Word 2010 Wordの標準的な余白

  1. 「余白」とは
  2. 「ヘッダー」「フッター」の大きさ
  3. 余白の単位の変更方法

Wordの標準的な余白

「余白」とは

本文の領域から用紙の端までの部分を「余白」といいます。余白は本文の上下左右にあります。ヘッダーとフッターは上下の余白に含まれます。
A4用紙の大きさは短辺が210mm(595.28ポイント)、長辺が297mm(841.85ポイント)です。
A4縦の場合、余白の大きさは左右と下端が30mm(85.05ポイント)です。上端は35.01mm(99.25ポイント)です。
余白は、リボンの「ページレイアウト」タブで「余白」のボタンを押して開くドロップダウン メニューから確認、変更できます。

「余白」のドロップダウン メニュー

「ヘッダー」「フッター」の大きさ

A4縦の標準的なヘッダー用領域は、紙の上端から15mm(42.6ポイント)下より本文までの領域約20mm(約56.65ポイント)です。左右は本文と同じ幅です。

(注1) 紙の上端から15mm(42.6ポイント)下までの領域はヘッダーに含まれません。
文字の大きさがWordの標準設定(10.5ポイント、約3.7mm)の場合、ヘッダー領域は4行分の高さがあります。ヘッダーが4行を超えると本文の行数が減り(標準では35行程度)、ヘッダーを含む余白の領域が広くなります。
フッター用領域の標準は、紙の下端から17.5mm(49.6ポイント)上より本文までの領域約13mm(35.45ポイント)です。左右は本文と同じ幅です。

(注2) 紙の下端から17.5mm (49.6ポイント)上までの領域はフッターに含まれません。 フッター領域は3行分あります。フッターが3行を超えると本文の行数が減り(標準では35行程度)、フッターを含む余白の領域が広くなります。

(注3) 紙の上端からヘッダー領域までの距離、下端からフッター領域までの距離を実測すると、プリンターや設定により異なることがあります。

【ワンポイント1】 1ポイントは約0.3514mmです。ちなみに1インチは72ポイントです。

【ワンポイント2】 標準の文字の大きさ10.5ポイント(3.7mm)は炊飯する前の米粒の大きさです。


余白の単位の変更方法

余白の単位はmmですが、設定によりポイントなどに変更することができます。その手順は以下の通りです。

* アクセスキー: Alt F T

【ワンポイント】 「使用する単位」のコンボ ボックスへはM キーを押すことでより早く移動できます。

「使用する単位」のコンボ ボックス