Windows 10 エクスプローラー(ドキュメント)


Windows 10エクスプローラー(ドキュメント)

■ 画面全体の構成

エクスプローラーは、ファイルやフォルダーなどを管理するWindowsに標準で装備されているソフトです。
エクスプローラーの画面は、起動直後と同じで、全体の5分の4ほどを占めるメインの領域とその上下の領域から構成されています。
画面中央のメインの領域には、「ナビゲーション ウィンドウ」と「詳細ウィンドウ」が左右に配置されています。
画面の上から5分の1の部分には、帯状に上から下へ3つ、「タイトル バー」、「リボン」、そして「アドレス バー」と「検索ボックス」が並んでいます。
また、画面の最下部には、「ステータス バー」が配置されています。

起動直後の画面との違いは、「ナビゲーション ウィンドウ」で選択されている場所によって「詳細ウィンドウ」に表示される内容が変わることです。
起動直後は、「クイック アクセス」が選択されていますが、ここでは、「ドキュメント」が選択されている状態です。

Windows 10のエクスプローラーには、2つの「ドキュメント」があります。「PC」を開いたときに表示される「ドキュメント」と、「OneDrive」フォルダーの中にある「ドキュメント」です。ここでは、「PC」を開いたときに表示される「ドキュメント」の画面について説明します。

(注1)起動直後のエクスプローラーから、「ドキュメント」を選択するには、Shift + Tab キーを1度押して「ナビゲーション ウィンドウ」に移動してから上下方向 キーで「ドキュメント」に移動してEnter キーを押してください。 「ナビゲーション ウィンドウ」には、Tab キーまたは、F6 キーを複数回押して移動することもできます。


■ 構成要素の詳細説明

  1. タイトル バー
    タイトル バーは、ウィンドウの最上部の1行分の帯状の領域です。起動しているウィンドウのソフトウェアやプログラムの名称や状態を表示します。ここには、『ドキュメント』と表示されています。
    初期状態では、タイトルバーの左端には、小さな3つのアイコンとコマンド ボタンが配置されています。一番左側のアイコンは、画面のサイズ変更や移動、閉じるためのメニューのアイコンです。

  2. リボン
    エクスプローラーのリボンは、初期状態では最小化に設定されているので、タブのみが表示されています。
    左端に「ファイル」のアプリケーション ボタン、その右側にタブが表示されています。起動直後のエクスプローラーのタブは、左から「ホーム」、「共有」、「表示」の3つです。各タブを選択することで、タブの下に帯状にリボンのコマンド メニューが展開されます。選択したタブに合わせて、リボンの表示内容が変化します。
    リボンの右端には、「リボンの展開」、「ヘルプ」のコマンド ボタンが配置されています。

  3. アドレス バーと検索ボックス
    リボンの下には、1行分の幅で「アドレス バー」と「検索ボックス」が左右に配置されています。アドレス バーの左側には、フォルダーを移動するためのアイコンが3つ並んでいます。左から、前のフォルダーを表示(履歴を1つ戻る)アイコン、次のフォルダーを表示(履歴を1つ進める)アイコン、1つ上の階層のフォルダーを表示するアイコンです。
    アドレス バーには、選択しているフォルダーやファイルの場所が表示されます。ここには、『PC>ドキュメント』と表示されています。
    アドレス バーの右にある「検索ボックス」では、キーワードからフォルダーやファイルを検索することができます。

  4. ナビゲーション ウィンドウ
    ナビゲーション ウィンドウは、PC内のすべての場所を階層構造でツリー状に表示しています。ここから目的のフォルダーを展開してファイルの場所を開くことができます。 ここでは、「PC」の「ドキュメント」が選択されています。

  5. 詳細ウィンドウ
    ここには、ナビゲーション ウィンドウで選択したフォルダーやファイルの情報が表示されます。「PC」の「ドキュメント」が選択されているので、「ドキュメント」の内容が表示されています。
    (注2) 詳細ウィンドウに表示される内容は、PCの使用状況によって異なります。表示形式が「詳細表示」の場合は、「名前」、「更新日時」、「種類」、「サイズ」の見出しが最上部に表示されています。

  6. ステータス バー
    画面の最下部の1行分の領域です。ここには、選択しているファイルの数や合計サイズなどの情報を表示しています。
    左端には、詳細ウィンドウに表示されている項目の合計数、その右隣には、選択された項目の数とサイズが表示されます。右端には、画面のレイアウトを表している「詳細表示」と「大アイコン表示」のコマンド ボタンがあります。


■ キー操作

エクスプローラーを起動する (1) Windows ロゴ + E キー
(2) Windows ロゴ + T キーで「タスク バー」に移動してから、左右方向 キーで「エクスプローラー」を選択してEnter キーを押す
エクスプローラーを終了する (1) Alt + F4 キー
(2) Alt キーを押した後、F キーで「ファイル メニュー」を開き、C キー
(3) Alt + Space キーを押してからC キー
ドキュメントを表示する Tab キーまたは、F6 キーで「ナビゲーション ウィンドウ」に移動してから上下方向 キーで「ドキュメント」を選択してEnter キーを押す
(注3) 起動直後の画面では、Shift + Tab キーを1度押すことで「ナビゲーション ウィンドウ」に移動することができます。
画面の領域を移動する Tab キーまたは、F6 キー
(注4) Tab キーとF6 キーでは、移動する場所が異なります。「検索ボックス」に移動する場合は、Tab キーを使用してください。F6 キーでは、移動できません。
検索ボックスに移動する Ctrl + E キーまたは、Ctrl + F キーまたは、F3 キー
アドレス バーに移動する Alt + D キー
リボンの展開と最小化の切り替え Ctrl + F1 キー
リボンのコマンドを選択する Alt キーを押した後、左右方向 キーで「タブ」を選択してEnter キーを押した後、Tab キーでリボンのコマンドを選択
(注5) リボンが展開している場合は、Enter キーは不要です。
1つ上の階層のフォルダーを表示する Alt + 上方向 キー
前のフォルダーを表示する
(履歴を1つ戻る)
Alt + 左方向 キーまたはBackSpace キー
次のフォルダーを表示する
(履歴を1つ進める)
Alt + 右方向 キー
フォルダーやファイルのプロパティを開く 詳細ウィンドウに移動してからAlt + Enter キー
画面の最小化 Alt + Space キーを押してからN キー
画面の最大化 Alt + Space キーを押してからX キー
画面を元のサイズに戻す Alt + Space キーを押してからR キー
(注6) 最小化している画面を元のサイズに戻すには、Alt + Tab キーを押して「エクスプローラー」を選択してください。Windows ロゴ + Tab キーで起動画面の一覧を表示した後、左右方向 キーで「エクスプローラー」を選択してEnter キーを押しても表示することができます。