Windows 8上でのアプリケーションの起動方法はいくつかあります。
ここでは、操作に不慣れな場合の手順と、ある程度操作に慣れた場合の手順を説明します。
PC-Talkerでは、独自のメニュー「マイスタートメニュー」を利用することで、Windows 7に近い環境でアプリケーションを起動させることができます。マイスタートメニューを開くには、Windows ロゴ キーを押します。
詳しくは参考資料4 PC-Talkerのマイスタートメニューを利用する手順を参照してください。
3−1 デスクトップから起動する
PCの操作に慣れていない場合、できるだけ単純な操作にすることが求められます。Windows 7まではスタート メニューがあったため、そこから起動するのが最も簡単でしたが、Windows 8ではそれがなくなったため、デスクトップから起動する手順が分かりやすいと思います。
ただ、そのためには、あらかじめショートカットをデスクトップに作成しておく必要があります。
3−1−1 デスクトップにショートカットを作成する
デスクトップにショートカットを作成する手順は以下の通りです。
ここでは「メモ帳」を例に説明します。
- 1. Windows ロゴ キーを押して「スタート画面」に切り替えます。
- 2. Ctrl + Tab キーを押します。すべてのアプリが一覧表示されます。
(注) アプリは順不同に表示されています。 - 3. 下方向 キーを押して「メモ帳を起動」に移動します。
- 4. アプリケーション キーを押してコンテキスト メニューを開きます。
- 5. 左右方向 キーを押して「ファイルの場所を開く」に移動してEnter キーを押します。「メモ帳」の情報が表示されたダイアログ ボックスが開きます。
- 6. アプリケーション キーを押してコンテキスト メニューを開きます。
- 7. 上下方向 キーを押して「送る」に移動し、右方向 キーを押してサブメニューを開きます。
- 8. 上下方向 キーを押して「デスクトップ ショートカットを作成」に移動してEnter キーを押します。デスクトップに「メモ帳」のショートカットが作成されます。
3−1−2 デスクトップからアプリケーションを起動する
デスクトップに作成されたショートカットでアプリケーションを起動する手順は以下の通りです。
ここでは、上記で作成された「メモ帳」を起動します。
- 1. Windows ロゴ キーを押して「デスクトップ画面」に切り替えます。
- 2. もし、上記の手順で何も読み上げない場合は、Tab キーを 4 回押して「デスクトップの表示 」の次の項目に移動します。デスクトップに表示されているショートカットの一覧に移動します。
【ワンポイント】 Windows ロゴ + D キーでもデスクトップ画面に移動できます。 - 3. 上下左右方向 キーを押して「メモ帳のリストビュー」に移動してEnter キーを押します。「メモ帳」が起動します。
【ワンポイント】 デスクトップ内でのショートカットの位置は、キーボードからは指定できないため、よく使うショートカットの位置はあらかじめ確認しておくとスムーズに選択できます。
3−2 「検索ボックス」からの起動
PCの操作にある程度慣れ、キーボードからの文字入力もできるようになったら「検索ボックス」からアプリケーションを起動することもできます。
ここでは、Word 2013とメモ帳を起動する手順を説明します。
3−2−1 Word 2013の起動
「Word 2013」など、半角アルファベットで表示されているアプリケーションは以下の手順で起動します。
- 1. Windows ロゴ キーを押してスタート画面に切り替えます。
- 2. 『word』と入力します。「word」という文字列が含まれるアプリやファイルなどが一覧表示されます。
- 3. 下方向 キーを押して「Word 2013 を起動」に移動してEnter キーを押します。「Word 2013」が起動します。
【ワンポイント】 入力する文字列は「word」でなく、例えば「wo」などでも一覧が表示される場合があります。
3−2−2 メモ帳の起動
「メモ帳」など、日本語で表示されているアプリケーションは以下の手順で起動します。
- 1. Windows ロゴ キーを押してスタート画面に切り替えます。
- 2. 半角/全角 キーを押して日本語入力を「ON」にします。
- 3. 『メモ』と入力します。「メモ」という文字列が含まれるアプリやファイルなどが一覧表示されます。
- 4. 下方向 キーを押して「メモ帳 を起動」に移動してEnter キーを押します。「メモ帳」が起動します。
3−2−3 検索チャームからの起動
検索ボックスとは別に、Windows ロゴ + Q キーで開く検索チャームから起動させることができます。
ここでは「Excel 2013」を起動します。
- 1. Windows ロゴ + Qキーを押します。検索チャームが開き、エディット ボックスが選択されています。
- 2. 『excel』と入力します。「excel」という文字列が含まれるアプリの一覧が表示されます。
- 3. 下方向 キーを押して「Excel 2013を起動」に移動してEnter キーを押します。Excel 2013が起動します。
3−3 すべてのプログラムから起動する
PCに登録されているすべてのアプリを一覧表示させて起動させることができます。
- 1. スタート画面で、Ctrl +Tabキーを押します。すべてのプログラムが一覧表示されます。
(注) アプリは順不同に表示されています。 - 2. 上下方向 キーを押して開きたいアプリケーションに移動してEnter キーを押します。アプリが起動します。