Word 2010 スタイルの作成

  1. 選択範囲を新たなクイック スタイルとして登録する
  2. 新しいスタイルを作成する
  3. 新たに作成したクイック スタイルの確認

スタイルの作成

新たなスタイルを作成するには、作成した書式に名前を付けて新たなクイック スタイル名にする方法と、既存の書式を選ばずに新規のスタイルを作成する方法があります。
この2つの方法について説明します。

選択範囲を新たなクイック スタイルとして登録する

ここでは、太字と下線の書式を選択して、スタイル名「太字+下線」で登録します。

サンプルデータstylesaku_es.docx「スタイルの作成(演習).docx」を開きます。

このファイルには「スタイルの作成(演習)」のタイトルのほかは何も入力されていません。

(注1) スクリーンリーダーでは「クイック スタイル」と読み上げます。
 クイック スタイル ギャラリーについては、「スタイルの利用」を参照してください。

「クイック スタイル ギャラリー」のグリッドドロップダウン ボタン

* アクセスキー: Alt H L Q

(注2) 「Q」は、Format titles quotesの「Q」で、意味は「引用」です。

「クイック スタイル ギャラリー」のグリッドドロップダウン ボタン

「書式から新しいスタイルを作成」のダイアログ ボックス

クイック スタイル ギャラリーに追加された新しいクイック スタイル「太字+下線」


新しいスタイルを作成する

ここでは、「見出し1」を太字にしたスタイル名「マイスタイル1」を作成します。「見出し1」と異なり、改行すると、次の行も「マイスタイル1」が継続するようにします。

【便利なショートカットキー】
「スタイル」のウィンドウを開く: Alt + Ctrl + Shift + S キー

(注1) PC-Talkerの場合は、F6 キーで拡大機能が働く為、F6 キーでは移動しません。Alt キーを押してから Ctrl + Tab キーで「スタイル」のウィンドウに移動します。

(注2) このボタンは、Space キーまたはCtrl + Space キーでは実行できません。

「スタイル」のウィンドウにある「新しいスタイル」のボタン

「書式から新しいスタイルを作成」のダイアログ ボックス

(注3) このボタンは、Space キーまたはCtrl + Space キーでは実行できません。


新たに作成したクイック スタイルの確認

ここでは、「マイスタイル1」が使用できることを確認します。

(注) PC-Talkerの場合は、Alt キーを押してから Ctrl + Tab キーでウィンドウを移動します。

「スタイル」のグリッドドロップダウン ボタン

操作の結果はサンプルデータstylesaku_kk.docx「スタイルの作成(結果).docx」をご覧ください。

【ワンポイント1】 現在のスタイルの確認方法は、「スタイル」のウィンドウが開いている場合、F6 キーを押すと現在のスタイルの項目に移動するので、そこで現在のスタイルを確認できます。ただし、音声では確認できない場合があります。
また、PC-Talkerでは、Ctrl + Alt + M キーで確認ができます。

【ワンポイント2】 「見出し」は、目次作成の対象となります。詳しくは 「長文の作成」を参照してください。

【ワンポイント3】 作成したスタイルがクイック スタイル ギャラリーにない場合は、「スタイル」のウィンドウを開き、「マイスタイル1」のドロップダウン メニューにある「クイック スタイル ギャラリーに追加」を実行する必要があります。

「マイスタイル1」のサブ メニュー「クイック スタイル ギャラリーに追加」

【ワンポイント4】 標準的な操作では、作成したスタイルは現在開いている文書のみ有効です。「書式から新しいスタイルを作成」「スタイルの変更」のダイアログ ボックスの「この文書のみ」のラジオ ボタンが有効になっているためです。
「このテンプレートを使用した新規文書」のラジオ ボタンを有効にすると、設定された新たなスタイルを別の文書で利用できます。