表の作成
Wordで新規に表を作成する手順は、空白の文書ウィンドウに作成する方法と、タブなどで区切られた文字列を利用して作成する方法があります。
サンプルデータhyousakusei_es.docx「表の作成(演習).docx」を開きます。
空白の文書ウィンドウに作成する
空白の文書ウィンドウへの表の作成は「挿入」タブから行います。
ここでは、3列4行の表を作成します。
- 1. 「1.空白のウィンドウに作成」の2行下に移動します。
- 2. Alt キーを押してリボンに移動します。
- 3. 左右方向 キーを押して「挿入」タブに移動します。
- 4. Tab キーを押して「表」のドロップダウン グリッドボタンに移動してEnter キーを押します。表を作成するウィンドウが開き「表 (1行 x 1列)」が選択されています。
* アクセスキー: Alt N T
- 5. 上下方向 キーを押して「表の挿入」に移動してEnter キーを押します。「表の挿入」のダイアログ ボックスが開き「列数」のスピン ボタンが選択されています。
(注1) 上下方向 キーを押して「表の挿入」にたどり着くまでの状況は、キーを押すごとに行数が増えていき、最終的には1列8行の表ができます。そして「8行」と読み上げた後、続けて下方向 キーを押すと「表の挿入」に移動し、1列8行の表は消えます。
- 6. 「列数」のスピン ボタンで上下方向 キーを押して「3」に移動します。
- 7. Tab キーを押して「行数」のスピン ボタンに移動します。
- 8. 「行数」のスピン ボタンで上下方向 キーを押して「4」に移動します。
- 9. Tab キーを押して「OK」ボタンに移動してEnter キーを押します。「3列×4行」の表が作成されます。
(注2) 表が作成されると「デザイン」と「レイアウト」のタブが追加されます。
【ワンポイント】 表を作成するウィンドウでは、上下左右方向 キーで「8行×10列」までの表を直接作成することができます。
タブ区切りの文字列から作成する
タブなどで区切られた文字列から表を作成することができます。
ここでは、タブで区切られた3行の文字列から、3行×2列の表を作成します。
- 1. 「2.タブ区切りの文字列から作成」の2行下「品名」に移動します。
- 2. Shift + 下方向 キーで「品名 価格」から「プリンター 35,000」までの3行を範囲選択します。
- 3. Alt キーを押してリボンに移動します。
- 4. 左右方向 キーを押して「挿入」タブに移動します。
- 5. Tab キーを押して「表」のドロップダウン グリッドボタンに移動してEnter キーを押します。表を作成するウィンドウが開き「表の挿入」が選択されています。
* アクセスキー: Alt N T
- 6. 上下方向 キーを押して「文字列を表にする」に移動してEnter キーを押します。「文字列を表にする」のダイアログ ボックスが開き「列数」のスピン ボタンが選択されています。
- 7. 「列数」のスピン ボタンが「2」になっていることを確認します。
- 8. Tab キーを押して「OK」ボタンに移動してEnter キーを押します。タブ区切りの3行の文字列が3行×2列の表になります。
(注) 表が作成されると「デザイン」と「レイアウト」のタブが追加されます。
【ワンポイント】 タブのほか、「,」(カンマ)や「-」(マイナス)などで区切られた文字列からも表が作成できます。
表の中での移動
表の中では、以下のキー操作で移動することができます。
- 1. セルの右端で右方向 キーを押すと右側のセルに移動します。右端のセルの場合は、下の行の左端のセルに移動します。
- 2. セルの左端で左方向 キーを押すと左側のセルに移動します。左端のセルの場合は、上の行の右端のセルに移動します。
- 3. Tab キーを押すと右側のセルに移動します。
- 4. Shift + Tab キーを押すと左側のセルに移動します。
- 5. 上下方向 キーを押すと、上下のセル間を移動します。
- 6. セル内では、左右方向 キーを押すと1文字ずつ移動します。
- 7. セル内でHome キーを押すとセルの先頭に移動します。
- 8. セル内でEnd キーを押すとセルの末尾に移動します。
スクリーンリーダーでの表の確認
スクリーンリーダーでの表の確認方法は、FocusTalkとPC-Talkerで異なります。
(1) FocusTalk
- 1. 表の中にいる状態で左右方向 キーを押します。
- 2. 「復帰 コントロールG」と読み挙げたら、表の縦罫線です。
【ワンポイント】 FocusTalkでは、ショートカットキーによる罫線情報の取得や現在何行何列にいるかの確認はできません。
(2) PC-Talker
- 1. 表の中にいる状態で以下のキー操作を行います。
- 2. Tab キー、またはShift + Tab キーで表のセル間を移動します。現在の行列位置が読み上げられます。 また、以下のショートカットキーを利用すると、罫線を含めた表の情報が読み上げられます。
【便利なショートカットキー】
文書中での表情報の取得: Alt + Windows ロゴ + T キー (2.10から)
表・罫線情報の取得: Shift + Alt + K キー
(注) PC-Talker 7 2.10から、それまで表示されていた「アドイン」タブがなくなり「KSD Office メニュー」の「読み」でさまざまな読み上げができるようになりました。
操作の結果はサンプルデータhyousakusei_kk.docx「表の作成(結果).docx」をご覧ください。