Excel 2010 効率的なデータ入力

  1. オートフィル
  2. オートコンプリート

サンプルデータeffectiveinput_es.xlsx「効率的なデータ入力(演習)」を開きます。

オートフィル

(1) 連続データの作成

オートフィルを利用すると、基本となる2つのデータのセル間の増減をもとに数値の連続入力ができます。

シート「オートフィル」を選択します。

オートフィル機能を利用して、「年間給与支給額一覧表」の社員コードを入力します。

* アクセスキー: Alt H F I S

【ワンポイント】 上記のような「1001、1002・・・」といった連番の社員コードを入力する場合、オートフィル機能を利用すると2つのセル間の増加分をもとに選択した範囲のセルに連続データが入力されます。

オートフィルによる入力結果

(2) オートフィルによるコピー

オートフィルのコピー機能を利用して「年間合計収入」を求めます。

シート「オートフィル」を選択します。

まずはH8にコピー元になる計算式を入力します。

次に、セルH8の計算式を元にその他の社員の「年間合計収入」を求めます。

* アクセスキー: Alt H F I D

オートフィルによるコピーされた計算式

オートコンプリート

同じ列内で同じ文字列を何度も入力する場合は、オートコンプリート機能を利用すると便利です。

オートコンプリートは、日本語入力に使った読みによって、同じ列内にある同じ読みのデータを自動認識し、繰り返し行う入力操作を簡単にする機能です。

シート「オートコンプリート」を選択します。

(1) オートコンプリートによる文字入力

セルB21に、オートコンプリートを利用して「朝毎パソコン」と入力します。

同様にセルB22に「PCアスキー」を入力します。

【ワンポイント1】 同じ読みで始まるデータが複数ある場合は、区別できる読みが入力された時点で自動的に表示されます。ただし、スクリーンリーダーでは読み上げません。

【ワンポイント2】 オートコンプリートの解除は以下の手順で行います。

(2) ドロップダウンリストから選択

同じ列内に入力したデータをドロップダウン形式で一覧表示し、データを選択して入力することができます。

D19のセルに担当者「佐藤」を入力します。

【ワンポイント】 入力するセルでAlt + 下方向 キーを押してもドロップダウン リストを表示させることができます。

(注) PC-Talkerでは「ドロップダウンリストの選択」ウィンドウのリストを読み上げません。

表示されたドロップダウンリスト

操作の結果はサンプルデータeffectiveinput_kk.xlsx「効率的なデータ入力(結果)」をご覧ください。