Word 2013 文節の変換

  1. 文節間の移動と再変換
  2. 文節の変更

サンプルデータbunsetsu_es.docx「文節の変換(演習).docx」を開きます。

文節間の移動と再変換

文章を一括して日本語変換した場合、変換は全体に対して行われますが、文章が複数の文節に分かれることがあります。
例えば、『しょうせつのこうせい』と入力してSpace キーを押して日本語変換した場合、「小説の校正」と一括して変換されますが、全体が2つの部分(文節)に分かれており、「小説の」の部分に太い下線が引かれています。つまり、現在はこの文節に注目しているわけです。
このことを以下の手順で確認してみましょう。

(注1) スクリーンリーダーの種類により説明の読み上げが異なります。

(注2) スクリーンリーダーの種類により説明の読み上げが異なります。

【ワンポイント1】 文章全体を変換した際、スクリーンリーダーの音声が最初の文節だけを読み上げることがあります。その場合も、右方向 キーを押すことで次の文節に移動してその部分を読み上げます。

【ワンポイント2】 左方向 キーを押すことで1つ前の文節に移動することができます。

(注3) 日本語変換システムがATOKの場合、Shift + 左右方向 キーを押して文節間を移動します。

1つ目の文節が変換された結果
2つ目の文節が変換された結果

文節の変更

日本語変換をした場合、思ったように変換されないことがあります。例えば『かれはいしゃになった』と入力して変換したとき、本当ならば「彼歯医者になった」としたいのに「彼は医者になった」と変換されてしまうことがあります。
この場合は左右方向 キーを押して文節を切り替えても「彼は」と「医者に」と「なった」との間を移動するだけです。
こうしたときには文節の区切りを変更して変換をやり直します。手順は以下の通りです。

(注1) スクリーンリーダーの種類により説明の読み上げが異なります。

【ワンポイント】 再変換で目的の漢字に変換できなかった場合は、Shift + 左右方向 キーを押して文節を1文字単位で変更しながら、文節が「はいしゃ」になったら再変換を行います。
ただ、スクリーンリーダーでの文節単位での読み上げは分かりにくい場合もありますので、音声での日本語変換はできるだけ短い単位で行うのがよいでしょう。

(注2) 日本語変換システムがATOKの場合、左右方向 キーを押して文節を変更します。

1回目の変換結果
文節を変更した後の変換結果

操作の結果はサンプルデータbunsetsu_kk.docx「文節の変換(結果).docx」をご覧ください。