Excel 2010 書式のコピー・変更・解除

  1. 書式のコピー・貼り付け
  2. 書式の変更
  3. 書式の解除
  4. 書式のスクリーンリーダーでの確認

セルに設定した書式は、コピーや変更、また解除を行うことができます。

サンプルデータedit-format_es.xlsx「書式のコピー・変更・解除(演習)」を開きます。

書式のコピー・貼り付け

書式のコピーや貼り付けは「ホーム」タブのコマンド ボタンのメニューを利用して行います。

シート「書式のコピー・貼り付け」を選択します。

ここでは、セルA6からF6までに設定された以下の書式をA7からF13までに貼り付けます。

セル番地書式設定内容
A6横位置中央揃え
A6からF6フォントサイズ12ポイント
A6からF6罫線格子実線
B6からD6表示形式カンマつき数値
E6からF6表示形式小数点以下1桁のパーセント表示

ただ、複数の表示形式は複数のセル範囲に対して一度に変更できないので、表示形式ごとにコピーと貼り付けを行います。

(1) フォント・配置・罫線の書式をコピーする

まず、フォントと文字配置、そして罫線の書式をコピーします。

* アクセスキー: Alt H V R

(注) この操作を行うと、コピー先の行の高さもフォントサイズに合わせて自動的に調整されます。

【ワンポイント】 書式の貼り付けは「ホーム」タブの「貼り付け」メニューの中の「形式を選択して貼り付け」、またはアプリケーション キーを押して表示されるコンテキスト メニューの中の「形式を選択して貼り付け」にある「書式」を選択しても行えます。

(2) 数値の表示形式をコピーする

次に、セルB6からD6までに設定された数値の表示形式をセルB7からD13までにコピーします。

* アクセスキー: Alt H V R

【ワンポイント】 書式の貼り付けは「ホーム」タブの「貼り付け」メニューの中の「形式を選択して貼り付け」、またはアプリケーション キーを押して表示されるコンテキスト メニューの中の「形式を選択して貼り付け」にある「書式」を選択しても行えます。

(3) パーセンテージの表示形式をコピーする

次に、セルE6からF6までに設定されたパーセンテージの表示形式をセルE7からF13までにコピーします。

* アクセスキー: Alt H V R

【ワンポイント】 書式の貼り付けは「ホーム」タブの「貼り付け」メニューの中の「形式を選択して貼り付け」、またはアプリケーション キーを押して表示されるコンテキスト メニューの中の「形式を選択して貼り付け」にある「書式」を選択しても行えます。

コピー前の書式 コピーされた書式

書式の変更

セルに設定された書式の変更は「セルの書式設定」のウィンドウで行います。

シート「書式の変更」を選択します。

ここでは、以下の内容で書式を変更します。

(1) 「セルの書式設定」のウィンドウの表示

「セルの書式設定」のウィンドウを表示させるには以下の操作を行います。

【ワンポイント】 タブの切り替えは左右方向 キーを押すことでも行えます。

(注) 「セルの書式設定」のウィンドウを開いた直後では、まだ各タブのダイアログ ボックスは表示されていません。ダイアログ ボックスを表示させるには、各タブでTab キーを押す必要があります。

(2) 文字スタイルを「太字」に変更する

まず、セルA3からF3、セルA11からF11までの文字スタイルを「標準」から「太字」に変更します。

尚、「セルの書式設定」のウィンドウはショートカットキーで開いた場合で説明します。

(2) 横位置を「標準」に変更する

次に、セルA4からA10までの横位置を「中央揃え」から「標準」に変更します。

尚、「セルの書式設定」のウィンドウはショートカットキーで開いた場合で説明します。

変更前の書式 変更された書式

書式の解除

セルに設定された書式を解除するには「ホーム」タブの「クリア」のドロップダウン ボタンを利用します。

シート「書式の解除」を選択します。

ここでは、セルA3からF11までに設定された書式をすべて解除します。

解除前の書式 解除された書式

書式のスクリーンリーダーでの確認

セルに設定された書式をスクリーンリーダーで確認するには以下の操作を行います。

PC-Talker: 書式情報読み上げ Shift + Alt + F キー

PC-Talker: 配置情報読み上げ Shift + Alt + G キー

PC-Talker: 罫線情報読み上げ Shift + Alt + K キー

操作の結果はサンプルデータedit-format_kk.xlsx「書式のコピー・変更・解除(結果)」をご覧ください。