Word 2010 文字の周囲の装飾

  1. ルビ
  2. 文字列の周囲を四角形で囲む囲み線
  3. 文字に印をつける蛍光ペン
  4. 文字の網かけ
  5. 周囲を円や四角形などで囲む囲い文字

文字の周囲の装飾

Wordでは、文字自体のほか、文字の周囲にさまざまな装飾を施すことができます。

サンプルデータarounddecoration_es.docx「文字の周囲の装飾(演習)」を開きます。

ルビ

漢字にふりがな(ルビ)をつけるには以下の操作を行います。

ここでは以下の文字列にルビをつけます。

* アクセスキー: Alt H F R

(注) 「オフセット」とは、ルビをつける文字列からの配置(間隔)です。

【ワンポイント1】 「ルビ」設定のウィンドウを開いた直後では「ルビ」が選択されています。

【ワンポイント2】 ルビを解除するには「ルビ」設定のウィンドウで「ルビの解除」のボタンでEnter キーを押します。

【ワンポイント3】 ルビを設定した文字列はスクリーンリーダーでは読み上げなくなります。その代わり、FocusTalkでは「コントロールS」、PC-Talkerでは「組み文字」と読み上げます。


文字列の周囲を四角形で囲む囲み線

文字列を強調表示させるために周囲に四角形をつける「囲み線」の設定は次の手順で行います。

ここでは以下の文字列に囲み線をつけます。

* アクセスキー: Alt H F B

(注) 囲み線はスクリーンリーダーの音声での確認はできません。

【ワンポイント】 囲み線を消去するには「ホーム」タブの「書式のクリア」ボタンでEnter キーを押します。


文字に印をつける蛍光ペン

強調したい箇所にマーカーで印をつけるように、文字列の周囲に色をつけることができます。

ここでは以下の文字列に蛍光ペン「ピンク RGB(255、0、255)」をつけます。

(注) 蛍光ペンはスクリーンリーダーの音声での確認はできません。

【ワンポイント1】 「蛍光ペンの色」のリストは2次元の一覧になっていて、列方向は左右方向 キー、行方向は上下方向 キーを押して移動します。

【ワンポイント2】 蛍光ペンの設定を解除するには「蛍光ペンの色」のウィンドウで「色なし」を選択します。


文字の網かけ

文字列の周囲に網をかけるには次の操作を行います。

ここでは以下の文字列に網かけを行います。

* アクセスキー: Alt H F H

【ワンポイント1】 スクリーンリーダーでの網かけの確認は以下のショートカットキーを使用します。

文字属性(フォント情報、文字の大きさ等)の読み上げ: Ctrl + Alt + ^(べき乗) キー

尚、PC-Talkerでは網かけの確認はできません。

【ワンポイント2】 網かけを消去するには「ホーム」タブの「書式のクリア」ボタンでEnter キーを押します。


周囲を円や四角形などで囲む囲い文字

文字の周囲を丸や四角形、また三角形やひし形などで囲むことができます。

ここでは以下の文字に文字列の幅に合わせて丸い囲い文字を設定します。

* アクセスキー: Alt H F E

【ワンポイント1】 囲い文字の設定を解除するには「囲い文字」設定のダイアログ ボックスの「スタイル」のラジオ ボタンで「なし」を選択します。

【ワンポイント2】 囲い文字を設定した文字列はスクリーンリーダーでは読み上げなくなります。その代わり、FocusTalkでは「コントロールS」、PC-Talkerでは「組み文字」と読み上げます。

【ワンポイント3】 「囲い文字」のエディット ボックスでは、上下方向 キーを押すことで「秘」や「印」などの文字を選択することができます。

文字列の周囲にルビや囲み線、網かけや蛍光ペン、また囲い文字などが設定された状態

操作の結果はサンプルデータarounddecoration_kk.docx「文字の周囲の装飾(結果)」をご覧ください。