰めで表示されます。
データの連続入力
あらかじめ範囲を選択してデータを入力すると、選択した範囲の中でアクティブセルが移動し、効率よくデータが入力できます。
シート「連続データの入力」を選択します。
シート間の移動はCtrl + Page Up キー、またはCtrl + Page Down キーを押します。
ここでは、第1週の各支店別データをセル範囲を選択して入力します。
- 1. Shift + 下方向 キーで、セルC5からC9までを範囲選択します。
- 2. 連続でデータを入力します。ここでは、セルC5に『50』、C6に『100』、C7に『150』、C8に『200』、C9に『250』と入力します。
【ワンポイント】 範囲選択した状態でデータを入力後、Enter キーを押すと、次のセルに選択が移ります。
同様に「仙台支店」の第2週から第4週のデータを入力します。
- 1. Shift + 右方向 キーで、セルD5からF5を範囲選択します。
- 2. ここでは、セルD5に『300』、E5に『550』、F5に『800』と入力します。
データの訂正
シート「データの訂正」を選択します。
シート間の移動はCtrl + Page Up キー、またはCtrl + Page Down キーを押します。
セルの中に入力された数値や文字列を訂正する場合は、入力状況や訂正内容に応じて訂正の方法を選択します。
(1) 上書き訂正
入力されたデータの上から新しいデータを入力しなおします。セルB5の「東京本店」を「本社」に上書き訂正します。
- 1. セルB5を選択します。ここには「東京本店」と入力されています。
- 2. 『本社』と入力します。
- 3. Enter キーを押します。セルB5に上書きした内容が表示されます。
(2) 入力中の訂正
入力中のデータの訂正には次の2つの方法があります。
- A: Esc キーを押して、入力中のすべてのデータを消去して、再入力します。
- B: 間違えた部分まで消去して再入力します。
Aの方法を利用して、セルB6の「名古屋支店」を「名古屋支社」に訂正します。
- 1. セルB6を選択します。ここにはなにも入力されていません。
- 2. 半角/全角 キーを押して、日本語入力をオンにします。
- 3. 『名古屋支店』と入力します。
- 4. 確定せずに、Esc キーを押して、セルに何も入力されていない状態にします。
- 5. 再びセルB6に『名古屋支社』と入力します。
- 6. Enter キーを押します。「名古屋支社」と入力されます。
(3) 入力後の訂正
データを確定した後の訂正は編集状態にして行います。
セルB7の「大阪支店」を「大阪支社」に訂正します。
- 1. セルB7を選択して、F2 キーを押します。編集状態になり、セル内でカーソルを移動することができます。
- 2. 左右方向 キーを押して、カーソルを消したい文字まで移動してDelete キーを押して訂正したい文字を削除します。ここでは、「支店」を消して『支社』と訂正入力します。
- 3. Enter キーを押します。文字が確定されます。
- 4. 再度Enter キーを押して、セルの内容を確定します。
操作の結果はサンプルデータdata_kk.xlsx「データの入力(結果)」をご覧ください。