Word 2010 文字列の配置の変更1(左・中央・右・両端揃え)

  1. 左揃え
  2. 中央揃え
  3. 右揃え
  4. 両端揃え
  5. 関連キー操作

Wordでは文字の配置を変更することができます。利用できる配置は「左揃え」「中央揃え」「右揃え」「両端揃え」と「均等割り付け」の5種類です。新規文書の場合は、「両端揃え」になっています。設定はカーソルがある段落について行われます

また、Wordでは通常、英文字列の途中で改行されることはありません。例えば、右端まであと2文字の場合に、『Word』と入力すると「Word」は次の行の先頭になります。

配置関係のボタンは、リボンの中の「ホーム」タブの「段落」グループにあります。利用したい配置のボタンまで移動して実行し、配置を変更します。

リボン中の文字列の配置に関連するボタン(左揃え、中央揃え、右揃え、両端揃え)

サンプルデータを利用して配置を変更してみましょう。

サンプルデータarrangement1_es.docx「文字列の配置の変更1(演習)」を開きます。

左揃え

「左揃え」は、文字列の先頭が左端になります。カーソルは1行目の先頭にあります。以下の手順で左揃えにします。

【ワンポイント1】 カーソルを移動させる位置は文字列のどこでも構いません。

【ワンポイント2】 リボンのタブでは、Ctrl + 左右方向 キーを押すことでコマンド ボタンのグループを移動できます。上記の場合は、「ホーム」タブでCtrl + 右方向 キーを押して「段落」グループまで移動してからTab キーで選択すると能率的です。

このとき、スクリーンリーダーは「箇条書き」と読み上げます。

PC-Talker: 「箇条書きの、確認」


中央揃え

「中央揃え」は、文字列が行の中央に配置されます。以下の手順で中央揃えにします。

【ワンポイント1】 左揃えの場合と同様、カーソルを移動させる位置は文字列のどこでも構いません。

【ワンポイント2】 左揃えの場合と同様、リボンのタブでは、Ctrl + 左右方向 キーを押すことでコマンド ボタンのグループを移動できます。上記の場合は、「ホーム」タブでCtrl + 右方向 キーを押して「段落」グループまで移動してからTab キーで選択すると能率的です。

このとき、スクリーンリーダーは「箇条書き」と読み上げます。

PC-Talker: 「箇条書きの、確認」


右揃え

「右揃え」は、文字列の最後の文字が行の右端に配置されます。以下の手順で右揃えにします。

【ワンポイント1】 左揃えの場合と同様、カーソルを移動させる位置は文字列のどこでも構いません。

【ワンポイント2】 左揃えの場合と同様、リボンのタブでは、Ctrl + 左右方向 キーを押すことでコマンド ボタンのグループを移動できます。上記の場合は、「ホーム」タブでCtrl + 右方向 キーを押して「段落」グループまで移動してからTab キーで選択すると能率的です。

このとき、スクリーンリーダーは「箇条書き」と読み上げます。

PC-Talker: 「箇条書きの、確認」


両端揃え

「両端揃え」はWordの標準の配置です。文末以外の場合に、各行の左端と右端が表示範囲の左端と右端に揃うように調整してくれます。文字フォントで「プロポーショナル」(MS Pゴシックなど)を選ぶと、1文字の長さが異なるため、右端が凸凹しますが、両端揃えは文字の間隔を適当に調節して凸凹を減らしてくれます。

特に英文字列が長さの関係で次の行になっている場合、左詰めでは右端が大きく空いてしまいますが、両端揃えでは、文字の間隔を長くして、行の右端の文字の右側が表示領域の右端になる様に調整してくれます。

【ワンポイント1】 左揃えの場合と同様、カーソルを移動させる位置は文字列のどこでも構いません。

【ワンポイント2】 左揃えの場合と同様、リボンのタブでは、Ctrl + 左右方向 キーを押すことでコマンド ボタンのグループを移動できます。上記の場合は、「ホーム」タブでCtrl + 右方向 キーを押して「段落」グループまで移動してからTab キーで選択すると能率的です。

このとき、スクリーンリーダーは「箇条書き」と読み上げます。

PC-Talker: 「箇条書きの、確認」


関連キー操作

スクリーンリーダーで文字列の配置を確認するには、以下のショートカットキーを使用します。

PC-Talker: Ctrl + Alt + G キー


Wordで段落の配置の確認は以下の方法で行います。

* アクセスキー: Alt H P G


文字列の配置は以下のアクセスキーでも設定できます。


【便利なショートカットキー】 ショートカットキーで配置を設定する場合は下記の方法を利用します。

変更前の配置

変更前の配置

変更後の配置

変更後の配置

操作の結果はサンプルデータarrangement1_kk.docx「文字列の配置の変更(結果)」をご覧ください。