立体コピー機購入のためのご寄付のお願い
目標額:30万円 達成額 489,000円
★ おかげさまで目標を達成しました!!
多くのご支援に感謝します。
目標額を超えた分については、立体コピーを
活用した教材づくりに活用させていただきます。
SPANでは立体コピー機の導入を計画してきました。これは、専用の用紙に熱を加えることで黒色の部分が盛り上がり、これにより、視覚障害者が指で触れることで、PCの画面のレイアウトや紙に書かれたものの内容など、音声では得られない情報を得ることができます。
機種は、当初、別のものを考えていましたが、ご寄付が目標額を上回ったことから、検討の結果、立体イメージプリンター『EasyTactix』を導入することとしました。
当初計画の機種が190,000円(税別)なのに対し、EasyTactixは298,000円(税別)です。
立体イメージプリンター イージータクティクス(EasyTactix)
*製造元の株式会社SINKAのWebサイトが制作中のため、株式会社アメディアのページをご案内しています。
この機種の特徴は以下の通りです。
- パソコンから直接立体資料が作成できる
- 専用用紙にインクジェットプリンターでカラー印刷した資料を立体化できる
- 付属のMicrosoft Word・Excelに対応した点字変換ソフトを使用すれば、点字文書が一緒に作成できる
そして、新型コロナウイルスの影響で遅れていた納品が6月9日に完了し、6月14日(土)に、メーカー担当者による説明会と第1回の勉強会を開催しました。
今後、勉強会を行いながら、質の高い立体資料作成の準備をしていきます。
そして、できるだけ早く立体資料を皆様に提供していけるよう努力してまいります。
なお、より質の高い立体資料を作成するため、インクジェットプリンターの更新も行い、こちらも6月に納品を完了しました。
当初の予定がすっかり遅くなり、私どもの趣旨に賛同してご寄付をいただいた皆様、そして関係者の皆様にご迷惑をおかけしていること、申し訳ありません。
ご寄付お願いの趣旨
いつも私どもSPANの活動にご理解とご支援をいただきありがとうございます。
おかげさまで、活動の幅も広がり、特に就労支援については、在職者訓練のほか、訪問型職場適応援助者(ジョブコーチ)の支援も開始しました。
また、SPANが開催する各種講座にはたくさんの方に参加していただき、そうしたみなさんとの間で新たなコミュニケーションを作ることができました。
そうした講座や職業訓練の中で、PCの画面のレイアウトや、印刷した状態を知りたいという声が多く寄せられています。
現在は、それらを言葉で説明して理解していただくようにしていますが、なかなかうまく伝えられず、限界を感じています。
PCスキルの向上には、画面のレイアウトや印刷した状態を理解することが大変重要なポイントですが、現在のSPANではそれに応えることができていません。
しかし、立体コピー機があれば、こうした希望に応えることができます。
そうしたみなさんからの声に少しでも応えるため、今回の立体コピーの購入となったわけです。
これが実現できれば、レイアウトを知りたいと思えば、すぐに立体コピーにかけて、触覚で確認していただけます。
どうぞ、この趣旨をご理解いただき、皆様のお力をいただければ幸いです。