Word 2010 文字列のコピー・切り取り・貼り付け・削除

  1. 文字列のコピー・切り取り・貼り付け
  2. 文字列の削除
  3. Office クリップボード

文字列のコピー・切り取り・貼り付け・削除

文字列のコピーや切り取り、貼り付け、そして削除は、文章作成の際に不可欠な操作ですが、Word 2010では以下のキー操作により行います。

サンプルデータcopy_es.docx「文字列のコピー・切り取り・貼り付け・削除(演習)」を開きます。

文字列のコピー・切り取り・貼り付け

文字列のコピーや切り取りは以下の手順で行います。
尚、コピーと切り取りの違いは、コピーがコピー元の文字列を残すのに対し、切り取りは切り取り元の文字列を残しません。
また、コピーや切り取りを行った文字列をほかの場所に貼り付ける方法は2つあります。
1つは、コピーや切り取り元文字列の書式などを含めてそのまま貼り付ける方法と、もう1つは、形式を指定して貼り付ける方法です。

(1) コピー・貼り付け

コピーした文字列を書式などを含めた形で貼り付けるには以下の操作を行います。

* アクセスキー: Alt H C

【便利なショートカットキー】
  コピー: Ctrl + C キー

* アクセスキー: Alt H V P

【便利なショートカットキー】
  貼り付け: Ctrl + V キー

(2) 切り取り・形式を選択して貼り付け

コピーや切り取りを行った文字列を指定した形式で貼り付けることができます。
ここでは「切り取り」と書かれている下の「切り取りたい文字列」を切り取って、書式なしのテキスト形式で貼り付けてみます。

* アクセスキー: Alt H X

【便利なショートカットキー】
  切り取り: Ctrl + X キー

* アクセスキー: Alt H V S

(注) 「形式を選択して貼り付け」には「テキスト」のほか、文字列を貼り付ける形式として「リッチテキスト形式(RTF)」や「Unicode テキスト」などがあります。
リッチテキスト形式は、Microsoft社が策定した、文字の大きさやフォント、文字飾りなどの情報を埋め込むことができる文書形式です。
また「Unicode テキスト」は、文字コードの規格の1つで、世界中のすべての文字を共通で扱えることを目指しており、英数字以外の文字を扱うときの互換性を高めることが期待されていますが、必ずしも充分に普及しているとはいえない状況です。

【ワンポイント】 コピー・切り取り・貼り付けなどの操作は、アプリケーション キーを押して表示されるコンテキスト メニューを利用しても行うことができます。

文字列の削除

文字列の削除は以下の手順で行います。

(注) PC-Talkerでは、Delete キーを押して削除した場合、削除された文字列の次の文字を読み上げます。

Office クリップボード

Office クリップボードは、コピーした文字列やグラフィックなどのアイテムを複数格納できる場所で、これらはすべてのOffice プログラムを終了するか、Office クリップボードから削除するまで、いつでも貼り付けなどの操作のときに利用することができます。
すべてのOffice プログラムを終了すると、最後にコピーしたアイテムのみがOffice クリップボードに残ります。また、コンピューターを再起動すると、Office クリップボードのアイテムはすべて消去されます。

(1) Office クリップボードの利用

Office クリップボードに格納されたアイテムを利用して貼り付ける手順は以下の通りです。ここでは、サンプルデータの「コピーしたい文字列」と「切り取りたい文字列」を貼り付けます。

(2) アイテムの削除

Office クリップボードに格納されているアイテムを削除する手順は以下の通りです。

操作の結果はサンプルデータcopy_kk.docx「文字列のコピー・切り取り・貼り付け・削除(結果)」をご覧ください。