Word 2013 フォントの設定

  1. フォントの種類
  2. 太字・斜体などの文字スタイル
  3. フォントサイズ
  4. フォントの拡大/縮小
  5. 文字書式の解除
  6. 設定した文字書式を既定値にする

サンプルデータfont_es.docx「フォントの設定(演習).docx」を開きます。

フォントの種類

フォント、つまり書体の種類は日本語用と英数字用の2つを指定できます。
尚、初期値でのフォントの種類は、日本語は「MS 明朝」、英数字は「Century」になっています。
ここでは以下の文字列に対して、日本語用と英数字用のフォントを指定します。英数字用のフォントは半角文字に対するものです。
 日本語用のフォント: MS Pゴシック
 Font for English: Century Gothic

【重要】 選択できるフォントの種類は使用しているパソコンにインストールされているフォントにより異なります。

(1) 日本語用フォントの指定

* アクセスキー: Alt H F N

* ショートカットキー 「フォント」設定のダイアログ ボックスを開く: ctrl + Shift + F キー

【ワンポイント1】 日本語用のフォントの指定は「ホーム」タブの「フォント」のリッチエディット ボックスでも行えます。

【ワンポイント2】 「フォント」設定のダイアログ ボックスは、アプリケーション キーを押してコンテキスト メニューを開き、その中にある「フォント」を選択することでも開くことができます。

「フォント」設定のダイアログ ボックス

(2) 英数字用フォントの指定

* アクセスキー: Alt H F N

* ショートカットキー 「フォント」設定のダイアログ ボックスを開く: ctrl + Shift + F キー


太字・斜体などの文字スタイル

文字を太字や斜体などにするには「フォント」設定のダイアログ ボックスの「スタイル」を使用します。
ここでは以下の文字列に対してスタイルを指定します。
 スタイルを指定する文字列: 太字 斜体

* アクセスキー: Alt H F N

* ショートカットキー 「フォント」設定のダイアログ ボックスを開く: ctrl + Shift + F キー

【ワンポイント1】 「スタイル」のエディット ボックスには「太字 斜体」のほか「標準」「太字」「斜体」の選択肢があります。

【ワンポイント2】 太字や斜体の指定は「ホーム」タブの「太字」や「斜体」のボタンでも行えます。

【ワンポイント3】 以下のショートカットキーで太字や斜体の指定を行うことができます。
  太字の指定: Ctrl + B キー
  斜体の指定: Ctrl + I キー


フォントサイズ

フォントサイズ、つまり文字の大きさの指定は「フォント」設定のダイアログ ボックスの「サイズ」を使用します。
ここでは以下の文字列にフォントサイズを指定します。
 サイズを指定する文字列: 28ポイント

* アクセスキー: Alt H F N

* ショートカットキー 「フォント」設定のダイアログ ボックスを開く: ctrl + Shift + F キー

* ショートカットキー 「フォントサイズ」のエディット ボックスを開く: Ctrl + Shift + P キー

【ワンポイント1】 「サイズ」のエディット ボックスには「8」から「72」までの選択肢が表示されています。

【ワンポイント2】 フォントサイズは、「サイズ」のエディット ボックスに直接手入力することで、1〜1,638ポイントまでの間で自由に指定することができます。

(注) ポイント(pt)は、印刷する文字のサイズ(高さ)を表し、1ポイントは、約0.0353cm(1/72インチ)です。つまり、10ポイントのフォントサイズは、約3.6mmということになります。


フォントの拡大/縮小

文字のフォントサイズは「サイズ」のエディット ボックスで指定する以外に、以下の方法でも変更できます。
ここでは以下の文字列のフォントサイズを変更します。
 拡大する文字列: 10.5ポイント → 24ポイント
 縮小する文字列: 14ポイント → 8ポイント

(1) フォントの拡大

* アクセスキー: Alt H F G

【ワンポイント】 以下のショートカットキーでフォントの拡大を行うことができます。
  フォントサイズを1段階拡大: Ctrl + Shift + >(大なり) キー
  フォントサイズを1ポイント拡大: Ctrl + ](閉じ大かっこ) キー

(2) フォントの縮小

* アクセスキー: Alt H F K

【ワンポイント】 以下のショートカットキーでフォントの縮小を行うことができます。
  フォントサイズを1段階縮小: Ctrl + Shift + <(小なり) キー
  フォントサイズを1ポイント縮小: Ctrl + [(大かっこ) キー


文字書式の解除

文字に設定されたフォントの種類やスタイル、またフォントサイズなどは、以下の手順で解除します。
ここでは選択した文字列に設定された文字書式を解除して既定値に戻します。
設定内容は以下の通りです。
 フォントの種類: 「MS Pゴシック」
 スタイル: 「太字」
 サイズ: 「16ポイント」

* アクセスキー: Alt H E

* ショートカットキー 文字書式の解除: Ctrl + Space キー

(注) 文字書式の既定値は設定を変更しない状態では以下の通りとなっています。
  フォントの種類: MS 明朝
  スタイル: 標準
  サイズ: 10.5ポイント

フォント設定前の文字列


フォント設定後の文字列

設定した文字書式を既定値にする

設定した文字書式を既定値にするには以下の操作を行います。

「既定に設定」の「選択と確認」のウィンドウ

操作の結果はサンプルデータfont_kk.docx「フォントの設定(結果).docx」をご覧ください。