Word 2010 入力方式

  1. タッチタイピング
  2. ローマ字入力
  3. かな入力

タッチタイピング

Wordに限らず、パソコンを効率的に操作するためには、文字キーを正確にタイプすることが必須です。そして、その基本となるのが「タッチタイピング」です。これは、左手の人差し指をキーボードのF キーに、右手の人差し指をJ キーに置くいわゆる「ホームポジション」を基準にそれぞれの指が操作するキーを割り当てたもので、以前は「ブラインドタッチ」と言われていましたが、現在では「タッチタイピング」という言い方が一般的です。

タッチタイピングの各指のキー割り当てについては下記サイトを参照してください。

タッチタイピング - Wikipedia


タッチタイピングに不可欠なホームポジションに左右の人差し指を置く方法はいろいろありますが、ここではその一つをご紹介します。

尚、以下の説明は「日本語109キーボード」でのものです。このキーボードはJIS規格となっており、一般向けのものを含めて多くのパソコン学習テキストもこのキーボードでの操作を記述しています。

日本語109キーボード

(注) 日本語109キーボードはどのメーカーのものもキーの配列は同じですが、Space キーとホームポジションとの関係が微妙に異なっています。ですから、上記の方法でも人差し指の位置が多少ズレることがあります。


ローマ字入力

日本語入力を行う方法としてはローマ字入力とかな入力がありますが、規定値ではローマ字入力になっています。

ローマ字入力のメリットとデメリットは以下の通りです。

* メリット

  1. アルファベットのキー配列を覚えておけば日本語も英数字も入力できます。
  2. かな入力と比較して覚えるキーの数が少ないです。

* デメリット

  1. 日本語を入力するのにかな入力よりも多くのキーをタイプする必要があります。例えば「テキスト」はかな入力ならば「てきすと」と4回キーをタイプすればよいですが、ローマ字入力では「tekisuto」と8回タイプする必要があります。
  2. 「キャ、キュ、キョ、ティ、ディ」などの入力の際にどのようにタイプするかを覚える必要があります。

かな入力

入力方式をローマ字入力からかな入力に変更するには以下のように操作します。

【便利なショートカットキー】

(注) 上記の操作はローマ字入力に切り替える際にも使用できます。


かな入力のメリットとデメリットは以下の通りです。

* メリット

  1. 日本語を入力するのにローマ字入力よりも少ないキータイプ数で済みます。
  2. 入力したい文字の通りにタイプすればよいです。

* デメリット

  1. かな入力であってもアルファベットのキー配列は覚える必要があります。
  2. ローマ字入力と比較して覚えるキーの数が多いです。