Word 2010 はがき印刷

  1. 宛名面の作成
  2. はがき印刷の実行
  3. 印刷する宛先の選択
  4. Excelでの住所録の作成

はがき印刷

Excelなどで作成した住所録データを利用してはがきの宛名面に印刷したり、年賀状や暑中見舞などの文面をウィザードに従って作成することができます。
ここでは、はがき宛名印刷の手順を説明します。

(注) はがき印刷は、特定の文書ファイルを開いて行わないため、(演習)ファイルはありません。また、作成したはがき印刷ファイルは、Excelで作成した住所録への参照が含まれているため、(結果)ファイルもありません。

宛名面の作成

この作業を行う前に、住所録ファイル「はがき印刷.xlsx」をドキュメントフォルダーに保存しておきます。
ここでは、以下の内容ではがきを作成します。

* アクセスキー: Alt M N P

【ワンポイント】 差出人の郵便番号ボックスではなく、差出人住所の上に郵便番号を印刷したいときはチェックをつけます。

(注1) もし「HG正楷書体」がなければ「MS明朝」にします。

(注2) ここで設定したはがき印刷の内容はWord自体に保存されます。ですから、別のWord文書で「はがき印刷ウィザード」を起動し、はがきの種類を「年賀状」、縦書き/横書きを「縦書き」に指定すると、後はすでに設定済みの内容が表示されていきます。

(注3) 住所録ファイルは、名前を変更したりフォルダーを移動させないようにしてください。もし変更したときは、はがき印刷を設定した文書を開き「はがき宛名面」タブの「宛名住所の入力」で変更します。

設定された宛名面

はがき印刷の実行

作成した「年賀状印刷.docx」を開きます。

* アクセスキー: Alt M F

「文書の印刷」のダイアログ ボックス

印刷する宛先の選択

ここでは、住所録ファイル「はがき印刷.xlsx」の「年賀状」が「1」となっている宛先を選択します。

【ワンポイント】 宛先を印刷するかの選択は、「アドレス帳編集」のダイアログ ボックスの「宛先」のリスト ビューで、それぞれの宛先を選択した状態でSpace キーを押すことでチェックを外したりつけたりできますが、スクリーンリーダーでの対応が充分でないため、Excelの住所録であらかじめ選択しておくのがベターです。

「フィルター」のダイアログ ボックス

Excelでの住所録の作成

はがき印刷で使用する住所録をExcelで作成する場合、以下の点に留意します。

住所録ファイル「はがき印刷.xlsx」の住所録