あいさつ文
「あいさつ文」とは
文章を作成する場合、あいさつなど定型的な文章を利用することが多くあります。「あいさつ文」は、このような繰り返し発生する作業を軽減するために、あらかじめ用意された定型文を挿入する機能です。
(注) 「あいさつ」はリボン上では漢字の「挨拶」ですが、ドロップダウン メニューや関連するダイアログ ボックスなどでは、ひらがなの「あいさつ」になっています。このマニュアルでは、実際の画面の表示通りに記載します。
用意された定型を組み合わせてあいさつ文を利用する
ここでは、よく使用されるあいさつ文の例として「盛夏の候貴社ますますご隆盛のこととお喜び申し上げます。日頃は大変お世話になっております。」を文字入力なしで作成します。
(注1) 「盛夏の候」は7月の時候のあいさつです。このマニュアルでは、操作の一例を示しています。
サンプルデータaisatu_es.docx「あいさつ文(演習).docx」を開きます。
- 1. あいさつ文を入力したい位置に移動します。ここでは3行目に移動します。
- 2. Alt キーを押してリボンに移動します。
- 3. 左右方向 キーを押して「挿入」タブに移動します。
- 4. Tab キーを押して「挨拶文」のドロップダウン ボタンに移動してEnter キーを押します。「挨拶文」のドロップダウン メニューが開きます。
* アクセスキー: Alt N NG
(注2) 「N」はInsertの2文字目、「NG」はJapanの最後の「N」とGreetingsの先頭の「G」です。
- 5. 上下方向 キーを押して「あいさつ文の挿入」に移動してEnter キーを押します。「あいさつ文」のダイアログ ボックスが開きます。
(注3) フォーカスは「月」を選ぶリストの次にある「その月のあいさつ」のリストにあります。ここには、上の「月」のリストで選択された月に対応した時候のあいさつが表示されます。
- 6. Shift + Tab キーで「月」に移動し、上下方向 キーを押して「7」に移動します。
- 7. Tab キーを押して「その月のあいさつ」のリストに戻り、下方向 キーを押して「盛夏の候」に移動します。
【ワンポイント1】 もしリスト中に希望する項目がない場合は、左方向 キーを押すと、現在の候補を編集できます。左方向 キーでは文字列の先頭に、右方向 キーでは文字列の最後にカーソルが移動します。
- 8. Tab キーを押して「安否のあいさつ」のリストに移動し、下方向 キーを押して「貴社ますますご隆盛のこととお喜び申し上げます。」に移動します。
- 9. Tab キーを押して「感謝のあいさつ」のリストに移動し、下方向 キーを押して「日頃は大変お世話になっております。」に移動します。
【ワンポイント2】 もしリスト中に希望する項目がない場合は、左方向 キーを押すと、現在の候補を編集できます。左方向 キーでは文字列の先頭に、右方向 キーでは文字列の最後にカーソルが移動します。
- 10. Tab キーを押して「OK」のボタンに移動してEnter キーを押します。あいさつ文が挿入されます。
操作の結果はサンプルデータaisatu_kk.docx「あいさつ文(結果).docx」をご覧ください。
【ワンポイント3】 「挨拶文」のドロップダウン メニューには、「あいさつ文の挿入」以外に「起こし言葉」「結び言葉」を選ぶダイアログ ボックスがあります。