PowerPointでは、プレース ホルダー内の文字は選択したテーマに合わせてフォントの種類やサイズ、色が自動的に設定されます。もちろん、WordやExcel同様、自分で設定を変更することができます。
すべてのプレース ホルダーを選択すれば、スライド全体が設定できます。1文字だけ選択すれば、1文字だけ設定できます。
ここでは、1つのプレース ホルダーを選択する方法で説明します。
フォント種類の設定
- 1. Tab キーを押して、フォントの種類を設定したいプレース ホルダーに移動します。
例: コンテンツのプレース ホルダー
(注) JAWSでは「オブジェクトのプレースホルダー」と読み上げます。 - 2. Alt キーを押してリボンに移動します。
- 3. 左右方向 キーを押して「ホーム」タブに移動します。
- 4. Tab キーを押して「フォント」のエディット ボックスに移動します。
* アクセスキー: Alt H F F - 5. 下方向 キーを押すと「フォントの種類」のリストが開きます。
- 6. 上下方向 キーを押してフォントの種類に移動してEnter キーを押すと文字のフォント種類が変更されます。
例: HGPゴシック
【ワンポイント】 エディット ボックス内でフォント種類を直接入力することもできます。また、一部分だけ入力するとリスト内の該当したフォントにフォーカスが当たります。
例: 「MS」と入力すると「MS Pゴシック」
(注) 「MS」の場合は全角です。
【ワンポイント】 あらかじめ文字を入力しておくと確認がしやすいです。
入力する際、改行すると箇条書き設定が自動的に行われます。
Enter キーを押して次の4項目を改行を入れながら入力します。
例: 利益額推移
- 利益額はネット販売が年々向上している
- 直販・代理店ともに減少傾向
- コスト管理
- 部門ごとにコスト管理を徹底し、費用の圧縮を図る
フォントサイズの設定
- 1. Tab キーを押して、フォントのサイズを設定したいプレース ホルダーに移動します。
例: コンテンツのプレース ホルダー
(注) JAWSでは「オブジェクトのプレースホルダー」と読み上げます - 2. Alt キーを押してリボンに移動します。
- 3. 左右方向 キーを押して「ホーム」タブに移動します。
- 4. Tab キーを押して「フォントサイズ」のエディット ボックスに移動します。
* アクセスキー: Alt H F S - 5. 下方向 キーを押すと「フォントサイズ」のリストが開きます。
- 6. 上下方向 キーを押して変更したいフォントサイズに移動してEnter キーを押すと文字のフォントサイズが変更されます。
例: 24
【ワンポイント】 フォントサイズはエディット ボックス内で数字を直接入力して設定することもできます。
フォントの色の設定
- 1. Tab キーを押して、フォントの色を変更したいプレース ホルダーに移動します。
例: コンテンツのプレース ホルダー
(注) JAWSでは「オブジェクトのプレースホルダー」と読み上げます。 - 2. Alt キーを押してリボンに移動します。
- 3. 左右方向 キーを押して「ホーム」タブに移動します。
- 4. Tab キーを押して「フォント色」のスプリッド ボタンに移動します。
- 5. Enter キーを押すと「テーマの色」のリストビューが開きます。
- 6. 左右方向 キーを押してテーマに合ったフォント色に移動してEnter キーを押すと変更されます。
例: 黒
【ワンポイント】 フォントの色はリストビューが開いたときに、上方向 キーを 2 回押すと標準的な色の項目に移動します。そこで左右方向 キーを押して色を選択することもできます。