Excel VBA 起動と終了

  1. VBEとは
  2. VBEの起動
  3. VBEの終了
  4. ファイルの保存
  5. Visual Basic Editorのウィンドウ画面

VBEとは

VBE(Visual Basic Editor)は、VBAを作成するための統合開発環境ソフトです。

VBEは、プログラムを入力・修正するためのエディタ機能を持ち、フォームの作成やソースコードのコンパイル、実行、デバッグ作業を容易にし、コード、フォーム、ワークシートなどを一括管理しています。


【ワンポイント1】 エディタ(テキストエディタ:Text Editor)

文字のみのテキストファイルを作成・編集するためのアプリケーションソフトです。Windowsに標準装備されている「メモ帳」が有名です。

【ワンポイント2】 コンパイル

プログラムは、人間が理解できる言語で書いてあるのでコンピューターが理解できる言語に変換する必要があります。この作業がコンパイル(翻訳)です。

【ワンポイント3】 デバッグ

プログラムは1回で正しく書くことはまれで、何らかのエラーが潜んでいる可能性があります。それがバッグ(虫)です。それを取り除くのがデバッグといわれる処理です。(デバッグの「デ」は接頭語で減ずるという意味があります)


VBEの起動

VBEを起動するには以下の2通りの方法があります。(2)を推奨します。

(1) リボンからVBEを起動する

ワークシート画面で、リボンからVBEを起動する場合、まず開発タブを表示させる必要があります。手順は次の通りです。

【ワンポイント】 1度開発タブを表示させた後は、8.と9.の処理のみで起動できます。

ショートカットキーでの起動

ワークシート画面上で、以下のショートカットキーで起動できます。

VBEの終了

VBEの終了は以下の手順で行います。

【ワンポイント】 VBEでAlt + F11 キーを押してもワークシート画面に戻るくとができます。

Excel事態の終了についてはExcel 2010の起動と終了を参照してください。


ファイルの保存

Excel 2010では、VBAを含んだファイルを保存する場合、ファイル形式を「Excelマクロ有効ブック」にする必要があります。手順は次の通りです。

【ワンポイント】 必要があれば保存するフォルダーやメディアを選択してください。


Visual Basic Editorのウィンドウ画面

VBE画面は、大きく分けて作業バーと作業ウィンドウに分けられます。

「作業バー」は、上から「タイトルバー」「メニューバー」「ツールバー」などが表示されています。これはほかのアプリケーションソフトと大体同じです。

「タイトルバー」には「利用ソフト名」「プロジェクト名」が表示されます。例えば「Microsoft Visual Basic − エクセルのファイル名」です。

その下に、一般的には4つの作業ウィンドウがあります。その画面構成はプロジェクトエクスプローラ、プロパティウィンドウ、コードウィンドウ、イミディエイトウィンドウです。

もし表示されていなければ表示しておいてください。

VBE画面を最初に表示したときは「プロジェクトエクスプローラ」「プロパティウィンドウ」だけの可能性があります。

VBEの画面

4つのウィンドウの表示方法


4つのウィンドウの使用目的の説明をします。

(1) プロジェクトエクスプローラ

 VBEでは,作成したモジュール、フォーム、レポートなどをプロジェクトとして管理します。これを管理するのがプロジェクトエクスプローラです。新しくモジュールを挿入したり,フォームを作成すると自動的にここに追加されます。クラスオブジェクト、標準モジュール、クラスモジュールが階層的に表示されています。

最初は3つのワークシートと1つのワークブックがツリー構造で表示されています。上下方向 キーで確認することができます。

各オブジェクトに対するコードウィンドウを表示したい場合は、表示したいオブジェクトを選択してEnter キーを押すだけです。

(注) オブジェクトとは、操作する対象になるものです。たとえば、ワークシート、ブック、フォームなどです。

コードウィンドウによく使う標準モジュールを追加するには「挿入」メニューの「標準モジュール」を選択して[Enter]キーを押します。

そうすると、プロジェクトエクスプローラの標準モジュールの下に「Module1」という名で追加されます。


(2) コードウィンドウ

今回学ぶVBAコードの作成/編集を行う場所です。ワークシート、フォーム、標準用にモジュ−ルが用意されています。プロジェクトエクスプローラからプロジェクト内容を、アプリケーション キーを押して、コンテキスト メニューを表示して、[コードの表示]を選択すれば表示できます。


(3) プロパティウィンドウ

オブジェクトのプロパティを管理しているのがプロパティウィンドウです。あまり使用しませんがモジュール名を変更するときに使用します。


(4) イミディエイトウィンドウ

プロシジャの実行結果や変数の値などを表示できます。使用方法は、直接イミディエイトウィンドウに計算式や関数を記述して基本操作を確認します。または、正常に稼動していないプロシジャの中で、「Debug.Print」ステートメントを入れて、途中結果をここに表示して動作確認をするために利用します。

(注) 2回目以降のVBE起動時、カーソルは前回終了した時点のカーソル位置にいます。


【便利なショートカットキー】 (各ウィンドウへの移動)


【重要】 4つのウィンドウの特性を覚えるために、上の操作を繰り返して、この4つのショートカットキーは必ず覚えてください。かつ、カーソルがどの場所に行くかも確認しておきましょう。