Word 2010 ヘッダーとフッター

  1. 「ヘッダー」と「フッター」とは
  2. 「ヘッダー」のドロップダウン メニュー
  3. ヘッダーに「資料名」と「日付」を表示する
  4. ヘッダーとフッター ツール デザインを利用した自由なフッター作成

「ヘッダー」と「フッター」とは

ヘッダーは本文の余白上部に、フッターは本文の余白下部にコメントやページ番号、資料名、ファイル名、日付、画像などを表示する機能です。
セクションを分ければ、途中からヘッダーとフッターの内容を変更することもできます。
偶数と奇数のページで使い分けることもできます。

余白については、「Wordの標準的な余白」を参照してください。

ヘッダーとフッターは印刷する場合に有用な情報として利用できます。例えば、ヘッダーに「第二章 目的の説明」と記載すれば、現在のページがどの部分かがわかります。また、文書作成中の場合は、ファイル名や印刷日時をヘッダーに表示すれば、何度も印刷する場合、どれが最新なのかなどがわかります。
ヘッダーとフッターは「挿入」タブの「ヘッダー」と「フッター」のドロップダウン ボタンを使用します。

リボンの「挿入」タブ

「ヘッダー」のドロップダウン メニュー

「ヘッダー」のドロップダウン ボタンを実行して開くドロップダウン メニューは下方向 キーを押せば、すべての項目を利用できますが、視覚的にはいくつかのグループに分かれています。
上部には、「組み込み」グループでギャラリーに登録されているテンプレートがあります。下部には、「Office.comのその他のヘッダー」「ヘッダーの編集」「ヘッダーの削除」および「選択範囲をヘッダーギャラリーに保存」があります。

* アクセスキー: Alt N H

初期状態での上部についていくつか紹介します。

「ヘッダー」のドロップダウン メニュー

【ワンポイント】 「ヘッダーとフッター」にはページ番号を入れる機能もあります。操作方法については「ページ番号の挿入」を参照してください。

ヘッダーに「資料名」と「日付」を表示する

ここでは、「ヘッダー」のドロップダウン メニューにある「エクスポージャー」を使用してヘッダーに任意の資料名と今日の日付を表示します。

(注) 「エクスポージャー」は左端に「文書のタイトルを入力」のフィールド、右端に「日付を選択」のフィールドを持つテンプレートの名称です。

エクスポージャー

サンプルデータheader-footer_es.docx「ヘッダーとフッター(演習).docx」を開きます。

このファイルには、ヘッダーとフッターがついていません。余白の大きさをわかりやすくするため、本文は「□」(四角)で埋めています。

* アクセスキー: Alt N H

「日付を選択」のフィールド

ヘッダーとフッター ツール デザインを利用した自由なフッター作成

ここでは、「ヘッダーとフッター ツール デザイン」タブを使用して、印刷した時刻とファイル名をフッターに表示します。

* アクセスキー: Alt N O

「ヘッダーとフッター ツール デザイン」タブ

「フッターの編集」

「日付と時刻」のダイアログ ボックス

「日付と時刻」のダイアログ ボックス(西暦)

【ワンポイント】 この時刻は自動更新されるので、印刷するとその時刻がフッターに表示されます。日付と時刻を表示したい場合は、「表示形式」のリスト中で該当する項目を選択します。

「クイックパーツ」のドロップダウン メニュー

「フィールド」のダイアログ ボックス

操作の結果はサンプルデータheader-footer_kk.docx「ヘッダーとフッター(結果).docx」をご覧ください。