1−1 システム要件
Windows 8.1 が動作するためには、以下のシステム要件を満たしていることが必要です。
- CPU: PAE、NX、SSE2 をサポートする 1 GHz 以上のプロセッサ
- メモリ: 1 GB (32 ビット) または 2 GB (64 ビット)
- ハード ディスクの空き領域: 16 GB (32 ビット) または 20 GB (64 ビット)
- グラフィックス カード: Microsoft DirectX 9 グラフィックス デバイス (WDDM ドライバー付き)
- 特定の機能を使用するための追加要件: タッチを使う場合は、タブレット、またはマルチタッチに対応しているモニター
Windows ストアにアクセスしてアプリをダウンロードし、実行したりスナップしたりするには、アクティブなインターネット接続と 1024 x 768 以上の画面解像度が必要です
詳しくは、Windows 8 のシステム要件 - Microsoft Windowsをご覧ください。
1−2 Windows 8.1の特徴
Windows 8と比較して、Windows 8.1はいくつかの特徴があります。
ここでは、キーボードからの操作に関連する点をご紹介します。
- デスクトップにスタートボタンが復活
Windows 8では、それまでのWindowsにあったデスクトップのスタートボタンが廃止されましたが、Windows 8.1では、またデスクトップにスタートボタンが表示されるようになりました。 スタートボタンをクリックすると、Windows 8のときと同様にスタート画面が表示されます。Windows 7以前までにあったスタートメニューとは違いますが、右クリックすると、コントロールパネルなどの機能へのショートカットが表示されます。 - 起動後、すぐにデスクトップを表示可能に
Windows 8ではログインすると必ずスタート画面が表示され、デスクトップを使いたい場合は、毎回スタート画面からWindows ロゴ キーを押す必要がありました。Windows 8.1では、設定をすればログイン直後の画面をデスクトップ画面にできます。 - スタート画面のタイルの大きさが4種類に
Windows 8は、タイルの大きさが2種類でしたが、Windows 8.1ではタイルの大きさが4種類に倍増しました。 その他、アプリをインストールしたときに自動的にはスタート画面に追加されないようにもなっていて、Windows 8よりも自由にスタート画面をカスタマイズできます。 - いつでもすぐに使える「スマート検索」
いつでもチャームから検索し、パソコンの中だけでなく、マイクロソフトの検索サービス「Bing」を利用したインターネットの検索結果も見られる「スマート検索」という新機能を、Windows 8.1は搭載しています。 スマート検索の便利な点は、いつでも検索できることだけではありません。個人名や地名などを入力したときには、特別な形で適切な結果を表示する「ヒーローアンサー」機能など、適切な検索結果が表示される最新の機能を利用できます。 - 高速、高機能になった「Internet Explorer 11」
Windows 8.1では、標準のブラウザーが新バージョンの「Internet Explorer 11」になりました。従来のInternet Explorer 10からスピードがアップした他、Windows ストア アプリ版では、お気に入り機能をフォルダーで分類できるようになったり、サジェスト機能(検索キーワードを入力中に調べたい内容を推測し、キーワードを補完する機能)が加わるなど、大幅に機能が強化されています。 - 読み上げソフト「ナレーター」が機能アップ
音質が改善されたほか、読み上げの精度もアップしました。 - ナレーターの起動/終了が簡単に
ナレーターの起動/終了がショートカットキーで行えるようになりました。
起動: Windows ロゴ + Enter キー、終了: Ctrl + Alt +Esc キー
詳しくは、Windows 8.1 - Microsoft Windowsをご覧ください。